ソロモンの鍵 2-11

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第11章 水とヒソップについて


 術において水を撒くのが必要ならば、ジョウロを通じて行われねばならない。

 水星の日と時間に、つり香炉と術の香を用意する。そして、汝はブリキか土の器に、最も清澄な泉の水を満たして、また塩も手に取る。そして汝は塩に向かって以下の事を唱えよ。

 ツァバオト、メシアク、エマニュエル、エロヒム ギボル、ヨド ヘー ヴァウ ヘー、真理にして命なる神よ、この塩の被造物に恵みと聖別を垂れ賜わんことを。それにより、この術、試み、作業の助け、守護、補助となり、我らの援助とならんことを。

 その後、塩を容器の水の中へと入れて、以下の詩篇を唱えよ。

  • (詩篇 第102篇)主よ、私の祈りをお聞きください。私の叫びを御前に至らせてください…
  • (詩篇 第54篇)神よ、御名によって私を救い…
  • (詩篇 第6篇)主よ、あなたの怒りをもって、私を責めず…
  • (詩篇 第51篇)神よ、あなたの慈しみによって、私を憐れみ…

 それから汝は熊葛、ウイキョウ、プロヴィンカ、セージ、カノコソウ、ミント、ホウセンカ、ローズマリーによるジョウロを水星の日と時間の月が増大する時期に自ら造れ。それから取っ手用にハゼルの樹の若枝を一撃で伐れ。長さは3スパン(70センチ)にする。これらの草を若い処女が編んだ糸で結び、図82で示す印章を取っ手の一方の側に彫り、もう一方の側には図83を彫る。


図82と83 Additional 10862より


図82と83 Aubrey 24より


 その後、汝はこのジョウロにより必要な時に水を使えよう。そして汝がこの水を撒いたら、全ての亡霊は逃げ去り、妨害や不快さを与える事はもはや叶わないのを知るだろう。この水により、汝は術の準備のもの全てを聖別しなけねばならない。


ソロモンの鍵 2-12
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