オカルト哲学 4-3

ページ名:オカルト哲学 4-3

文字(印章)を造る方法について


 次に、我がオカルト哲学 第3の書で説明したような儀式全ては、あらゆる言語の文字により造られるであろう。私が上記で述べたように、これらの中には、神秘的で神的な数、序列、図形がある。それらとともに、霊は神名により呼ばれる。だが他の文字は善や悪の霊自身の名前から、この目的のために造られた図表により見つけられている。


 次に、これらの天の文字は線と頭(の図形)により構成される。そして頭は諸惑星を含めた星々の6つの大きさに従って6種類ある。第1の大きさは、太陽あるいは十字である。第2は木星あるいは円の点である。第3は土星あるいは半円、三角形で、丸かったり鋭かったりする図形である。第4は火星あるいは線を貫く小さな刎ねで、正方形、直線、斜線のものである。第5は金星と水星あるいは上昇したり下降したりしている小さな刎ね、点である。第6は月あるいは黒く塗りつぶした点である。これら全てについて汝は以下の図で見るであろう。頭は天の図(ホロスコープ)の星々の位置に従って置かれ、それから、(星々の)性質に適合したり同意したりするものに従って、線が引かれる。これにより汝は恒星について理解した。だが惑星はその高揚に従って線が引かれ、頭はその軌跡と性質に従って置かれる。



 それゆえ、文字は天の像にて、いずれかの宮のフェイスの角度にて上昇する同じ大きさと性質で構成される星々から見つけられる。それからこれらの星々は、その場所と序列に従って配置され、その像が表す類似性に従って線が引かれ、同様に多く行える。


 だが、霊の名前から取り出す文字は、以下の図から、名前のあらゆる文字が同意するものを選ぶ事で構成される。これは一見して容易に見えるが、実際には簡単ではない。名前の文字が、文字や図形の線に落ちると、我らはどの図形あるいは文字を取るべきかを知る。そしてこれは以下の様にして知るだろう。文字が図の文字のどこに落ちるには、この文字が名前のどの順番にあるか、2番目とか3番目とかを数える。それから、名前が含む文字の数を5つとか7つとか調べる。それから両者の数を足して*1、結果を3倍にする。それから、図の文字の始まりより、このアルファベットの順番に応じて数え上げていく。そして最後に止まった場所の文字が、この霊の文字となるであろう。だが、名前の文字が図形のアルファベットの範囲外へと落ちるならば、以下の方法で働くであろう。名前にあるこの文字の数を数えて、このアルファベットの中でこの文字の順番の数を足す。そしてこの共に足したものを、9で割る。その残りが、この印章に置くべき図形あるいは数である。そしてこれらは、幾何学模様や算術の図形のいずれかであろう。だがいずれにせよ、これは9の数、9度を超える事は無いのである。


善霊の印章


単純な点 丸 星形
垂直線 横線 斜め線
曲線 波線 ギザギザ線
交差線 さらに繋がる 接続した図形
単純に交差した斜め線 混合 多数の交差
右側に直角 左側に 中性
全体の図形 壊れた図形 半分の図形
組み合わさ文字 付着した文字 分離した文字



悪霊の印章


直線 曲がった線 反射する線
単純な図形 貫かれた図形 壊れた図形
正しい文字 左右対称の文字 逆向きの文字
炎 風 水
塊 雨 粘土
飛ぶ生き物 這う生き物 蛇
目 手 足
王冠 兜 角
王錫 剣 鞭



 だが他にも霊が啓示する事で理解する文字もあり、それらから彼らの性質を得る。これらは、過去も現在も特定の隠された印であり、神性と調和させ、契約、約束、信仰の誓いや、服従の印であったりするからである。そしてこれらの文字は他の手段によっては得られないのである。


オカルト哲学 4-4
↑ オカルト哲学 第四の書


*1 原書のラテン語ではmultipliceturとあるが、掛け算をすると数が多くなりすぎて多くの場合に範囲外となるので、足すの意味であろう。まだこの時代、数学の表記は安定しておらず、掛けると足すの両方の意味で使われていた。