ソロモンの鍵 土星のペンタクル

ページ名:ソロモンの鍵 土星のペンタクル

土星のペンタクル*1




 図11――土星の第1のペンタクル――このペンタクルは、霊らに恐怖を与える大いなる価値と効用がある。霊らに示す事で彼らは服従し、地にひれ伏し、従うであろう。


 (マサース注記)方形の中のヘブライ文字は、神の偉大な4文字の御名である。IHVHヨド へー ヴァウ ヘー、ADNIアドナイ、IIAIイイアイ(このヘブライ文字を数に変換したら、エルと同値となる)、AHIHエヘイエ。周囲を取り囲むヘブライ短詩は、詩篇 第72篇9節である「エチオピア人らは彼の前に屈み、彼の敵は塵をなめるように」からである。




 図12――土星の第2のペンタクル――このペンタクルは、敵に対して大きな価値がある。特に霊らのプライドを抑えるのに使う。


 (マサース注記)名高い方形である。英文字で書くと、以下のようになる。


SATOR
AREPO
TENET
OPERA
ROTAS

 文字の配置については、(SATOROTASと)前からも後ろからも同じように読める最も完全な形態である。この図は中世の魔術の記録に何度となく出てくるが、ごく僅かのみが現在まで残っている。このペンタクルの起源は不明である。一瞥すると、5文字の正方形であり、25の文字が中にある。これらにUNITYを加えると、26となり、IHVHの数と同値となる。周囲のヘブライ短詩は詩篇 第72篇8節の、「彼は海から海まで治め、川から地のはてまで治めるように」である。この文もまた25文字あり、その合計の数(末尾文字の数は増大される)にエロヒムの数を加えたら、方形の中の25の文字と同値となる。



以下はMichael 276より


 図13――土星の第3のペンタクル――これは、魔術の円の中に造らねばならない。そして、夜に汝が土星の性質の霊らを召喚する際に使うと良い。


 (マサース注記)神秘の輪の線の末端にある印章らは、いずれも土星の魔術的な印章である。周囲を取り巻くのは天使らの名前オメリエル、アナキエル、アラウキア、アナザキアがヘブライ文字で書かれている。



以下はMichael 276より


以下はAdditional 10862より


 図14――土星の第4のペンタクル――このペンタクルは主に衰退、破滅、死に関する作業すべての実行の助けとなる。完全に造られたなら、これはまた知らせをもたらす霊らを南に向いて召喚する助けとなる。


 (マサース注記)三角形の辺の周囲のヘブライ文字は申命記 第6章4節の「聞けイスラエルよ。我らの神、主は唯一の主である」。周囲の短詩は詩篇 第109篇18節の「彼は呪いを衣のように着た。呪いを水のようにその身にしみこませ、油のようにその骨にしみこませてください」からである。ペンタクルの三角形の中心は、ヨドの神秘文字である。



以下は Kings 288より


 図15――土星の第5のペンタクル――このペンタクルは、夜に土星の霊らを召喚した者を守護する。また、宝を守っている霊らを追い払う。


 (マサース注記)十字にあるヘブライ4文字はIHVHの御名である。四角形の角にある4文字はALVHエロアーで、四角形の外側を囲んでいるのは、天使の御名、アレハナ、ラクハニエル、ロエルハイファル、ノアフィエルである。周囲の短詩は、申命記 第10章17節の「大いにして力ある恐るべき神」である。



以下はMichael 276より


以下はKings 288より


 図16――土星の第6のペンタクル――このペンタクルの周囲のそれぞれの象徴はかくあるように名付けられている。それを唱える事で、汝に敵対する者らは、悪魔らに取り憑かれるであろう。


 (マサース注記)土星の神秘の印章らから形成されている。周囲を囲むヘブライ文字は、詩篇 第109篇6節の「彼の上に悪しき人を立て、サタンに彼を訴えさせてください」からである。



以下はKings 288より


 図17――土星の第7にして最後のペンタクル――このペンタクルは地震を起こすのに向いている。ここにある各位階の天使らの力を招聘すれば、世界を震えさせるのに充分である。


 (マサース注記)ペンタクルの中には、天使の9位階の名がある。これらのうちの6つは通常のヘブライ文字であり、残りは渡河文字として知られるものである。この9位階は、1.カイオト ハ=クァデシュ。聖なる生き物達。2.アウファニム。輪達。3.アラリム。玉座達。4.カシュマリム。輝ける者達。5.セラフィム。燃える者達。6.マラキム。王達。7.エロヒム。神々。8.ベニ エロヒム。神々の息子達。9.ケルビム。ケルビム。短詩は詩篇 第18篇7節の「そのとき地は揺れ動き、山々の基は震い動いた。主がお怒りになったからである」からである。


ソロモンの鍵 木星のペンタクル
↑ ソロモンの鍵


*1 以下のペンタクルの図において、マサースの「修正した」ヴァージョンと、元のグリモアのヴァージョンを併記させておいた。マサースの修正は、ウェイトなどグリモア原典派からよく批判されている。