クンダリニー タントラ 4-10 後編

ページ名:クンダリニー タントラ 4-10 後編

精神病について


スワミ シャンカラデーヴァナンダ:高くエネルギーを蓄積して、低い進化の段階のムーラーダーラは、躁うつ病の原因となるとお考えでしょうか?


スワミ ヴィヴェーカーナンダ:私は躁うつ病はイダー、ピンガラの事柄だと考えます。またここに違った次元もあります。なぜなら、躁うつ病患者は、非常に高くエネルギーがあり、制御されたチャクラの全ての発現の下にあるからです。この人は、ギャンブルに全財産を賭けて、それ以上得ようとしたり、全ての類の性的な行いに没頭したり、他人を乱暴に使おうとします。これらはラジャスの要素です。


スワミ サンブッダナンダ*1:統合失調症と妄想症はイダーとピンガラのアンバランスと関連すると言えますか?


スワミ ヴィヴェーカーナンダ:はい。世の中にはイダーに偏って、過剰に働いている人々がいます。興味深い事に、脳の研究が示すには右脳(イダー)を通じて周囲の環境の否定的側面を取るのを妄想症といいます。これは妄想症の全てです。多くの人々、その一部は高く進化した人々が、イダーに多く片寄っていて、少し妄想症的です。このイダーは、それらの否定的な側面のように思えます。あなたが高次の意識に到達したとしても、少し否定的に引っ張られているように見えるでしょう。あなたが自らの各チャクラを活性化させようとするならば、自らのイダーとピンガラのバランスを取るようにしなくてはなりません。


スワミ シャンカラデーヴァナンダ:ですが、躁うつ病、精神病、その他の精神の諸問題は、ムーラーダーラかアージュニャーのいずれかと関連しています。この2つの部分でのみ、イダーとピンガラが混ざり合うからです。そのため、精神病、躁うつ病、これらの事柄全ては、ムーラーダーラ / アージュニャーのサーキットに多く関連しているように思えます。イダーとピンガラがムーラーダーラ チャクラに流れるならば、精神病に対処するメカニズムは何でしょうか?


スワミ ヴィヴェーカーナンダ:私はイダーとピンガラは脳の両半球の活動とのみ関連していると考えます。


スワミ シャンカラデーヴァナンダ:ですが肉体全体は、この両半球により制御されていて、エネルギーを得ます。動脈、静脈、感覚と運動神経、右と左の脳半球は、全てイダーとピンガラのプロセスの反映です。


スワミ ヴィヴェーカーナンダ:私はイダーとピンガラは、解剖学的には下の脊柱ではなく上の脳の中と見ています。私はイダーとピンガラがお互いに交差しているというのは、この経験の概念、象徴であると信じています。


スワミ サテャダルマ:私はムーラーダーラの目覚めは、サイキックの眼覚めの始まりと考えます。これはムーラーダーラの覚醒とともに、人々はしばしば精神障害になる理由だと思います。


スワミ ヴィヴェーカーナンダ:そうです。彼らはサイキックの意識を得られます。この意識の中で、あなたは幻覚などを得るのです。


スワミ サテャダルマ:それは、彼らがこれまで経験したものよりも、はるかに強力なものです。


スワミ ヴィヴェーカーナンダ:ですが、私達は正式に目を閉じて、瞑想の行をなさなくても、この意識へは毎日、2回出入りしています。あなたがこのサイキックのレベルの認識を保持し、ヨーガ ニドラーによってそれを行うならば、ある意識状態を経験し、そこで思考がブロックされる――思考の障害と呼ばれるものです――をあなたは知り、一つの思考が関連しない別の思考へと導かれるのか、あるいは遠い場所へと単に流れていくかを知るでしょう。またパラドックスな思考――2つのパラドックスな事柄が共に存在し、幻覚があり、声があなたに話しかけ、それらの事柄を見るなども経験します。


スワミ シャンカラデーヴァナンダ:すると、この場合はピンガラがブロックされてイダーが流れていると仮定できます。これらの事柄全ては、ムーラーダーラからイダーを通じてきます。基礎的な潜在意識の事柄です。


スワミ ヴィヴェーカーナンダ:ですが同時に、サイキックの撤退もあります。


スワミ シャンカラデーヴァナンダ:それは何を意味するのでしょうか?


