高等魔術の教理と祭儀

ページ名:高等魔術の教理と祭儀


 アルフォンス ルイ コンスタン(1810年 - 1875年)は、もとはカトリックの助祭で、詩人として政治的な詩を書いたりしていたが、ヘブライ風のペンネーム、エリファス レヴィ (ザヘド)と名乗って、1855年にフランスで本書、Dogma et Rituel de la Haute Magieを出版し、たちまち一大オカルトブームをフランス中に、そしてヨーロッパ中に沸き起こした。本書が無ければ、その後の黄金の夜明け団の運動なども無く、20世紀の魔術、オカルトのリバイバルも起きなかったろう、とまで言われる。
 後のオカルティスト、魔術師らに与えた影響は絶大であり、たとえばレヴィの死後の数か月後に生まれたアレイスター クロウリーは自分はレヴィの生まれ変わりだと本気で信じたほど、彼の本を愛読していた。
 また、本書はそのロマンティックな内容からフランスのロマン主義詩人らにも喝采を浴び、アルチュール ランボーは何度も熟読していたという。
 事実、本書はオカルトの学術的、歴史学的な正確さは「気にしたら負け」のレベルであり、それらの整合性よりも、レヴィの熱烈な筆跡をロマン主義の詩として楽しむのが良い読み方に思えるが、これは私見。
 オカルト的には、本書によりタロットカードの22枚の大アルカナにヘブライの22文字の対応(これ自体はレヴィの発明では無いが)を広く紹介した。また五芒星の上向きは白魔術を、下向きは2本の角のある悪魔のサインとしたのはレヴィの発明であり、これも後の魔術師ら(特に黒魔術サイド)に大きく影響する事になった。
 1896年にはA.E.ウェイトにより本書は英訳される。これを今回の訳の原本とした。


高等魔術の教理と祭儀 伝記的序文 ウェイト著(抄訳)

教理篇

高等魔術の教理と祭儀 序文
高等魔術の教理と祭儀 序文2

高等魔術の教理と祭儀 1-1 第一章 志願者
高等魔術の教理と祭儀 1-2 第二章 神殿の柱
高等魔術の教理と祭儀 1-3 第三章 ソロモン王の三角形
高等魔術の教理と祭儀 1-4 第四章 テトラグラム
高等魔術の教理と祭儀 1-5 第五章 ペンタグラム
高等魔術の教理と祭儀 1-6 第六章 魔術的均衡
高等魔術の教理と祭儀 1-7 第七章 火の剣
高等魔術の教理と祭儀 1-8 第八章 実現
高等魔術の教理と祭儀 1-9 第九章 秘儀参入
高等魔術の教理と祭儀 1-10 第十章 カバラ
高等魔術の教理と祭儀 1-11 第十一章 魔術の鎖
高等魔術の教理と祭儀 1-12 第十二章 大いなる作業
高等魔術の教理と祭儀 1-13 第十三章 降霊術
高等魔術の教理と祭儀 1-14 第十四章 変容
高等魔術の教理と祭儀 1-15 第十五章 黒魔術
高等魔術の教理と祭儀 1-16 第十六章 呪い
高等魔術の教理と祭儀 1-17 第十七章 占星術
高等魔術の教理と祭儀 1-18 第十八章 魅惑の呪具と惚れ薬
高等魔術の教理と祭儀 1-19 第十九章 哲学者の石――エラガバルス
高等魔術の教理と祭儀 1-20 第二十章 万能薬
高等魔術の教理と祭儀 1-21 第二十一章 占い
高等魔術の教理と祭儀 1-22 第二十二章 四つの秘密の諸学の要約と普遍的な鍵


祭儀篇

高等魔術の教理と祭儀 2-序文

高等魔術の教理と祭儀 2-1 第一章 準備
高等魔術の教理と祭儀 2-2 第二章 魔術的均衡
高等魔術の教理と祭儀 2-3 第三章 ペンタクルの三角形
高等魔術の教理と祭儀 2-4 第四章 四大の召喚
高等魔術の教理と祭儀 2-5 第五章 燃えるペンタグラム
高等魔術の教理と祭儀 2-6 第六章 媒体と媒介者
高等魔術の教理と祭儀 2-7 第七章 七つのタリズマン
高等魔術の教理と祭儀 2-8 第八章 軽率な者への警告
高等魔術の教理と祭儀 2-9 第九章 秘儀参入の儀礼
高等魔術の教理と祭儀 2-10 第十章 オカルト主義の鍵
高等魔術の教理と祭儀 2-11 第十一章 三つの鎖
高等魔術の教理と祭儀 2-12 第十二章 大いなる作業
高等魔術の教理と祭儀 2-13 第十三章 降霊術
高等魔術の教理と祭儀 2-14 第十四章 変身
高等魔術の教理と祭儀 2-15 第十五章 妖術師のサバト
高等魔術の教理と祭儀 2-16 第十六章 魔女術と呪文
高等魔術の教理と祭儀 2-17 第十七章 星々が記すもの
高等魔術の教理と祭儀 2-18 第十八章 魔の飲物と生体磁気
高等魔術の教理と祭儀 2-19 第十九章 太陽の熟達
高等魔術の教理と祭儀 2-20 第二十章 奇跡の術
高等魔術の教理と祭儀 2-21 第二十一章 預言者らの学
高等魔術の教理と祭儀 2-22 第二十二章 ヘルメスの書

高等魔術の教理と祭儀 付録 ヌクテメロン


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