占星術入門

ページ名:占星術入門


 本書はウィリアム リリー(William Lilly。1602年 - 1681年)が、1647年にキリスト教占星術( Christian Astrology)として出版したものを、二百年経ってから1852年に編者のザドキエル(ペンネームで本名はリチャード ジェームズ モリソン(1795年 - 1874年)。この人も当時の有名な占星術師だった)が占星術入門(An Introduction to Astrology)と改名した改訂版を出版している。
 ここでは、1781年に発見された天王星(当時は発見者ウィリアム ハーシェル卿の名からハーシェル星と呼ばれる)はこの改訂版に記されているものの、1846年に発見されたばかりの海王星は記されていない。
 古代ローマ時代のプトレマイオスの「テトラビブロス」が古典占星術を大成させたのに比して、本書は現代占星術の基礎を確立させ、そのためリリーは現代占星術の父と呼ばれる。占星術の歴史的に重要な書である。さらに現代でも本書は一部の占星術師らに使われており内容的には古びていない。
 本書で主に解説するホラリー占星術は、特に未来を予知するための占星術として知られている。これは質問者の出生時でホロスコープを書くのではなく、質問を受けた時で書くやり方で、リリーもこの術によって、1666年のロンドンの大火を予知した話は有名である。あまりにその内容が正確すぎたので、当局に放火の張本人ではないかと疑われたというエピソードがある(無論、リリーは無実であり、すぐに釈放される。未来予知は外れればインチキ呼ばわりされて、当たれば自作自演を疑われるから、割に合わない商売である)。
 リリーはまた、この占星術を病気の診断にも応用していた事でも有名であり、本書の中にもそれらは書かれている。


占星術入門 序文
占星術入門 ウィリアム リリーの生涯

占星術入門 1 第1章 惑星、黄道12宮のサイン、竜頭と竜尾、フォーチュン
占星術入門 2 第2章 ハウス、ホロスコープ作成法
占星術入門 3 第3章 アスペクトについて
占星術入門 4 第4章 12のハウス、その性質と意味
占星術入門 5 第5章 土星とその意味合い
占星術入門 6 第6章 木星とその意味合い
占星術入門 7 第7章 火星とその意味合い
占星術入門 8 第8章 太陽とその意味合い
占星術入門 9 第9章 金星とその意味合い
占星術入門 10 第10章 水星とその意味合い
占星術入門 11 第11章 月とその意味合い
占星術入門 12 第12章 竜頭と竜尾


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