スワミ ヴィヴェーカーナンダ:サイキックの撤退があるならば、我々は環境の外部と交流しているように見えますが、実際にはなおもサイキックの観点からは内側にあるのです。パラドックス的な思考、疑わしいフィーリング、内なる声やその他全ての事柄があり、あなたの思考を対象に対して数秒以上保持できません。これら全ては、サイキック、内なる世界から来るのです。


肉体の病について


スワミ シャンカラデーヴァナンダ:ムーラーダーラ チャクラの諸問題と関連している肉体の病は何でしょうか? 私達は既に便秘について語っています。これは勿論、痔などをもたらします。


スワミ ヴィヴェーカーナンダ:また他の多くの種類の便秘も含まれています――また、エネルギー、感情、情報――ええ、これら全ては蓄積物としてムーラーダーラ チャクラに内在しています。


スワミ ガウリシャンカー*2:病についてはどうでしょうか?


スワミ ヴィヴェーカーナンダ:この部分の病に関連する統計では、マニプーラとアナーハタの領域、高血圧症、心臓の病、消化性潰瘍、全てのこれらの事柄と関連する傾向があります。私は体の低位の排泄系、性器に関連した全ての病は、ムーラーダーラの不調と関連していると仮定しています。


スワミ シャンカラデーヴァナンダ:癌についてはどうでしょうか?


スワミ ヴィヴェーカーナンダ:直腸と膀胱に関してはそうだと思います。


スワミ シャンカラデーヴァナンダ:無力感も関連していますか?


スワミ ヴィヴェーカーナンダ:私はここで話しているのが全ての癌かどうかは知りません。また、これらは部分かどうかもです。例えば、高血圧症は一般的なコンディションとして現れますが、それらは主にマニプーラ チャクラのサーキットと関連しています。癌も同様に一つのチャクラ、おそらくはムーラーダーラと関連した一般的なコンディションでしょう。


スワミ パラマナンダ:チャクラと心臓のような肉体の器官との関係をどう考えますか? 心臓が良く働いていなくて、愛と関連しているアナーハタ チャクラに影響するならば、その人物は愛が欠けており、肉体的にはアナーハタ チャクラと心臓が病として現れるのでしょうか?


スワミ ヴィヴェーカーナンダ:ええ。両方に影響するでしょう。ある人物が外部から来る愛を必要としつつもそれを得られなかったり、愛のアンバランスな状態にあったり、その両方の場合、アナーハタの問題も、扁桃炎、心悸亢進といったような心臓病の形で起き上がるでしょう。


スワミ パラマナンダ:それは全てのチャクラに当てはまるとお考えですか? 病人の中で特に良く働いていない器官を見つけたら、それはその部分と関連したチャクラの性質に欠陥があるのを意味するのですか?


スワミ ヴィヴェーカーナンダ:一般原則としてはそうです。ですが、他の問題も同様に関係するでしょう。例えば、あなたがマニプーラ チャクラの活性化を得たとしたら、交感神経系も刺激するでしょうし、それは冠状動脈の制限も造り出すでしょう。


 違ったチャクラの間での相互反応があり、良く教えられたヨーガの実践により、それらは美しいものとなります。ヨーガは全てのこれらの性質にバランスを取り、バランスは全体性の鍵です。より特別な瞑想のスタイルである、一つの領域のみに働きかけようと努めるよりも、ヨーガ セラピーは人間構造全体に働くのです。


スワミ ムクティボダナンダ*3:肉体の器官が、どのようにチャクラと霊的進化と関連しているのでしょうか?


