ディーの日記 1583年4月2日

ページ名:ディーの日記 1583年4月2日

1583年4月2日 火曜日 イエス+ 午前


 まず最初に稲妻のような騒音が聴こえた。そして椅子とテーブルが(水晶玉の中に)現れた。椅子の中には火が現れ、それを覆っているヴェールを燃やし尽くした。火の色は命の燃える水のようであった。


声「我はあり」
ケリー「椅子から雲か煙のようなものが立ち上り、テーブルを覆いました。この煙が全ての場所に満ちています」
声「万物には御身の栄光と誉れが満ちている」
ケリー「やがて全てが清澄となりましたが、テーブルはなおも雲に覆われています」


 大きな稲妻が再び鳴り始め、椅子は炎に包まれたままであった。そして、椅子の中に球とその上に書が現れた。書の文字はなおも血であるかのように塗れて見えた。火が水晶玉から出てきて、エドワード ケリーを包み込んだ*1
 多くの声がこのように述べているように思えた。「万物は神を称え、その御名を永遠に称えよ」
ケリー「火はなおも椅子の中にありますが、透明になってきました。そのため書と文字は良く見えるようになりました」
 ケリーはなおも自らの頭が火で燃えているように感じた。


声「人々の過ちを清めるのに我はかくも慣れている。
 汝が見るものを述べよ」
ケリー「私は先のように文字が見えます」
声「汝の今の場所から動かないようにせよ。ここは聖なる場所だからだ。では読み始めよ」
ケリー「私には出来ません」
ディー「汝は文字とこれらの名前を完全に学んでおり、汝が見たものを余に伝える準備は今では出来ているであろう」
 すると、エドワード ケリーに輝く火が再び覆っていった。
声「汝が考えるものを述べよ」
ケリー「我が頭は全て火に包まれています」
声「汝が考えるもの、全ての言葉を述べよ」
ケリー「私は急に、完全にこれらの文字全てを読めるようになりました。そして(1ページ目の)3行目を読むために見ています」


 3. Palce*2 duxma ge na dem oh elóg da ved ge ma fedes o ned a tha lepah nes din. Ihehudétha dan vangem onphe dabin oh nax palse ge dah maz gem fatesged oh mal dan gemph naha Lax ru lutúdah ages nagel osch. macom adeph a dosch ma handa.


ケリー「今、再び稲妻が鳴っています」
ディー「我は汝の中にあるもの。それゆえ、我は汝自身と同じである*3


 それからケリーは4行目も以下の様に読んでいった。


 4. Pah o mata nax lasco vana ar von zimah la de de pah o gram nes ca pan amphan van zebog ahah dauez öl ga. van gedo oha ne daph aged onédon pan le ges ma gas axa nah alpod ne alida phar or ad gamésad argla nado oges.


ディー「光と理解を与える、いと高き方の御名に祝福あれ」
ケリー「再び稲妻が鳴り、全てが覆われています」
声「祈るのだ」


 余らは祈った。それから作業を再開した。火はなおも全てを覆い続け、エドワード ケリーはとても音楽的に歌っている声を聴いた。それから再び、エドワード ケリーは完全な判断ができるようになったのは明らかとなった。そのため、ケリーはこのように読んだ。


 5. Mabeth ar mices(misesと発音する) achaph pax mara geduth alídes orcánor manch(Mansh) arseth. olontax ar geban vox portex ah pamo. agématon buríse ganport. vdríos pasch. Machel len arvin zembuges.vox mara. gons Ihehusch dah pársodan maäh alsplan donglses adípr(Adíper。これは重要である) agínot. archad(Arkad) dons a dax van famlet a dex arge pa gens.


 6. Van danzan oripat es vami gest ageff ormaténodah zálpala doniton pasdaes(Pasdas) gánpogan Undanpel adin achaph máradon oxámax anólphe dan ieh voxad mar vox ihedutharh aggs pal med lefe. IAN lefa dox parnix O droes(Dros) marsíbleh aho dan adeph uloh iads ascleh da verox ans dalph che damph lam achos(Akos).


ケリー「再び、大きな稲妻が鳴りました」
ディー「これはいと高き方、自らの働きにより名誉を得るであろう方の手である」
ケリー「心地よく喜びの音と声が聴こえました。そして全ては暗くなりました」
小さな声「この場所は聖なるかな」
別の声「それは御身、主へと捧げられている」
ケリー「今、全てが再び明らかとなりました」
 それからケリーは以下の様に読んだ。


 7. Amídan gah(lah) lesco van gedon amchih ax or madol cramsa ne dah vadgs lesgamph(Lesgomph) ar: mara panosch aschedh or samhámpors asco*. pacadabaah asto(Asco。このoはAstoのように発音する) a vdrios archads ors arni. pamphíca lan gebed druxarh fres adma. nah pamphes eä vanglor brisfog mahad. no poho a palgeh donla def archas NA Degel.


 8. Vnaem(Vnam) palugh agan drosad ger max fa lefe pandas mars langed undes mar. pachad odidos martíbah v’dramah noges gar. lenges argrasphe drulthe las aséraphos. gamled cam led caph Snicol lumrad v ma. pa granse paphres a drinox a demphe NA. genile o danpha. NA ges a ne gaph a.


ケリー「音楽が再び聞こえ始めました」


 火はエドワード ケリーの目から出て、水晶玉の中へと再び戻っていった。そして彼は(書の)言葉をもはや知覚したり読んだりは出来なくなった*4。火はとても濃く輝いて、それから全てに幕が降ろされた。


ディー「栄光は我らが主とその御名に。その御手は自らの栄光のために驚異的な働きをなしたゆえに。アーメン」


ディーの日記 1583年4月3日
↑ ディーの日記


*1 この火によって、ケリーが書の中の天使語を直接読めるように、「脳の機能を書き換えられた」ようである。
*2 ディー注。PalseかPalzeの可能性もある。余はc,s,zの3つのうち、どれを用いるべきか疑いがある。
*3 ディー注。我らのためではなく、主よ、我らのためではなく、神の御名のために、我らは栄光を与える。
*4 ディー注。この神の神秘、再び神自身から引き出された神の力を注記せよ。