アストラル体投射 4-2

ページ名:アストラル体投射 4-2

「落ちる」あるいは再合一の種類


 アストラル体が肉体へ再合一する際には、離脱者が意識がある、無意識にある、部分的に意識があるの3つの違った種類がある。言い方を変えると、以下のような3つの「落ちる」種類がある。


 1. らせん状に落ちる。
 2. 垂直に落ちる。
 3. ゆっくりと振動しながら落ちる。
(時にはアストラル体は横から肉体へと入るが、これは落ちるのではない。これらについては後に述べる「幻覚的なものへと向かう夢」の節を参照)


 我々は落ちる夢で、これらの最初の2つを経験する。第3のものは我々は毎夜、寝ている間に経験し、これは肉体への再合一の通常の方法である。


 垂直に落ちるのは、暴力的な引き戻しの結果となる。アストラル体が肉体のメカニズムへまっすぐに落ちるからである。
 アストラル体がらせん状に落ちるのは、引き戻しがあるものの、垂直に落ちるものほど暴力的ではない。だが、実際の(らせん状の)落ちるセンセーションは、非常に不快なもので、垂直に落ちるもの以上である。


 他の場合の全てでは(例外はアストラル体が横から肉体に入る場合である)、分身は肉体のメカニズムにゆっくりと降りていき、体全体は合一が容易となるように、上下に振動する。これは通常の完全に制御された再合一である。


「落ちる」様々な原因


 これらの様々な「落ちる」原因は何か? この疑問をかなり昔から私は考えていた。そして実体験から私が発見したのは、意識が肉体へと向けるならば、アストラル体の重力の影響が「強く」なるようにし、向けないならば重力の影響が「弱く」なり、また潜在意識の意志がアストラル体に意識の意志に独立して動くのにも私は気づいた。


 また私は、通常はアストラル体に重力の影響をより与えるように制御する知性に対して、感情が影響を与えるのも観察した。そのためコードの活動範囲内では、感情は二重の効果がある。まず第1に、感情は――ケーブルを通じて――肉体により大きな活動をもたらし、アストラル体を肉体へと降ろす原因となる。第2に、感情は通常はアストラル体に、重力の法則により従うようにさせる。


 アストラル ケーブルが浮かんでいるアストラル体を肉体に引き寄せる時、アストラル体の意識が(潜在意識の意志を通じて)自発的に、あるいは(夢の中での)感情により刺激されると、突然にこの状態へと投げ込まれ、重力もまた強まり――垂直に落ちる事によって、暴力的な引き戻しの結果となる。


 らせん状に落ちる場合、垂直に落ちる場合にあるような共同するのではなくて、対立して働く諸力を持つ。つまり、らせん状に落ちる時に、ケーブルは霊体を引くものの、アストラル体は重力に抵抗する傾向がある状態にある。そのため、直接に肉体のメカニズムへと落ちるのではなく、アストラル体はケーブルが下へと引くとともに旋回を始める。


 あなたは少年が凧を引っ張っているのを想像する事で、この概念を良く考えられるだろう。この凧はアストラル体を表しており、糸はアストラル コードである。少年が凧の糸を引っ張ったら、重力に抵抗し、下へと引かれるとともに、らせん状の動きの旋回を始めるだろう。


 このらせん状の落下で、感情は一般的に、アストラル体を肉体と合一する前に重力により引く原因となるが、この引き戻しはその前に起きていた、らせん状の動きにより相殺される。このらせん状の落下では、離脱者の頭はしばしば胴体の部分よりも明白に回転するように見える。これは単に、引っ張るアストラル ケーブルは頭に付いているからに過ぎない。他の場合には、頭からの引っ張る力が強すぎて、アストラル体はそのらせん状の動きを止めて、代わりにジグザグ運動を始める。


 ゆっくり振動しての落下の場合、諸要素にはバランスがあり、全ては制御下にある。この諸力のバランスが、アストラル体をわずかに上下へと震わせる原因となる。この体は上下へとほとんど動くように刺激されるからである。このバランスはかくも繊細である。


 最初の2つの落下では、この体を導く知性を動揺させる何か――夢の中での感情あるいは恐怖――があるのは明らかである。また離脱にも3つの種類、直接的な上昇、らせん状の上昇、通常のゆっくりとした振動をする上昇があると、ここで述べるのも問題にはなるまい。


 垂直の上昇では、ケーブルは堅固に押してきて、その間アストラル体は重力の影響を受けない。らせん状の上昇の場合、ケーブルは押してくるが、アストラル体は重力の影響がある。ゆっくりとした振動する上昇ではバランスがあり、上昇は完全な制御下で行われる。


 らせん状の落下や上昇では、離脱者はしばしば周囲の空間をファンで扇ぐような音を聴いたり、自らの体が空間で扇がれるような抵抗を感じる事がある。


落ちる夢での引き戻しをどのように壊すか


 私がこの落ちる夢を繰り返し経験している。それらでは「落ちている最中に」これが落ちる夢であると知り、そして地面に落ちるのを恐れる。そして私はこの落ちる夢を壊す方法を遥か前に発見している。それは単に「そのまま行くようにさせる」事によってである。


 これは奇妙な事であるが、にも関わらず事実である。私が他の人々に、落ちている最中に「自らを落ちるままにさせる」この秘密を語ったが、彼らは皆、それによって引き戻しはほとんどなくなったと述べている。地面に激突するのを恐れてはならない。自らが落ちるのに単に任せるならば、引き戻す力があっても消え去るだろう。恐怖が落下を速めるのである!


