オカルト哲学 4-14

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悪霊を魔術の円へ召喚する方法


 そして、我々が悪霊を円へと召喚する場合には、まず最初に呼び出す霊の性質と、同意する諸惑星、そして諸惑星から何の権能が霊に与えられているのかを、よく考慮し知るべきである。それらを知った後には、この召喚に正当で適している場所を探すようにせよ。それらは、諸惑星の性質や、霊の権能の質に合っていて、なるべく近いものにする。例えば、その霊の力が海、川、洪水を司るものならば、場所は沿岸で選ぶという風にである。それから適切な時間を選ぶが、それらは風の性質が穏やかで晴れて静まっていて、霊が体を得るのに適しているものであるのと同時に、惑星や霊の性質にも合っていて、それらが支配する日、時間にする。それらは星々や霊らが求めるのに応じて、フォーチュンに合っていたり外れていたり、時には昼間に、時には夜になるだろう。これらを全て考慮した後は、召喚者を守護し、霊らを拘束するために選んだ場所に円を描く。そして円の中には、普遍的な神名と我々を守護するものも書き、さらにこの惑星と霊の権能を支配する神名らもである。また円の中には規則をもたらし、呼び出す予定の霊を拘束する事の出来る善霊らの名前も書く。そして我々が円をより防衛を高めて強めたいならば、作業に適したペンタクルや印章も加えるであろう。さらに望むならば、円の内側か外側に、角のある図形も置いて、さらに作業に一致する都合の良い数も記す。それらは数や図形に従って知るであろう。それらについては、我がオカルト哲学の第2の書で充分に述べている。さらに召喚者は惑星と霊の性質に従って造られた灯り、香、聖油、薬も用意する。それらは部分的には、その自然と天空の性質から霊と同意し、部分的には宗教的や迷信的な崇拝を霊に示すものにする。それから召喚者とその仲間らは、必要なものや防衛のための聖なる、聖別された物で自らを満たすようにする。さらに、霊らを縛り制約するものもである。それらは、聖なる紙、ラメン、絵、ペンタクル、剣、王錫、都合の良い材質や色の衣といった類である。そしてこれら全てを用意したら、師とその弟子らは円の中に入り、まず最初に円そのものを聖別し、それから用いる道具全てに行う。それらを適切なしぐさや顔つきにより行うと、大声で祈りを唱えよ。まず最初に神への懇願の祈りをし、それから善霊らへと懇願する。そして守護のための祈り、詩篇、福音書を読むつもりならば、この最初の時に行う。そして祈りと懇願を終えたら、神の権威と力を祝するとともに、温和で愛らしい呪文により、世界の全ての端より望む霊の召喚へと入る。


 そして、少し休むようにして、周囲を見渡し、霊が現れているかを確認する。そして霊が現れるのを遅らせているならば、再び上記の召喚の呪文を唱える。3回唱えても霊が頑固で現れないならば、神力による強制の召喚、霊の性質や権能と同意する全ての神の記念を唱える。そして同じものを3回ずつ唱え、徐々に強力なものにしていき、まずは叱責の言葉、次には侮辱、そして呪いと懲罰、霊の権能と力のはく奪と続いていく。


 そして、これら全ての呪いを唱えたならば、しばらく休み、周囲を見渡して霊が現れていたならば、召喚者は霊の方へと向いて、丁重に扱い、真剣に対処し、まず最初に霊の名前について聞くようにする。そして別の名前でも呼ばれているかも尋ねて、さらに次には召喚者が望む事について尋ねる。そして霊が頑固さを示したり嘘をついたりしたら、都合の良い呪文により拘束するようにせよ。そして嘘をついているか汝が疑いを持ったならば、聖別した剣を円の外へと伸ばして、三角形や五芒星の図形を空中に描き、霊にそこに入るように命ぜよ。さらに霊から何らかの約束を受け取り、それらは誓約で確証する必要があるならば、円の外側へと剣を伸ばして、霊に剣に手で触れて誓いをするように命ぜよ。


オカルト哲学 4-15
↑ オカルト哲学 第四の書