スワミ ヴィヴェーカーナンダ:子宮摘出について考えてみましょう。ある重病の女性患者が手術室へ送られて、子宮摘出を受けたとしましょう。これは、多くの神経繊維のある器官の末端を切除し、神経への萎縮が起き、それらと関連する脳のセンターを取り除くでしょう。これは器官の欠陥が、関連するセンター、サーキットを変える例です。彼女がスワーディシュターナの高次の様相を認識するのに対して、これ以上難しい事があるでしょうか?


スワミ シャンカラデーヴァナンダ:それはセンターがどれだけ多く失われたかに拠るでしょう。例えば、彼女が子宮のみを失い卵巣を残していたら、全てのホルモンの分泌は保持されるでしょう。いずれにせよ40代を過ぎたら、ほとんどの女性は自然な子宮摘出となるのです。


スワミ ヴィヴェーカーナンダ:ええ、ですが、彼女らは神経の末端は失いませんよ。子宮が取り除かれたら、これらの神経の末端は無用となるので萎縮します。これは関連するチャクラに影響するのではないでしょうか?


スワミ ニスチャラナンダ:スワミジ(サテャナンダ)は、精管切除をしようともしまいとも何の違いも無いと言っていました。なぜなら、これは肉体のみだからです。私が思うに、例えばスワーディシュターナに関して、既に霊的な道にあり、サイキックの認識をある程度開発していたならば、手術でたとえ影響かあったとしても、決定的にほとんど無いでしょう。ですが、ヨーガの実践のバックグラウンドが無ければ、この器官の切除は、進歩をわずかに遅らせる可能性はあります。なぜなら最初は、あなたは関連するチャクラを刺激するために、これらの器官を必要とするからです。特にハタ ヨーガとクリヤー ヨーガではそうです。ですが、あなたがバクティーやギヤーナ ヨーガの道に従うならば、勿論何の違いもありません。


スワミ シャンカラデーヴァナンダ:あなたが1つ、2つの肉体のセンターを失っても、あなたの進歩を防ぐ事はないと私は考えます。なぜなら、他の多くのセンターが残されているからです。脳の中には多くのポテンシャルが残されています。


スワミ ヴィヴェーカーナンダ:結論として述べると、我々は肉体、感情、精神、サイキック、霊的なレベルで働いています。各チャクラはこれら全てのレベルの範囲にあります。ヨーガとタントラの目的は、これら全てのレベルのチャクラを刺激する事です。それによってのみ、我々は健康な人間存在となれるのです。


精神の諸問題について


スワミ サンブッダナンダ:では、憂鬱症の原因は何でしょうか?


スワミ ヴィヴェーカーナンダ:スワーディシュターナ サーキットの低位の活性化が、憂鬱の主要な原因と私は考えます。


スワミ シャンカラデーヴァナンダ:私はこれはムーラーダーラの低位の活性化が原因だと考えていました。


スワミ ヴィヴェーカーナンダ:ええ、これらのチャクラ両方の性質は非常に近いです。


スワミ シャンカラデーヴァナンダ:すると、ムーラーダーラとスワーディシュターナの違いは何でしょうか?


スワミ ヴィヴェーカーナンダ:あなたは様々な人々、様々な種類の不安の中に違った性質を見るでしょう。精神医学では、不安の様々な形は全て不安の名前の下にあり、それでいてこれらは全て違った症状があり、違ったチャクラ サーキットと関連しています。ムーラーダーラで低いエネルギーがある人々は、単に未来に対して心配しているだけではなく、現在の不安定も感じています。彼らは単純に世界は安定しているとは感じず、彼らが持つ現在の意識状態では、それらの事柄はある種の危険にあると感じています。


