ゴエティア

ページ名:ゴエティア

 

 

 ここで紹介するのは、グリモアの中でも最も有名なゴエティアである。
 正式には、ソロモンの小鍵、レメゲトンという魔術書の中の第1部である。このレメゲトンには他にも4冊の魔術書、テウルギア ゴエティア(善霊と悪霊を呼ぶ)、ソロモン王のパウロの術(黄道12宮と7惑星の魔術)、ソロモンのアルマデル(天使召喚の術)、ノトリアの術(この中では最も古く、中世の祈りの魔術)が合作されている。
 ゴエティアの起源などは、Petersonの序文が詳しいので、以下において一部引用する事にした。
 本書の中では召喚魔術師はよくエクソシストとして記されているが、これはこの時代では魔術を行うのはエクソシストらも含めた下級聖職者が暗黙の前提だったからである。グリモアが書かれるラテン語を読めるのが、学者達を除けば修道士や僧侶階級しかなかった時代である。
 また、ゴエティア作者は、読者がソロモンの鍵を読み親しんでいるのを前提に説明を書いている節がある。本書では用いる魔術道具の聖別方法や、準備の行などは書かれておらず、それらは鍵の方を参照すべきだろう。また、鍵にも悪魔召喚の儀式があるものの、呼ぶ悪魔らや、その印の説明などは無いので、本書のカタログを参考にするなど、お互いに補い合っている。両者を比較検討しているうちに、グリモア魔術伝統の真の姿が見えてくる。

 この訳文の原書はJoseph Petersonの The Lesser Key of Solomonを用いた。
 また悪魔の印章は、マサース版の修正したヴァージョンと元のグリモアのヴァージョンを併記させておいた。

 

Goetia 序文

Goetia 1-10
Goetia 11-20
Goetia 21-30
Goetia 31-40
Goetia 41-50
Goetia 51-60
Goetia 61-72

Goetia 観察
Goetia 召喚

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