ソロモンの鍵 1-11

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第11章 愛の試みと、どのように行うか*1


 汝が、対象が男性にせよ女性にせよ、何らかの人物の恩恵、影響、愛に関する試みを行いたいと望むならば、エクソシストに関する章(第2の書の第2章)で述べた方法により準備するのが不可欠である。それから、これらの試みを始められよう。これらは記されている時で行えるが、日と時間の指定が無いならば、時間に関連する章を参照せよ。また試みが蝋や他の物質の像を必要とするならば、それらに関する章(第2の書の第18章)に特別に記した方法で準備せよ。これらの後、汝は以下の言葉を準備したものへ向けて唱えよ。

 ノガ、イェス、アスロポリム、アスモ、コウアウ、ゼデ、ヴェサバダイ、セリム、エミス、リウアリア、エウリム、バブス、ヤサトル、イェヒ、ピルス、テウト、ヴェレセト、ラニスタロド、ラドナイ、エリトレト、ヴィロパラス、タミス、アストロピエル、セリエル、アッコポニエル、ルコンタフェラス、ラティシュテン、オモラトス、エピチャルマス、ソフトリム、ピロニアス、ソノトラバス、ビスロリウム、イノパソン、ネクロポリテス、ヴィジオン、オマス、カデス、モアス、ソフィナ、アモス、トラトス、ソマ、イナソ、イェセル、アバイ、ガリエン、イナウイス、アスタルテム、アスタニミン、ダラウイキエス、アファクゥム、アラ、メリ、エゲリエル、アルタバエル、ベリアク、ボニキファル、オサウ、アラリ、ゼウフェル、マドル、アリエル、ゼウイエト、アルニナ、ラティステン、ベルフェル、エミュルザルド、アグラト、トン、エリィ、ファテクィオン、ゼラテンテ、パマトン、トゥコン、ナストラシト、メリ、メアウエル、ゲニトウ、レルフォアム、カリボム、スガン、アツェニデ、カルーミ、ザクメリ、ベルモナ、カーグラオト、テムプタトル、ソムニアトル、アクサトル。

 我は愛と姦淫を司る汝らを地獄へと落とした方により、汝らを縛り付けたその御名全てにより召喚する。汝らはここらある蝋を、望む徳を受け取るべく聖別し固めよ。その王国が世々限りなく続く、最も聖なるアドナイの力を通じて。アーメン。

 これらが終わったら、試みで示した像を造り、像に何らかを描く必要があれば、針か羽根ペンと術のインクを用いよ。香を焚くのや他の儀式が必要ならば、関連する章を参照せよ。召喚の呪文は上記にあるような特別なものにして、その終わりには、香を焚いて像をその上でまぶしつつ、以下の事を述べよ。

 オリエンスよ、東方を支配する偉大な王よ。その王国は世の始まりよりあり、世の終わりまで続かん。
 パイモンよ、空の西方を支配する力ある王よ。
 エギムよ、氷の北方に広がる領域を支配する強き王よ。
 アマイモンよ、南方を支配する最も高貴な王よ。

 我は力強く招聘し、根強く懇願する。語る事によりなす方により、言葉のみで世界を創造された方により、万物が従う方により、世界の創造のはるか前より存在するその御座と意志と御名により、4文字ヨド ヘー ヴァウ ヘーで表される方により、全てのカンデリアスとその性質により、創造主の印と御名により、ここにある像は望む性質を得るべく聖別され形作られん。その性質は始まりも終わりも無き、最も聖なる御名アドナイを通じて。

 これらが終わったら、試みの特定の呪文を再び唱えよ。そして女性が近いうちに到着したら、良いだろう。だが、彼女が現れなかったら、像を汝のベッドの下に置いたら、3日以内に汝は偉大な驚異を見るであろう。すなわち、女性が汝の下に来るか、メッセージを送ってくるだろう。

 像がどのような金属に色を塗られたり彫られているにせよ、あるいは鉛やスズで鋳られているにせよ、先に述べたように行い、試みにおいて印章や御名を描いたり塗ったりする必要があれば、適切な章で示したように針や羽ペン、色インクを用いよ。日と時間を観察し、試みに必要なものも用意せよ。

 だが試みにおいて汝が愛するものに触れたり、手紙を送ったり、似たようなものを彼女が通る境界の場所の下へ埋める必要があったり、あるいは試みにおいて塵を作りばらまく必要があったり、何らかのものを食べたり飲んだりする必要があれば、それらは適切な時間と物質、道具を関連する章を参考にしながら行われればならない。その後、塵がばら撒かれたり、何かを飲んだり食べたりした後に、以下の祈りを唱えよ。

 どこに汝がいるにせよ、どのような名で汝が呼ばれるにせよ、我は汝を召喚し要請する。男と女の心を変える力あるダイモンらよ。無から汝らを造った方により、この夜に汝は即座に遅れる事無く召喚され、我が愛されたいと望む全ての男と女を縛り付ける性質を受け入れられ、聖別されるべく面と面に向かって影響を与えよ。

 それから、試みで記されている事を行う。この試みでは相手の名前の図や印章が書かれたり、彼女が通る場所に置くものがある。それらの印章、図、蝋や他の物質の像が用意されたら、以下の呪文を唱えよ。

 我は汝ら愛の大公ら、アナエル、レンクゥエル(あるいはドンクゥエル)、テリエル、その他男や女に情念を点火し、愛の火を燃やす権能ある者らを召喚する。地獄を眺めるケルビムの上に坐し、その名は世界を震え上がらせ、万物が従う方により、我は汝を召喚する。彼女が我を選び、我へ恋に落ち、我を求め、我を慕い、我に恋焦がれ、その他の者はほとんど考慮しなくなり、彼女は常に我の事のみを考えるようにさせよ。

 その後、試みの道具を十字路へと埋めよ。これによりこの試みは終わり、汝は真実を見るであろう。


ソロモンの鍵 1-12
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*1 序文で宣言しているように、マサースはこの章と以下の幾つかの章を省いている。マサースはこれらを黒魔術と見做すからである。