真のカバラの鍵 2-7

ページ名:真のカバラの鍵 2-7

ステップ 7 アルファベットのカバラ神秘主義

第1の鍵(単独文字)


 このステップでは、私はカバラと魔術には最も重要な幾らかの文字の類似について示すつもりである。私が、メンタル、アストラル、物理世界と関連する文字の全ての類似を記すのを望むとしたら、世界全体で存在する全ての形態について記す必要となり、勿論、それらは実践可能ではない。だが、これまで与えた鍵により、カバリストは既に自らの論理的推論により、自ら接触したり作業したいと望む諸力に関する類似を見い出せる段階に到達している。上級のカバリストはまた、創造された万物と関連する文字も知るであろう。そのため以下の説明は、カバラの学習と、関連性をより洞察するための更なるガイドの原理として仕えるであろう。


 以下が、我々のアルファベットの全ての文字の説明である。


A

A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A*1


(音階:ソ、色:ライトブルー、エレメント:風、数:1、器官:肺、胸)


アカシャ: アカシャ原理では、「A」の文字は、人間にこれまで明かされた至高の知恵と啓明を象徴する。同時に、これは存在する全ての形態での全ての概念の純粋性を表す。


メンタル: メンタル界では、「A」の文字は本質的な特徴、啓明された精神を表している。啓明された精神が引き出す全てのもの、最も深遠な真理への推論、知覚、認識、至高の知識、至高の知性、全ての知的機能の目覚めなどは、メンタル界で「A」の文字とその振動により表現される。


アストラル: 風の原理に属する全ての才能、性質、能力、例えば音楽の才能、流暢さ、詩の才能などは、「A」の文字をアストラル界で用いる事で引き起こせよう。それに加えて、ここでは遠隔透視、遠隔透聴、空中浮揚の術、風エレメントとその霊的存在、つまりエレメンツ界やアストラル界の存在の制御といったオカルト能力も含まれる。また、象徴言語とその命令と力も、「A」の文字により得られるであろう。


物理世界: 物理世界では、風の原理とその類似の制御は、風の霊らの支配から、嵐の命令まで、「A」の文字により達成されよう。「A」の文字をカバラ的に唱える事で、医者やそうでない実践者は、あらゆる胸のトラブルを癒せるであろう。


実践: 「A」の文字の実践的な使用は、アカシャ原理から始める。すなわちカバリストはまず最初に、メンタル体を心に描き、それから同じ形をしたアストラル体を、最後にアストラル体に住む霊、すなわち、自己、エゴを描く。同時に、自己の肉体や物理世界、アストラル体やアストラル界、メンタル体やメンタル界との繋がった存在について瞑想する。この瞑想でカバリストは更に「A」の文字を肉体の口で唱えるだけではなく、自らの霊、魂、肉体で同時に唱えるように進ませる。それから、私が先に述べた「A」の性質や類似について瞑想し、その起源の概念について感情的に理解する、つまりアカシャ原理で意識により考える。さらに、このアカシャ原理とそこからの流出により、メンタル界で知性として発現し、そこからアストラル界と物理世界でも現実化する。これらの瞑想の後に、カバリストは自らの太陽神経叢、つまり自らの小宇宙で点となったと感じ、時空無き状態、つまりトランス状態へとなる事で、自らの意識をアカシャ原理へと転移させる。


 この自らをアカシャ原理へと転移させる、つまりトランス状態に入る実践は、既に我が第1の著書「Initiation into Hermetics」で記してある。カバリストがこの自らの小宇宙の中心、重力の焦点にいて、自らの肉体が無限の空間だと感じたら、3次元的な方法で「A」の文字を宇宙全体へと唱える。この宇宙全体、小宇宙全体が、関連した色(「A」の文字の場合、ライトブルーの色とソの音階)で満たされたら、意識は知恵と啓明へと全て貫くであろう。


 このようにカバリストは「A」の文字を何度か自らの霊で唱える。だが、これらの実践では、色や音階を置く事について、それほど強調する必要は無い。カバリストは既に先の3つの感覚の集中の実践で、これらの類似については考慮しているだろうからだ。だが、これらの美徳と性質、類似する概念は大いに考慮すべきである。この実践の終わりでは、カバリストは自らの意識を通常の意識状態へと戻し、その後には「A」の文字との繋がりについて瞑想する。


