ディーの日記 1583年4月3日 後編

ページ名:ディーの日記 1583年4月3日 後編

同日 午後5時15分


 かなり長い間、幕は降ろされたままだった。それから取り去られた。まず最初に、火が水晶玉から出てケリーに入ってきた。そして多くの声が同時に述べた。


声「これは良きものである、神よ。御身はそれ自身が良きものだからである」
別の声「そして大いなるものである。なぜなら、それ自身の大きさからである」
声「Adgmach adgmach adgmach(=大いなる栄光)」
大いなる声「我は在りて、この場所は聖なるものである」
声「Adgmach adgmach adgmach hucacha」


 それからエドワード ケリーはこれまでのように以下の行を読んだ。


 21. Padohómagebs(Padohómaghebs) galpz arps*1 apá nal Si. gámvagad al pódma gan NA. vr cas nátmaz ándiglon ar’mbu*2. zántclumbar ar noxócharmah. Sapoh lan gamnox vxála vors. Sábse cap vax mar vinco*3. Labandáho nas gampbox arce(Arse). dah gorhahálpstd gascámpho*4 Ian ge. Béfes argédco*5 nax arzulgh*6 orh*7. sémhaham*8 vn’cal laf garp oxox. Loangah*9.


 今、ラファエル(神の癒し)か、彼に似たような者が現れて言った。


ラファエル「汝が神と共にあらんことを。諸君ようこそ。
 我は汝の病(欠点)に打ち勝つ薬である。そして、我は教え導く者である。汝がこれからの事で2重の繰り返しを用いるなら、汝は書くのと行うのを同時になすべきである。人の性質では、それらは行えまい。困難が多すぎて、汝の力ではそれらに打ち勝つ事は出来まい。書く時には、実践に入るまでは声を出して読んではならない。望む全ては、汝の前に開かれるであろう。汝を(神とともにここにて)見つけた場所で、我は汝をそのままにしよう。心地よい教授は必要な薬である。さらばだ」
ケリー「ラファエルが喋っている間、書と椅子、残りのものが全て見えるようになりました。そして彼はひれ伏しました」


 エドワード ケリーは水晶玉の遠くに多くの群衆がいるのを見た。彼らは全て水晶玉の近くへと来て尋ねた。


群衆「今、何か? Vors mábberan(=今、どうするのか? すなわち、汝は我らとともに何を行うのか?)」


 余が(神の力、知恵について)述べ始めると、彼らは全ては余の神への助けを求める祈りを遮って、我らは行く、我らは行くと述べた。そして、彼らは去っていった。それから、書と残りのものは再び現れた。


声「さらに1つ汝らに語るべき事がある。神が述べた事を尋ねるなかれ。ただ汝の心から書き記すのだ。それは真実だからだ」
ディー「では主よ、必要なものを充分に知覚出来るように、我が聴く力を鋭く強めたまえ」
ラファエル「それは汝と共にあろう」


 それからエドワード ケリーは、以下の様に読んだ。


 22. ors lah gemphe nahoh ama-natoph des garhul vanseph iuma lat gedos lubah aha last gesto Vars macom des curad vals mors gaph gemsed pa campha zednu ábfada máses lófgono
Luruandah(Larvandah) lesog iamle padel arphe nades gulsad maf gescon lampharsad surem paphe arbasa arzusen agsde ghehol max vrdra paf gals macrom finistab gelsaphan asten Vrnah*10.


声「汝が書き記したものは全て真実である」
ディー「余は心から神に感謝します。また必要とされたのも上手くいっている事に」


 23. Asch val íamles árcasa árcasan arcúsma íabso gliden paha pacadúra gebne(Iebne) óscaroh gádne au(Af) arua las genost cásme palsi uran vad gadeth axam pambo cásmala sámnefa gárdomas árxad pámses gémulch gapes lof lachef ástma vates(Bates) garnsnas orue gad garmah sar‘quel rúsan gages drusala phímacar aldech oscom lat garset panóston*11.


 24. gude laz miz lábac vsca losd pa Cópad dem sebas gad váncro umas ges umas umas ges gabre umas umáscala um’phazes umphagám maaga mosel iahal loges(Loghes) vapron fémse dapax orgen(Orghen) láscod ia láscoda vága am lascafes iarques préso tamísel vnsnapha ia dron goscam lápe voxa chimlah aueaux losge auióxan lárgemah.


 25. zureth axad lomah ied gura vancrásma ied sesch lapod vonse avó avé lamsage zimah zemah zúmacah Vormex artman voz vozcha tolcas zapne zarvex zorquem allahah gibúrod(Ghibúrod) Ampátraton zimegauna(Zimegafna) zonze zámca aschma(Askma) vlpa tapa van vorxvam drusad Caph castárago grúmna can‘caphes absacáncaphes zúmbala teuort granx zumcot lu graf saxma Cape.


 26. Col age lam gem fam tepham vra ap du ca sampat vóxham Lúnzapha axquem Bobagélzod gaphémse lan’se agni cam setquo teth gaphad oxámarah gímnephad vox’canah vrn dage(Daie) paphcod zámbuges zambe ach oha zambúges gásca lunpel zadphe zómephol zun zadchal ureseh varún pachádah gusels vx amna pa granna oh vz


ディー「徐々に日が暮れてきて、余の家族が夕食へと降りてくるのを期待するだろうと考えました。そのため、差しさわりが無ければ、余らは去りたいですが、今が良い機会のように思えます」
声「gemeganza(汝らは行くべきである)」


 余らが会合を終わった後、エドワード ケリーと議論をした。彼は約束(された書)についての理解を多く語れ、技量があるように見えた。そしてこれらがいかに良き天使らに属するかについて宣言をし始めた。だが、突然に火が彼の目から出て再び水晶玉へと戻った。すると、彼はもう何も言えなくなり、わずか5、6分前に聴いたり見たり理解した事を何も覚えていなかった。


ディー「生ける真理で全能の我らが神に、全ての誉れ、感謝が今も永久にあらんことを。アーメン」



ディーの日記 1583年4月4日
↑ ディーの日記


*1 ディー注。archのように読む。
*2 ディー注。書の前に光の柱が立つ。
*3 ディー注。vincoの中のvinは、2つのiがあるかのように長く発音する。(と余白にあるが、線で消されている)
*4 ディー注。あるいはgáscampho。神がルシファーになぜ汝はそうしたのかと言ったように。この言葉には64の語義がある。
*5 ディー注。謙虚さと三位一体への崇拝とともに、我らは汝(Befafes)を召喚する。
*6 ディー注。これはBefafesに対する霊の名前である。
*7 ディー注。(余白に)Befesは、Befafesの呼格である。(略)
*8 ディー注。この言葉には72の語義がある。
*9 ディー注。2つの音節がある。
*10 ディー注。これらの55の言葉は49の正方形の場所にあるのに注意せよ。55の言葉のうちに、ors lah, ama natoph, gedos lubah, vals morsという風に、1つの正方形の中に2つの言葉があり、surem paphe arbasaのように3つの言葉が入っているものもある。
*11 ディー注。最後の前には点は無く、これらは良き天使らのとても好ましい集まりである。それらの前には、創造と破壊の天使などの前触れがあった。