モーセの第6 7の書の引用

ページ名:モーセの第6 7の書の引用

第6と7のモーセの書の魔術カバラからの引用


S.Tz.Nにより、クタン・サマリア語から英語へと訳される


1726年


訳者の序文


 本書の元の古文書は多くの部分で不完全なものであり、この訳は元の書、その文章の純粋性に従って行われねばならなかったので、この文書のみでは(魔術儀式を)理解するための利点を得られず、落ち着きと確信を持って実践を完成させる事が出来ない。一方で訳者はこれらの存在を正直に召喚する誰もが、不幸になったり、古き蛇(サタン)に欺かれたりはしないだろうと信じる。避けられない運命が他のエクソシズムに落ちるとしても、この実践者は快活で安全に動けるであろう。なぜなら、神の天使らのみが、実践者から求められた使いを果たすからである。


入り口の玄関


 この光と高次の知恵の稀で永遠の記念碑の言語と文書は、サマリアの部族カタンからもたらされたものである。この部族はタルムードではカルデア方言でクティムと呼ばれ、また嘲りの精神からそう呼ばれていた。彼らは妖術師と呼ばれたが、それは彼らがその故郷クテュアーで、そして後にはサマリアで第6と7のモーセの諸書、すなわちカバラや高等魔術(列王記)を教えていたからである。カスパール、メルキオール、バルタザール、彼ら選ばれた大祭司らは、東方のマギらの間でも輝ける例である。彼らは王にして教師であり――この栄光の知識の最初の神官・教師であり、彼らからサマリア・クタンは始まっている――、彼らがネルガルと呼ぶ光の泉のこれら全能の神官らは、タルムードの言い伝えによれば、ジプシー(ロマ人)の起源であるが、ジプシーらは退廃していき、これらの原初の力の聖なる祝福を失っていったのである。


入り口の法


 1. 汝は聖別された光の神殿に入る前に、汝の魂と肉体を13日間清めなくてはならない。
 2. 新たな契約、すなわちキリスト教徒の兄弟、弟子として、汝は3人の王ら――カスパール、メルキオール、バルタザールの栄光のために聖餐(ミサのパン)を受けなくてはならない。
 3. 汝の祭司の奉仕にて本書を用いるたびに、3つの聖なるミサを読まねばならず、さらに同時に、3人の栄光の王らに汝の意図が向けられるようにせよ。
 4. 天使や霊らを呼ぶための雄羊の角笛を手に入れよ。この角笛には聖なるミサで汝の意図を含ませるようにする。
 5. 汝は1スパンの幅と長さのあり、12使徒の名と、シェム ハ=メフォラシュの5つの御名が書かれた羊皮紙の胸甲を身に付けねばならない。これらの名の順番は最後のページに書かれたようにする。
 6. 白い紙か空色のシルクの上で、汝の周囲に円を描く必要がある。この円周は13フィートにし、それぞれのフィートの間に、「Moseh Messias Aron Jehova Adonai Jesus Christus Caspar Melchior Balthasar Al Al Al」の名前が書かれねばならない。
 7. それぞれの名前の間には、汝は剣の聖なる象徴、すなわち


 を書かなくてはならない。
 8. 胸甲には、聖なるミサの意図を含まねばならない。
 9. 3人の王らの聖水と、3つの燃える小蝋燭により聖別してから、汝は最後に本書、角笛、胸甲、円へ、良く選んだ神秘的な儀礼を読み、祝福を唱えなくてはならない。
 10. 汝は単独で行うか、2人の仲間とともに行う。昼と夜のいずれでも行えるが、常に月の1日から13日までにし、13日目の昼か、新月か満月の夜に、土星、火星、木星が天に見える日に、個人か仲間らと共にこのエクソシズムを行う。
 11. 汝は常にシオン(エルサレム)か、太陽が昇る方角に向いて行う。
 12. 本書を否定したり、弾圧したり、盗んだりした者は、カインのように永遠の罰を受け、神の天使はその者から去るであろう。


導入と始まり


モーセの胸甲


 シェドゥシ、ウェドゥイ、ティウィシ*1――我は罪があり、罪びとである。


 祈り――我ら全ての永遠なる神よ、我らが神よ、我が声を聴き、許し、慈悲を与えたまえ。我が祈りを慈悲と喜びとともに受け入れたまえ。我は罪があり、罪を犯し、御身の前に罪びとである。この地で御身を不快にした事を我はなした。御身の大いなる御名のために、我が若い頃から御身に反してなした全ての罪を許したまえ。大いなる勝利者、畏れるいと高き神、永遠なる主、万軍の神よ。その全ての聖なる御名により、我がなした過ちを正したまえ。


モーセとアロンの兜


 ウェチュツ、トゥカイ、ベスシュフ、グタル――我に罪あるなら、我はこの大いなる角笛を吹かん。


 ここで、角笛を東西南北のそれぞれに3回吹く。
 旧約の雄羊の角笛は、全能、浄化、あるいは美、真理、聖の象徴だったからである。


アロンの胸甲


 デフツ、エウサルツ、ベシォラム――汝が罪あるなら、我は平和のうちに罪びとである。


 祈り――主よ、諸王の王よ。聖にして称えられるは、父なる神、子なる神、聖霊なる神、三位一体の神である。
 御身の力と義により、縛られた者らを解放し、御身の民の祈りを受け入れ、我らを強め、清めたまえ。畏るべき英雄よ、我らは御身の御名のみを称える。御身の目に映るリンゴのように、我らを守り、祝福し、清め、慈悲と正義により常に報いたまえ。力ある聖なる主よ、その大いなる善とともに、御身の集会に報いたまえ。唯一にしていと高き神よ、その聖なる御名とともに、御身の民の前に現れ、我らの祈りを受け、覚え、我らの叫びを聞きたまえ。全ての秘密を知り、我らの望みを知る者よ!