 これらの実践を繰り返したカバリストは、自らの成熟、努力、忍耐に拠って、各文字と関連する美徳は、メンタル体、すなわち自らの霊や、アストラル体、肉体で、メンタル、アストラル、肉体の方法により表現されるのに気づくであろう。


 1文字に完全に熟達した(これには長い時間がかかるだろう)後にのみ、カバリストは次の文字の実践へと移る事ができる。先の文字を完全に熟達し、カバリストがアカシャ原理でこの文字を望むように呼べるようになる前に、次の文字へと進むのは無用であろう。忍耐強い実践により、カバリストは影響の繋がり、振動、諸力、諸圏について、徐々に明白に知覚するようになり、後には各文字を他の界でも用いる事ができるようになろう。忍耐強く実践するほど(急いだりはしない)、その進歩は良くなるだろう。


 私はここで述べた方法により、単独の文字を半年実践して、後にはとても成功するようになった、ある学徒について覚えている。「急ぐのは無駄にする事だ」という諺は、実践の始め、カバリストが自らの意識を全ての領域へと転移でき、カバラ的に、つまり3次元の方法により語れるようになる前には、さらにカバリストが類似する概念、能力、諸力を知覚し、理解し、関連する繋がりを完全に理解し、それを通じて生きるのを学ぶ前には、特に当てはまる。


 後に進むほどに、文字の熟達は遥かに容易になるだろう。だが、カバラの熟達者は、僅か数秒で、単独の文字だけではなく術式全体も、アカシャ原理やその下の諸界でも望むように用いる事ができる。最初は類似の美徳、諸力、権威、またアカシャ原理での関連する文字を想像する事や、意識的な知覚について困難が引き起こるであろう。だが何度も実践を続けているうちに、カバリストは関連する美徳を描け、それらを意識的に知覚出来るようになるだろう。後に自らの意識を充分に拡張したら、どのような抽象的な概念も、それがどれだけ深遠であろうとも、吸収するのも容易となろう。簡潔に言うと、カバリストはそれを霊的に会得できるようになるだろう。


 本書の以前で既に述べたように、「A」の文字は風エレメントに属し、このエレメントの流体により制御され、物理世界では胸と肺に影響する。


B

B B B B B B B B B B B B B B B B B B B B B B B B B


(音階:ラ、色:バイオレット、エレメント:地、数:2、器官:右目)


アカシャ: アカシャ原理では、「B」の文字は、普遍的な命の知覚を示す。さらに、存在する全ての形態の中の極性(プラスとマイナス)の認識もであり、これは深遠な知恵へと導く。この「B」の文字により、カバリストはプラスとマイナスについて完全に知覚するのを学び、何物も無益に造られたものはなく、否定性は肯定性と同じように存在する必要があり、これらの対称物が無ければ、片方はもう片方から語れないのも、明らかとなろう。


メンタル: 「B」の文字に熟達したカバリストは、全ての圏と界で電磁気流を完全に制御するであろう。それにより、カバリストは生と死の支配者となり、あらゆる運命を変える力を与えられよう。だがカバリストは良い理由があり、神の摂理の承認が無い限りは人間のカルマを変えたりはせず、何の混沌も起こすまい。


アストラル: アストラル体で「B」の文字に熟達する事で、カバリストは魔術とカバラによりボルトを起こしたり、タリズマンをカバラ的に充填したり、性魔術の効果をもたらす能力を与えられよう。アストラル界で極性と関連する全ては、このカバリストには明白となるだろう。そして深遠な神秘を理解し、言葉では表現できない直観能力も授けられよう。


物理世界: この「B」の文字は、我々の地球の全ての極性の法則を表しており、それらの表現を与える。これによりカバリストは物理世界での完全な支配者となる。その他にも、「B」の文字に熟達する事で、人体のあらゆる不調和を癒す力、つまり病を癒したり、カバラ的に類似の医薬を充填したりする力も与えられる。さらに、カバリストは生と死や、物理世界の三界を制御する力も得る。


