ディーの日記 1583年4月15日

ページ名:ディーの日記 1583年4月15日

1583年4月15日 月曜日


 午後の4時半ごろに、エドワード ケリーが(ロアゲトの書の)地の霊らについて書かれた18番目の見開きについて平明に自らで読みつつ、同時にそれらを書いていると、突然に彼の傍に3、4体の霊的な生き物が現れた。それらは労働者のようで、手には犂を持ち、彼らの髪は耳まで垂らしてあり、かん高い声でエドワード ケリーに、何を持っているか、彼らを何のために呼んだかと尋ねた。ケリーは呼ばなかったと答えると、彼らは呼んだだろうと答えた。そのため余は彼らが嘘をついていると言い、彼の意図は彼らを呼ぶのではなく、書を読んで、それをそのまま書き記すのみであり、それらの感覚を知覚するためにこの祈りを読む者が、実際には祈っているとは限らないと述べた。ケリーはもう読むのを止めて、余は彼らをこの場所から取り去るべく、我が机(ここに、彼が書くために余は紙を広げていた)より紙を取って、暖炉の近くにある緑色の椅子へと置いた。すると、ケリーが叫び、彼らは今彼をつねって、左腕をねじって折ったと述べた。そして彼が腕を裸にして見せると、そこには上腕と下腕の両方にグロート銀貨ほどの大きさの以下のような2つの円があった。



 これらはとても赤くなっていて、余がこれらを見て、杖を探した。その間、彼らはケリーを襲い、彼は立ち上がり余に向かって叫び、彼らは私に向かって飛んでくると述べた。そしてケリーは彼が座っていたスツールを、彼らとの間に置いた。だがなおも彼らはケリーに向かっていこうとしたり唸ったりしていた。そして余はケリーに、どこに彼らはいるのか尋ねて、彼はその場所を指さした。そこで余は杖を取り、その場所へと向かい、イエスの御名により乱暴者らに去るように命じ、十字を切って彼らを打った。すると彼らは去っていったのである。


 全ての感謝を、その御名が世々限りなく称えられる、唯一の全能で永遠の神に。アーメン。


ディーの日記 1583年4月18日
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