 また別の種類の憂鬱もあり、私はそれを魚座生まれの45歳の小さな女性の中に私は見ています。35歳の時に彼女の夫は亡くなり、魚座の人が送りがちなように彼女も静かな生活を送っていました。もっとも、魚座の人にありがちなように、彼女はなおもスワーディシュターナ チャクラにエネルギーがありました。彼女は自らが持つこの不安を述べていました。エンパシー*4を通じて、私は彼女が述べていることを検討し始めました。すると骨盤辺りで震える振動があり、スワーディシュターナ チャクラの領域全てに渡って震えがあり、それらは性器のみならず、骨盤の上部の全ての部分に渡ってでした。これはまさに、この不安の種類です。


 私は彼女にシャラバ アーサナといったような一般的なスワーディシュターナ開発の行法を伝授し、彼女は多く進歩させました。私は実際に何のヨーガの行が行ったかは知りませんが、それらは彼女の鬱積した感情を鎮めさせたようです。これは彼女がこの領域に持っていた単なる性的な緊張で、彼女はそれを不安として知覚していたと私は考えます。彼女はこれに恐怖も持っていたようですが、それは彼女がこれが何であるかを知らなかったからです。


 また、別の種類の憂鬱症もあり、(インドでは)胃の中の蝶としてよく知られているもので、動悸も伴うもので、これは単に交感神経系の活性化です。私が見たケースの一つでは、小さな事故を起こしたタクシー運転手で、彼は恐怖症を患い、この蝶を経験する事無く彼のタクシーに乗る事が出来ませんでした。彼が住んでいた南アメリカのアルバでは、タクシー運転手の月給は最低限のもので、大変な仕事でした。この人は、自らのタクシーを運転する別の人物を雇い、お金を失っていきました。彼は6週間仕事が出来ませんでした。常に彼がタクシーに近づくたびに、胃にこの恐ろしいかき混ぜる感覚があり、過度の精神緊張を起こしていました。彼は非常にダイナミックな牡羊座でした。


 そのため私は「何をすべきか?」を考えて、彼にマニプーラ チャクラからこのエネルギー全てを解放すべく、クンジャルの行を伝授しました。彼はこの行をアシュナムで少し行い、即座に外へ出てタクシーを見に行きました。この種の不安症と憂鬱症は、明らかにマニプーラの過剰な働きによるものです。


 また別の不安症もあり、これは多く考えすぎるものです。「あれこれが起きたら、なんと恐ろしい事だろう。そして、これが起きたら、あれも起きるだろうし、それが起きたら……。」この問題がある人々は、まさに考えて考えて考えて、やがてはこれらにより恐怖を作り出して、それはこの症状を自制するのに不必要なものです。これらはブラマリー プラーナーヤーマを行する事で対処できます。このように、不安のこの診断では、これらの4つの種類があるように思えます。他のチャクラとも関連した別のものもあるかもしれませんが、私はそれらをまだ見つけていません。


スワミ ニスチャラナンダ:おそらく、どもりや、声を失うといったものは、ヴィシュッディと関連し、シムハ アーサナによって癒されるでしょう。


スワミ ヴィヴェーカーナンダ:まさにそうで、喉と繋がっています。これらは不安というよりも、自信の無さと関連しているように思えます。シムハ アーサナはこれらに対して素晴らしく働きます。


 私が全般的な実践を行う際には、まず初めに多くの脊柱の調整を行い、それからしばらくして、特別な部分の脊柱の問題と対処していました。この段階では多く背中で行っていました。私はその際に患者らが幾つかのグループに分かれるのに気づきました。首の障害、偏頭痛、首の部分が固くなる、さらに慢性副鼻腔炎の全ての症状と、首の上部の緊張と関連した他の全ての事柄を持つ、多くの人々と出会いました。また、上部の首の問題を持つ全ての人々には、満月になるとそれらが起きて、腰部や仙骨の問題は新月になると起き、それらの間に全ての他の問題も広がるのに私は気づきました。これは興味深い事で、それらはチャクラの活性化と関連するからです。患者が私に症状を話す前に、私はピンポイントで問題のある脊柱の正確な部分を指し示す事が出来ました。私はこれと月齢との関係も知っていました。この関係は私には明らかとなったからです。特に、新月に向かっていく間に私はこれらを扱っていました。なぜなら、私は患者らの症状によりそれらを先に知っていたからです。