C

C C C C C C C C C C C C C C C C C C C C C C C


(音階:レ、色:朱色、エレメント:火と風、数:3、器官:胃)


アカシャ: アカシャ原理では、「C」の文字は、エウカリスト(聖餐)の全ての密儀、その全ての様相を体現している。この「C」の振動は、自己霊化の密儀を象徴する。この密儀によく熟達した者は、エウカリストの深遠とその様相をよく理解し、エウカリストと関連する全ての実践的な技法に熟達するであろう。ヘルメース学の観点からは、我が第1の著書「Initiation into Hermetics」で「水の魔術」の章で述べた実践は、エウカリストの最低限の応用に属する。だが「C」の文字のカバラ的な使用は、エウカリストの至高の様相に属している。神の概念、高次の美徳を特定の形態への転換あるいは結合が含まれているからである。


メンタル: 自らのメンタル体や他者の霊に、神の概念、美徳、性質、力などで影響を与える全ての実践は、この「C」の文字の場と振動に属する。


アストラル: アストラル体や界で、カバリストはエウカリストの深遠さを学ぶ。つまり、先に述べた美徳、性質などの1つを「C」の文字の振動によりアストラルへと満たす。だが「C」の文字の振動はアストラル体へ影響を満たすだけではなく、アストラル体のミイラ化、アストラル オーラを制御もする。


物理世界: この「C」の文字の振動により、カバリストは物質全体を活性化させ、メンタルやアストラルの美徳、力などを得させるのを学ぶだろう。この文字により、あらゆる物質にカバラ的に望むように充満する方法も学ぶ。さらに真のカバラの錬金術も、この文字の振動により影響させる。この「カバラの錬金術」という言葉は、「言葉による物質の変容」と理解すべきであり、物質に別の性質を与えるのと同義語である。


D

D D D D D D D D D D D D D D D D D D D D D D


(音階:ド、色:ダークブルー、エレメント:火、数:4、器官:右耳)


アカシャ: この「D」の文字、というよりその振動は、アカシャ原理で創造の全ての神秘、特に小宇宙と大宇宙の創造の術の神秘に影響する。この文字により創造の諸法則の全ての神秘が表現されているだけではなく、カバリストは「D」の文字の振動に熟達したなら、全ての知識もまた明かされるであろう。小宇宙と大宇宙は同じ諸法則のうちに含まれるので、カバリストは創造とその全ての類似に関する深遠な知恵の観点から、小宇宙と大宇宙を知り、熟達するのを学ぶだろう。


メンタル: この文字の振動により、カバリストはメンタル界や自らや他者のメンタル体、メンタル マトリックス、完全なエゴの意識を完全に知り、熟達するのを学ぶであろう。全てのフェイズでの霊の最も深遠な知恵――エレメンタルの類似――と、エゴ意識の深遠な認知は、カバリストに「D」の文字の振動により明かされよう。


アストラル: アストラル体に類似する全てのエロティックな様相は、カバリストに「D」の文字の振動により明かされよう。4大エレメンツの全ての様相での、愛の魔術や性魔術の全ての技法、理論面のみならず実践面にも、「D」の文字の振動によりカバリストに明かされ、愛の全てのフェイズと様相での完全な熟達者となるであろう。


物理世界: この物理世界では、「D」の文字の振動は、繁殖に関連する全てを制御している。例えば、「D」の文字の振動に熟達する事により、種は豊穣となるであろう。さらに、まだ精子のうちにあるうちに、その未来の形を認識したり、麦の種子を影響し増大させたり、男の精子に未来の赤子が持つであろう美徳、性質などを満たさせる。その未来の運命は、育っている精子から判断するだけではなく、それに影響も与えられる。全ての生殖行動は、この文字の振動の影響下にある。


E

E E E E E E E E E E E E E E E E E E E E E E E E E


(音階:ド、色:バイオレット、エレメント:アカシャ、数:5、器官:脊柱)


