イメージを用いる方法

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イメージを用いる方法


 前の章の方法が直接的アプローチとすれば、こちらは間接的アプローチである。
 何度も体外離脱する場所をイメージする事で潜在意識の習性に焼き付け、眠った後に「自動的に」体外離脱して目標の場所に向かうようにする。いわば潜在意識に「プログラミング」する行為といえる。これも効果があるのが報告されている。


ウィリアム ブールマンの方法


 体外離脱の現代の代表者の一人であるウィリアム ブールマンの、著書「Adventures Beyond the Body」(邦題「肉体を超えた冒険」)にある視覚イメージ技法を紹介しよう。


 寝る前に何らかの場所、人、物、愛する者、離れた場所、特別な意味を持つ贈り物などをイメージし、集中する。これらは現実にあるもので空想ではいけない。最も簡単に視覚イメージでき、あなたが興味深いものにする。
 多くの人は、愛する者を視覚化するのが効果的であるという。可能な限りビビッドな写真のようにイメージする。また感情がこもっているとより効果的である。そのため、空想の関係では駄目である。望むならば、何らかのロールプレイをして介入する事もできる。
 これらを可能な限り視覚イメージしながら、肉体を完全にリラックスさせて眠る。写真のディテールと介入を維持するのが重要である。ウトウトしてくるとともに、感情と視覚的コネクションを可能な限り増大させる。
 これは寝るときの視覚イメージの素晴らしい方法であるとブールマンはいう。より感情がこもっていたら、より効果的である。


ターゲットテクニック


 こちらもブールマンが紹介する別の技法である。
 特定の物や場所に完全な注意を向けることで、肉体から意識を放ち保持する能力は増大する。ターゲットテクニックはこの能力を開発する素晴らしい実践である。
 家にある3つの物を選ぶ。すべて物理的な物で、比較的容易に視覚イメージできるものにする。ターゲットは体外離脱で使う部屋から外にあるものにする。
 例えば、好みの椅子を1番目のターゲットにする。2番目のは、あなたに特別な意味をもつ贈り物か芸術品にする。3番目は、視覚的に刺激するもの、たとえば好みの絵画、彫刻、水晶などにする。これら3つ全てのターゲットは同じ部屋にあるものにしなくてはいけない。
 ターゲットを選んだら、物理的にそれぞれへ歩いて、あらゆる詳細を観察する。違った視点から物を学ぶ。時間をかけて視点と感触を記憶する。繰り返し歩いて、色、肌触り、濃度、重みと、全ての詳細が簡単に思い出せるまでする。また、一つのターゲットから別へ歩く時の感触も記憶し感じる。


 この技法の鍵は、ウトウトと眠るときに肉体から注意を離すことにある。継続して続けていたら、結果はドラマチックとなるという。この実践を強化するため、時間を取ってよく観察しつつ、肉体での歩行を30日間毎日続ける。この技法は集中と視覚化スキルの増大に効果的な方法であり、わずか20分のみ必要である。


 簡単に視覚化できるターゲットの選択は重要である。多くの人は感情のこもった個人的な物を選ぶ。選択を保持していたら、繰り返しの視覚化の効果はドラマチックに増大する。
 このテクニックはブールマンの個人的なお気に入りで、誰でも時間と努力を注いだなら働くと強く信じていると述べている。鍵は簡単に視覚化でき、それとともに注意を払うのに十分に興味深いターゲットの選択である。自作の絵などはより効果的だという。進歩するとともに、選ぶ数と多様性を増大できる。慣れたら、視覚イメージを部屋全体に拡大できる。


×印をイメージする方法


 これは別名、「怠惰な人のための体外離脱法」と呼ばれている。なぜかというと、金縛りや振動を待ってから何らかのテクニックをする必要も無く、ただイメージしながら寝るだけだからである。
 まず数時間ほど寝て、起きてからも体を動かさずに目を閉じたまま、またすぐに寝る。ただ、この際にベッドのそばの床に大きな黒い×印をイメージして、その中心に「自分」が座っていると寝るまで思念し続ける。
 次にあなたが感じるのは、この床まで落ちる感覚があり、これによって意識は再び目覚める助けとなる。それから立ち上がり、アストラル界を探索する。


イメージによる予行練習


 これは個人的に好みの方法で、体外離脱したという「フリをして」想像する予行練習を繰り返すうちに、潜在意識に習慣、癖を植え付けていき、やがては自然と離脱するというものである。


1) まず横たわりリラックス。目を閉じて、体外離脱する直前のシーンからイメージをする。どの方法で離脱するかは自由だが、なるべく多様な方法を試してみる。
 ロープを昇る方法の場合は、見えないロープを掴みつつ天井へと昇っていき、気づいたら天井の空中に浮かんでいるとイメージする。横に転がる方法では、自らの意識が肉体を離れて横に転がって肉体の外へ出ているのに気づくとイメージする。
2) 部屋の周囲を見渡して、それらをなるべく正確にイメージする。無論、自らの寝ている肉体も忘れない。天井に出た場合は、それからゆっくりと地面へと降りていく。
3) 部屋に慣れてきたら、次には扉から廊下へ出てみて、廊下を歩き、家の外にも出て、近所の道路を回ってから、再び家の中へと入り、部屋へと戻る。
4) 重要な事として、アストラル体を必ず寝ている肉体に重なり合って再吸収させ、肉体の目を開けて終わらせるようにする。
5) やがて近所を散歩するのにも飽きてきたら、部屋の扉を出る際に、扉の真ん中に象徴(五芒星や惑星記号など)をイメージして、そこから出たら、その象徴が司る世界に入る。例えば、僕の場合は五芒星を用いたら、満月の夜の、遠くに城がある森によく出る。帰りたくなったら、再び扉を近くにイメージして、そこに入ったら部屋に戻るので、肉体へと再合流する。


 この技法を毎日繰り返していると、よく不随意にヴィジョンが浮かぶようになるだろう。


アファメーションによる方法
↑ 体外離脱の技法