飛ぶ夢の種類


 飛ぶ夢には様々なバリエーションがあるが、それらのほとんどは、アストラル体の姿勢と動き、肉体や地面の上の空間の振動が創り出すものである。「離脱の夢」はほとんど常に「真の活動」の夢であるのを思い起こしてほしい。あなたが自らの夢を制御できるならば、夢の体の動きも制御できるだろう。これについては、後に詳しく語るとしよう!


 空を飛ぶ夢のバリエーションの1つは、「泳ぐ夢」である。これには腕や足の動きが含まれる場合と含まれない場合がある。これは常に、アストラル体が空中に水平の姿勢で浮かぶ間に起きている。


 別の種類の夢は、自らが垂直に立ち、地面や道などをものすごい速度で走るものである。このような夢の多くでは、実際に夢の体でも行っている。つまり中間の速度で動いている。私はこの夢を何度か見ており、実際にアストラル体も行っているのにも気づいた。通常、この種の夢は心地よいものである。


 また他にも、「大きくまたぐ」夢があり、ここでは地面を巨人が大きくまたぐように動くように感じる――優雅なもので、ほとんど飛翔するようであり――時には馬鹿げているほど上昇する。これは別の真の活動の夢である。そのような場合、夢を見ている人はアストラル体でも空中を移動していて、手足の動きがあるものの、実際には潜在意識の意志により動かされている。よって、大きな距離を歩いているように見えても、実際にアストラル体を前へと動かすステップはそう大きなものではない。


 これは子供が運動場で回転させる回旋塔に似ている。アストラル体は各ステップで幾らか進ませる。あなたはスローモーション動画のランナーを見た事があるだろうか? 私はこれよりも「大きくまたぐ」夢の良い例が思いつかない。この飛翔の効果、体の軽快さ、重量が無くなった感覚により、ランナーが空中に支えられていて、各ステップで大きな距離を進むように感じる。


跳ねる夢


 典型的な「コードの活動範囲内の」夢は、体が跳ねる夢である。この夢では見ている人は周囲を跳ねつつも、その体は大いに緩められていて、あたかも走る暴れ馬に乗った人のように、その体と腕は上下へと揺れるのである。


 この夢では夢の体は非常に軽く思えて、「跳躍」は優雅で、速やかで規則的なインターバルで起きる事が多い。この夢では街路や他の道を、よくこのようなやり方で進んでいる。他の場合には、頭のみが跳ねたり引かれたりして、これはとてもはっきりとしている。


 この夢は通常は「コードの活動」によって引き起こされる――ケーブルの押したり引いたりする動きが、夢の体を上下に引くからである。一部の人には、この夢ではウサギのように跳躍するように思える。通常、この跳躍は誇張されたもので、一つの「跳躍」から次の間は長いように思える。


頭がぶつかる夢


 これは一般的に「コードの活動範囲内の」夢として経験する。この夢では、常に何か、あるいは誰かが自らの頭にぶつかるように感じさせる。このぶつかるのは、非常にはっきりしていて規則的である。普通の精神分析医(全ての夢は、その前の意識の状態の結果であるという説を信じる学派に属する)は、この夢は昔に患者が子供が叩かれるのを見た経験があり、この情景が精神に深い印象を与えた事によるものだと語るだろう。これはアダムとイヴの物語ほどに、真実から遠い。


 頭にぶつかる夢は、一般的に心臓の明白な鼓動がケーブルを通じて伝わり、夢の体の後頭部で接触する事で起きる。


 離脱者の90パーセントはコードの活動範囲内で意識を取り戻し、アストラル ケーブルの鼓動を、それが何かを語れるほどに意識が明白になる前にも、延髄の部分で感じる。


 だが全ての夢が以前の意識状態が原因ではないと主張するわけではない。またこれまで述べた「全て」の夢がアストラル体の活動によるものだと主張するわけではなく、その「多く」がであると理解していただきたい。例えば浮かぶ夢は、横隔膜で集められたガスと熱が集まる事で、空中にいるようなセンセーションを与えた結果による事も多い。


幻覚的なものへと向かって動く夢


 夢の体が肉体から起き上がり、空中である程度の距離を進み、それから肉体と同じ高さにまで降りていくが、少し離れた場所――たとえば10フィートほど――にいる事はよくある。アストラル体はある程度の時間、この姿勢に留まり、それから何らかの理由で(通常は刺激された感情の状態により)ケーブルが「分身」を同じ高さにある肉体へと引き戻そうとする。


