化学の結婚

ページ名:化学の結婚

クリスティアン ローゼンクロイツの化学の結婚


ヨハン ヴァレンティン アンドレーエ


ウェイトによる序文


 薔薇十字団論争全体の中心が本書である。ブーレは本書を「極めて才能のあるコミックロマンス*1」と説明する。本書が最初に出版されたのは1616年のストラスブルグだが、第七章で見る事になるが、早くも1601-2年にあった文書という事になっている。その場合、他の薔薇十字文書群よりもかなり前になる。大英博物館には二つの版のドイツ原書があり、両方とも1616年出版*2とされている。本書は英語に1690年に始めて翻訳され、その題名は「ヘルメスのロマンス、あるいは化学の結婚。オランダ語でクリスティアン ローゼンクロイツにより書かれる。ケンブリッジのキングズカレッジの後期フェロー、E. フォックスクロフトにより翻訳される」とある。この翻訳は関係ない部分や不要で冗長な部分を削除してあるが、それらを私は復元し読者に提供する。



化学の結婚 第一日目
↑ 薔薇十字団


*1 喜劇の作り話のこと。本書は恋愛漫画ではない。
*2 ウェイト注 Chymische Hochzeit: Christiani Rosencreutz. Anno 1459. Erstlick Gedrucktzor Strasbourg. Anno M.DC.XVI.(1616)。第二版はコンナード エッシャーにより印刷された。