スワミ シャンカラデーヴァナンダ:これは脊柱の全ての部分に働くアーサナ全体を必要とするのを意味しますね。


スワミ ヴィヴェーカーナンダ:ええ。我々は例えば、スーリヤ ナマスカラといったような、これらのアーサナを持っています。オーストラリアに住んでいた頃、私はムーラーダーラ チャクラのためには足を固める姿勢を、スワーディシュターナ チャクラのためにはシャラバ アーサナとブジャンガ アーサナを用いていました。実際には、これらのアーサナはマニプーラ チャクラの開発のためとされていますが、多くの人々は背中が固いので、彼らは代わりにスワーディシュターナを活性化させます。それからマニプーラのためにはパスキモッタナ アーサナとダヌラ アーサナを、アナーハタのためにはスプタ ヴァジラアーサナとマツヤ アーサナを、ヴィシュッディのためにはサルヴァンガ アーサナを、アージュニャーのためにはシルシャ アーサナとアシュワ サンチャラナ アーサナを行います。ハラ アーサナも活性化させますが、上位の首の部分に屈曲をもたらすからです。ですが、脊柱の首の上部が固い人々は、これらの脊柱の上部を屈曲させるアーサナを行うべきではありません。なぜなら、彼らのこの部分の(チャクラの)円盤は非常に小さく、これらのアーサナは過剰すぎるからです。


スワミ ニスチャラナンダ:憂鬱症の問題についてに話を戻しましょうか。


スワミ ヴィヴェーカーナンダ:我々が憂鬱症と呼ぶものには、幾つかの違った性質があるように思えます。未来への恐れは憂鬱症の症状の一つで、私はそれはムーラーダーラの問題と考えます。ですが、あなたが多くの人々に見る失意、喜びの欠如、ユーモアのセンスの欠落は、スワーディシュターナの低いエネルギー状態から来ています。マニプーラの低いエネルギー状態からは、食欲の減退と、低い感情の活動が来ます。


 憂鬱症では、悪循環のサークルがあります。体全体のメカニズム、ノルアドレナリン、ドーパミンのメカニズムは鈍化するように思えます。これにはホルモンも含まれます。ほとんどの反憂鬱症は、このノルアドレナリン、ドーパミンの系に働きます。


スワミ シャンカラデーヴァナンダ:私はまた、テストステロンの消耗、過剰な性活動、アドレナリンの消耗、過剰な恐怖や不安、これら全ては憂鬱症へと導くと想像します。


スワミ ヴィヴェーカーナンダ:それは正しいと思います。私もよくそう考えています。例えば、新月の時には人々は低位のチャクラのエネルギーの幾らかの領域の機能を働かせがちです。他の部分もまた機能していますが、低位のチャクラが多くのエネルギーを運んでいます。そして実際には、普通の人物もこの月齢の最後の数日の間には憂鬱のフィーリングを経験します。それから、月は他のチャクラの活性化を始めていき、その人はそれらを経験します。


スワミ ニスチャラナンダ:またこの関係は、一部の人々は満月で狂気に陥る事実からも示されています。このエネルギーはアージュニャー チャクラに集まって蓄積されるのを意味します。この高次のエネルギーは精神に影響しますから。


スワミ ヴィヴェーカーナンダ:満月が人々の精神状態に影響するのをプロの医者らが否定するのは奇妙です。また、様々な精神病院からの非常に包括的な統計では、満月での入院率は新月の時よりも、特に高くないのを示しています。これについて私が言いたいのは、満月と新月での入院する人々のためのコンディションは違っている事です。これははっきりと見る事ができます。


スワミ シャンカラデーヴァナンダ:病院では全ての看護師らは、満月が来たら諸問題が引き起こる事を知っています。また、交通事故も増えて、狂った人々が現れ、頭がおかしくなったりする人々などもあるでしょう。


スワミ ムクティボダナンダ:恐怖、不安、恐怖症の違いは何でしょうか?


