ソロモンの鍵 2-12

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第12章 光と火について


 世界の全ての国々で火と光は神聖なものだという風習がある。この理由から、術の師もまたこれらを神聖な儀式で用いるべきである。そして、呪文書を読むための灯りと香のため以外のものは全て、円の中にある必要がある。

 この理由から、師は新しい蝋によるロウソクを水星の日と時間に造れ。芯は若い処女により造られる必要がある。そしてロウソクは月の光が増大する時期に半ポンドずつの重量分を造るようにする。そして汝はこれらの印章を術の鉄筆(スティルス)で彫る(図84参照)。


図84 Additional 10862より


 その後、汝はロウソクに向かってこれらの詩篇を何度も唱えよ。

  • (詩篇 第150篇)主を褒め称えよ。その聖所で神を褒め称えよ…
  • (詩篇 第103篇)わが魂よ、主を褒めよ…
  • (詩篇 第117篇)諸々の国よ、主を褒め称えよ…

 それから以下を唱えよ。

 主なる神よ、全能の力で万物を支配する御方よ、我貧しき罪びとに御身が同意できる事のみを行う理解と知識を与えたまえ。御身への畏れ、崇拝、愛、褒め称え、感謝を真理と誠実な信仰と完全な慈善とともに与えたまえ。主よ、我が死に地下の世界へと降りる前に、炎が我を食い尽くす前に、御身の恵みが我を去らないようにしたまえ。我が魂の主よ。アーメン。

 我は汝、蝋の被造物を万物を言葉のみにより創造し、純粋な真理のみの御方により祓わん。汝はここよりあらゆる幻影、曲解、敵の偽りを払い、神の徳と力が汝の元へと入り、我らに光を与え、全ての恐れと不安を取り除くように。

 その後、汝は術の水をこれに撒いて、通常の香でまぶせ。
 そして汝がこれらに点火したい時には、以下のように唱えよ。

 我は汝、火の被造物を至高にして永遠なる主の御名により、畏れ多き御名、ヨド ヘー ヴァウ ヘーにより、イアの御名により、力あるエルの御名により祓わん。汝は我が円へと呼び寄せる全ての霊らの心を輝かせ、偽りや欺き無く彼らが現れるようにせよ。万物を造った御方を通じて。

 それから窓ガラスの付いた四角形のランタンを手に取り、点火したロウソクを中に付けよ。円を描いたり、あるいは汝が儀式に求める他の目的のために、それらは使われる。


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