 ここで、角笛を先のように吹く。


モーセの魔術の律法


 クタ・アル、レウワト――我らは大いなる者! 我らの心は!


 祈り――主よ、立ち上がりたまえ。それにより、我が敵らは滅び、逃げ去り、御身を憎む者らは煙のように散らされよう。蝋が火の前で溶けるように、全ての悪しき者らは神の前にて滅び酔う。神は汝に王国を与えたゆえに。その怒りを彼らに注ぎ、その怒りで抑えつけ、豹と蝮の上に立ち、獅子と竜を従わせたまえ。神と共にある限り、我らは大いなる事柄をなせるゆえに。神は彼らを我らが足元へともたらすであろう。


聖堂の器


 アル、アル、アル。起き上がれ、汝永遠の天使よ!


 これは、大声で、また角笛の象徴を通じて、3回繰り返すべきである。この天使は聖所に属するからである。


 祈り――御身は過去、現在、未来も旧約、新約の中にあり! 永遠なるイェホヴァ、イエス キリスト、メシア、全ての美、真理、聖なる方よ、旧約と新約の全ての愛と慈悲ある方よ。御身は天と地が去っても、私の言葉は消え去らないと述べた。また、私は旧約を滅ぼすためではなく、それを完成させるために来たとも。また、私を見る者は父をも見るとも述べた。また、汝らに真の信仰があれば、私がなしたような奇跡や、それ以上の事もなせるとも。我が信仰のために、我がもとに来たりたまえ。また、信仰の使者であったモーセのために我がもとに来たりたまえ。また、かつて荒野で預言者モーセに火の中から明かしたように、イェホヴァの御名において、その神秘を我に明かしたまえ。来たれ、そしてモーセの心を通じ、アロンの舌とともに、愛をもって我に語りたまえ。


 シェブアル! 我は来たらん!


エレアザルの召喚


 ドゥワツ、ブワティエ、ベマイム――我は水の上にて汝に来たらん。


 我にN.N.(対象の名前)をもたらしたまえ!


エレアザルの退去


 オルム、ボレクツ、ウバヨム――夜と昼により呪われよ!


レヴィアタンを鎮めるための召喚


 ここと以下のエクソシズムでは、霊を出現させたり、力により現れるように強制したりさせる特定の天使らの名前のみが含まれる。


 ここでは、3人の全能の天使らが、地獄の怪物らを追い払うために呼ばれるであろう。すなわち、エルバテル、エブフエル、アツエスエル(Elubatel, Ebuhuel, Atuesuel)である!


 それぞれの名前は、3度唱えなくてはならない。


退去


 天使エルバテルよ、N.N.(名前)を我が前から追い払うために、汝を求め召喚する。


 それぞれの天使の名前は、東西南北のそれぞれで3回ずつ呼ばねばならず、また3度角笛を吹き鳴らすようにする。  


第3章――バラムの妖術


 オヌ、バスシェム、フオレッツ――神の御名により、我は地を召喚する。


第5章――モーセの律法の召喚*2


 ケイスシュ、ニスチュバ、ラオセム――神よ、御身は我らが両親にかくも甘美なるかな。


 祈り――永遠にして永遠なる御方よ! 光のイェホヴァ、真理のアドナイよ! 慈悲に満ちたメシアよ! 愛され、全ての贖罪をし、愛するイエス キリストよ! 御身は述べた。私を見る者は、父をも見る。父よ、旧約と新約の永遠なる父よ、三位一体の父、三位一体の子、三位一体の聖霊、我らの父よ、その永遠の真理の御言葉により、我は御身に懇願し招聘する。


 それから、ヨハネによる福音書の第17章か、イエスの祈りを唱えよ。


 律法の召喚の終わりの祈り――永遠なる神イェホヴァよ、あなたは求めよ、さすれば与えられるであろうと述べた。我は御身の僕、カスパール、メルキオール、バルタザール、御身、光の泉の大祭司らに聞かれるように祈らん。御身の天使らにより、我が罪を全て清める事を祈らん。彼らが我に愛の息吹を吹きかけ、その翼の影に我を覆うであろう。彼らを送りたまえ! これは平和の我が祈りなり!


第6章――エギトギム


 我はグブリル、メクエル、ネサネル、汝ら3体の天使らを召喚する。汝ら3つの永遠の光のランプにより、我が前にN.N.(対象の名前)が現れんことを。


 これを3回唱え、また角笛も3回吹く。


第7章――全ての霊へのモーセの普遍的な召喚


 ツバトル! ブアル! ツラツ! ラブシ! ウビシ!――霊N.N.(霊の名前)を我が前に現れ、もたらしたまえ。


 これら5体の全能の天使らは、東西南北のそれぞれで3回ずつ清澄で力強い声で呼ばねばならない。そして、それぞれ3回名前を唱えた時には、その後に角笛を3回吹く。そのため、各天使の名前は3回声で、それから3回角笛で呼ばれねばならない。


モーセの退去


 ウブルツシ! カブクリティ! ケブジ!――我が前より、霊 N.N.(霊の名前)を取り除きたまえ。


 それぞれの名前は、12回声で呼び、それから12回角笛を吹くようにする。


図78 左手用の印


 これらの印は、聖なる神殿で燃やす供犠をなす時に用いられていた。


図79 右手用の印


 これらも、エジプトのファラオの災難の象徴である。


シェマー イスラエル アドナイ エロヘイル アハド――聞け、イスラエル。我らが神は唯一の神である。


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*1 それぞれの魔術儀式では、まずクタン・サマリア語(?)と称する呪文、あるいは天使らの名前を唱える。
*2 なぜか第4章は省かれている。