スワミ ヴィヴェーカーナンダ:恐怖は危険な状況での通常の反応です。この部屋に虎が入ってきたら、ここにいる9人は皆恐れるだろうし、それは自然な反応でしょう。一方で不安は長く続く症状の集まりで、通常は外的な状況によって刺激されるものではありません。


 恐怖症は恐怖のように咄嗟の反応ですが、この反応は危険でない状況でのものです。例えば、通路の100ヤード先でネズミが走っていても、我々には何の影響も無いでしょうが、ネズミに対する恐怖症を持っている人はパニックを起こします。


スワミ シャンカラデーヴァナンダ:恐怖症は実際には元の対象の違った状況への転移です。


スワミ ヴィヴェーカーナンダ:それはフロイトが述べていた、エゴの防衛メカニズムです。フロイトは不安、精神のコンプレックスなどを述べるのに用いていました。ですが、胃に蝶のあるタクシー運転手は、ある事件があり、それがどこかにある古いサンスカーラを活性化させ、その結果、タクシーに入るのを恐れるようになりました。ですがこれらの進展は速やかなもので、深く根差していないものです。時には私は、これらの事柄は、影響されやすい人物というよりも、単に影響されやすい状況で作られるのではないかと信じます。これらは悪循環のサークルによって、小さな不安が大きな不安へと作られていくのです。あなたがこの悪循環のサークルを破壊したら、問題全体は単に消え去るでしょう。


スワミ シャンカラデーヴァナンダ:それが長く保たれると、破壊するのはより難しくなるでしょう。


スワミ ヴィヴェーカーナンダ:各チャクラは自らの働きがあり、一つのセンターがブロックされたり病んだりしたら、別のセンターがその働きを代行します。別のセンターによって、この働きや機能がなされることにより、それらは歪んでしまいます。これはスワーディシュターナ チャクラに抑圧のある人には多く起こります。マニプーラがその働きを代行し、その結果として性活動は単なるパワープレイ、競争、その他の完全に歪んだものとなるでしょう。


 この歪みは、マニプーラ チャクラがアナーハタの仕事を引き受けた時にも起こります。善意ではありますが空想的な人々となり、あなたに近づいて、ほとんど暴力の脅迫とともに、あなたを助けさせるように強制します。


スワミ シャンカラデーヴァナンダ:別の例としては、アナーハタ センターを満たすべく性的な出会いを求める人々にあります。勿論、彼らはこれらを満たす事は出来ません。これは結婚での諸問題や、通常の機能の倒錯とあなたが呼ぶだろう全ての事柄へと導くでしょう。


スワミ ヴィヴェーカーナンダ:そのため、ヨーガの目的は、各チャクラの機能にバランスをもたせ、同時に関連するエネルギーを目覚めさせる事にあります。それらによってのみ、我々は憂鬱症、精神病、その他の精神の諸問題が無く、喜びがあり、自然な人間存在として機能できるのです。我々が全てのチャクラのバランスを取り、目覚めさせた場合にのみ、生は意味あるものとなるのです。


↑ クンダリニー タントラ


*1 Vedanta through Storiesの著者。
*2 サテャナンダの弟子で、サテャダルマと共に編集業をする。
*3 サテャナンダに師事し、1993年にはヨーガ アチャリヤ(教師)の称号を得た女性。Hatha Yoga Pradipika、Swara Yoga、Energy: The Spark of Life & Universal Goddess の著者。
*4 共感。もっともこの場合は、超能力、シッディの方の内容のようである。