ソロモンの鍵 2-6

ページ名:ソロモンの鍵 2-6

第6章 術の衣服と靴について


 術の師が着なくてはならない外衣は下着同様に白いリネンによるものにする。また師に財があれば、シルク製にする。リネンにする場合、それらの糸は若い処女が紡いだものにしなくてはならない。

 図55に示した印章は胸に術の針と赤いシルクで縫わなくてはならない。

 靴もまた白にして、そこには図56の印章を同様の方法により描く。


図55と56、Additional 10862より


 靴やブーツは、白い革製のものにして、術の印章やサインが記されねばならない。これらの靴は作業を開始する前の9日間の断食と隠遁の日々の間に造るようにする。その間、必要な道具もまた用意し、磨き、輝かせ、清潔にしなくてはならない。

 これらに加えて、術の師は真新しい紙で王冠も造る。そこには、4つの御名をヘブライ文字で書く。イェホヴァが前面に、アドナイは背後に、エルは右側に、ギボルは左側にである(図57を参照)。これらの御名は適切な章で示す術のインクとペンにより書かねばならない。弟子らもまた、それぞれ真新しい紙の王冠を造り、そこに赤色でこれらの神的なシンボルを描く(図58参照)。


図57


図58 Additional 10862より


 上記の衣服を着てから、汝は以下の詩篇を唱えよ。

  • (詩篇 第15篇)主よ、あなたの幕屋にやどるべき者はだれですか…
  • (詩篇 第131篇)主よ、わが心はおごらず…
  • (詩篇 第84篇)万軍の主よ、あなたの住まいはいかに麗しいことでしょう…
  • (詩篇 第137篇)我らはバビロンの川のほとりに座り…
  • (詩篇 第127篇)主が家を建てられるのでなければ…
  • (詩篇 第117篇)諸々の国よ、主を褒め称えよ…
  • (詩篇 第67篇)どうか、神が我らを憐れみ…
  • (詩篇 第68篇)神よ、立ちあがって、その敵を散らし…

 その後、衣服を術の香によってまぶし、術の水とヒソップを振り掛けよ。

 だが師と弟子らが最初の詩篇の後に服を着たり、他を続ける前に、彼は以下の言葉を唱えなくてはならない。

 アンコール、アマトール、アミデス、テオドニアス、パンコール、プラゴール、アニトール。これらの聖なる天使らの徳とともに、我は力の衣を着なん。これらを通じて我は望む目的を達成せん。その王国と帝国が世々限りなく続く最も聖なるアドナイを通じて。アーメン。

 注意として、もしもリネンの衣がレビ人*1や神官らの衣服として過去に聖なる儀式に実際に使われていたものならば、さらに良いだろう。


ソロモンの鍵 2-7
↑ ソロモンの鍵


*1 旧約聖書の古代ヘブライの祭司を専念した部族。