 勿論、離脱者は夢の中にあり、自らの肉体ではなく幻覚的なものとして見る。そのため、夢の中では幻覚的なもの――例えば醜い人物、動物などに引き寄せられるように感じる。実際にはこの時には精神はあらゆる物として知覚する。だが現実には、夢の体が引き寄せられていく自らの肉体が象徴化されている。


 また多くの場合、対象物へと向かって行くのではなく、夢を見る人に向かって来るように感じられる。これは「繰り返しの」夢として、精神は引き戻していく同じ対象物を描く。夢を見る人は徐々に近づいていき、最終的には対象物に飲み込まれ、通常はそこで目を覚ます。実際には、夢では幻覚的なものとして見えていた肉体と再合一している。この「引き寄せられる」のは、非常にゆっくりとしていたり急速だったりする。


 この夢は、その原因について考えるならば、落ちる夢と似ていなくもない。その違いは、落ちる夢では夢の体は降りていく動きをするが、この夢では夢の体は横から向かって行く。


 私がこの種類の夢を見る時には、常に怪物的な幻覚に向かって進み、それと激突するとともに、ぶつかった中心から全ての方角へ光が飛ぶが、これはアストラル体の引き戻しと同時に起きる。


 ある友人が私に告げた話では、彼女はこの種類の「繰り返しの」夢を見た事があったという。そこでは2つの怪物的な目が彼女を見ているように思え、これらの目が彼女に堅固に近づいて来て、徐々に大きくなっていき、最終的には彼女はそれらの中に飲み込まれて、驚きとともに肉体で目覚めたのだった。


 私の姉はこの種類の夢(幻覚的なものへと引き寄せられる夢)で苦しめられた事があり、彼女の場合では対象物は横たわった巨大なボトルだった。彼女はこれに引き寄せられていき、最後には幻のボトルの首へと入っていき、驚きとともに目覚めてから、「コルクが私をボトルから取り出している!」と叫んだのだった。


 この夢には無数のバリエーションがあるが、夢の体の動きは実際にはいずれも同じである。勿論、夢の中でアストラル体を肉体へと引き寄せているのはケーブルである。私はこの夢について徹底的に検証をしていて、それらを体験した人のほとんどが、思春期の頃にしている事に気づいた。これが何を意味するかは私は知らない。


夢の幻覚


 多くの夢では、人物や物は実際のものとして現れるが、また多くの場合、それらは非常に違ったように現れる。夢の中で何か、誰かを見たら、目を覚ましている時に起きるのと同じように、すぐに何らかの概念、関連する印象が起き上がる。それから精神は何か、誰かを、現実の様相と関連づけられたものとしてのみ見る。夢を見ている間、あなたは自らが考える何であれ「見る」だろう。それにより、心で関連付けられたものが思い起こされて、そのものとして見る。もっとも実際にはそれは幻覚に過ぎない。


 そのため、空を飛ぶ夢では、アストラル体は下にいる肉体を感じて、この印象は関連する印象をもたらし、アストラル体では「関連した概念を通じて」群衆や動物、その他のものとして見て、夢の中では群衆、動物などの上を飛んでいると信じるようになる。落ちる夢では、ベッドは大地や穴の底などに見えるようになる――なぜなら精神は、落ちるのと大地、穴の底を関連付けているからである。これらは夢の幻覚の粗雑な例に過ぎない。


 眠っている間の精神の謎めいた部屋には、常に様々な概念や印象が置かれる。我々はそれらに常に気づくわけではなく、自らの夢を常に思い出せるわけではないが、それでも常に印象の流れが存在する。そして、この概念の関連づけによって、多くの人物や物は違ったように見えたり、歪んだりして見える。


 夢を見ている人には、長い髭を持つ人は、毛深い動物の印象を引き起こすだろう。それにより、夢の中のこの人は動物へと変わる。言い方を変えれば、夢を見ている人は、幻覚の影響下にある。この動物は狩りをするのを示唆し、この狩りは銃を示唆し、この銃は敵により撃たれるのを示唆するなどとなる。そして夢を見ていた人が目を覚まして、夢の中で自らが撃たれたという一部のみを思い出したならば、そのような夢を見たと述べるだろう。


 アストラル体で旅をし、夢を見ていて、そこから(アストラル体に)目覚めたら、夢の中で見ていた多くのものが、実際には幻覚に過ぎないのに気づくだろう。また我々の夢の中では、時間や距離は極端に強調されている。例えば、「跳ねる夢」では、時には一つの「跳躍」から次のには長い時間がかかるように感じるが、実際には非常に短い時間で起きている。また落ちる夢では、非常に長い距離を落ちていくように感じるが、実際のアストラル体が落ちるのは、この距離とは比較にならないほど短いものである。


アストラル体投射 5
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