アカシャ: アカシャ原理では、この文字の振動は普遍的な意識、また一方では神の概念と美徳、創造された万物の内にある偏在を表している。この文字の振動は、カバリストの通常の意識を普遍的な意識、すなわち宇宙意識と合一させ、この文字の振動をアカシャ原理にて呼び出すカバリストは、同時に自らが偏在となるであろう。ヘルメース学の言葉では、普遍的な意識との合一、偏在は、宇宙意識と呼ばれ、関連する東洋の知恵では、ニルヴィカルパ サマーディと呼ばれる。


メンタル: メンタル界、メンタル体あるいは霊では、この文字の振動は直観の至高の形態を呼び出すであろう。そしてカバリストに普遍的なメンタルの性質を自らの意識に転移するのを授ける。この状態では時空の感覚は無くなり、自らの至高の形態での神性が、この文字の振動を通じて語るであろう。


アストラル: アストラル体では、「E」の文字の振動は、自己や他者のアストラル意識の制御を表している。特にこの文字の振動によって特別な遠隔透聴を得るのは容易である。この「特別な遠隔透聴」とは、霊的存在などの声を聞くだけではなく、全ての動物の言語も理解し、距離や界、つまり人間界や動物界とは関係無しに、過去、現在、未来すらも知覚するのを意味する。


物理世界: この文字の振動に熟達する事で、カバリストは物質化(濃縮化)と非物質化(精練)の深遠な神秘を明かす事ができる。カバリストはあらゆる考え、概念、メンタル、アストラルの形態を、それが物理的に見えるまでに強めるのを学ぶだろう。この文字の濃縮させる能力は、あらゆる物質を存在するようにし、その反対の進行の神秘により、すべての物質は精練され、最も微細な形態へと戻される。物質化と非物質化に関連する全ての神秘は、この文字を用いるカバリストには極めて明白となろう。同時に、カバリストはこの知識を実践で用いる能力も与えられよう。


F

F F F F F F F F F F F F F F F F F F F F F F F F F F F F


(音階:ファ#、色:ライトグリーン、エレメント:地、数:4*2、器官:左手)


アカシャ: アカシャ原理では、「F」の文字は、全ての視覚可能な諸世界、つまり小宇宙と大宇宙での適法性と調和を表している。この文字を用いる事で、カバリストは最も完全な調和としての適法性を知り、さらに小宇宙と大宇宙での類似での、それらの最も真実な形態での働きと諸法則を見るようになろう。この文字にカバラ的に完全に熟達した者は、あらゆる概念の類似の適法性を即座に見い出せるようになろう。


メンタル: メンタル界では、この文字の振動は、霊の4つの本質的な性質、つまりその全体の意志力、知性、フィーリング、意識の統一と相互依存性を表している。この「F」の文字の振動により、カバリストはメンタル界での、これら4つの本質的な性質や、それらの類似の関連物の適法性を理解するであろう。


アストラル: この文字の振動に熟達する事で、カバリストはアストラル界の四極磁石、4大エレメンツの影響の圏の諸神秘を知覚し制御できるようになる。カバリストはエレメンツと関連するあらゆる性質、美徳に熟達する能力を得るであろう。また魔術の均衡の神秘も、カバリストには完全に明白となり、全ての普遍的な諸法則、全ての抽象的な概念を、その最も純粋な状態で理解できるようにもなろう。


物理世界: 物理世界では、円の魔術の四分の神秘、つまり四極磁石の神秘は、カバリストにこの文字を振動する事で明かされる。カバリストは人体でのこれらの関連性を知るだけではなく、これを無差別に、この神秘をいかなる学術的な知識、物理学、メタ物理学と関連させようと望もうとも、用いる方法も学ぶであろう。カバリストはまた、テトラグラマトン、ヨド・ヘー・ヴァウ・ヘー、四極磁石の神秘を用いるのに必要な全ての技法と体系を理解し、実践でも用いる能力を得るだろう。


G

G G G G G G G G G G G G G G G G G G G G G G


(音階:ファ、色:草緑色、エレメント:水、数:7、器官:左目)


アカシャ: この文字の振動は、カバリストをアカシャ原理、全ての圏と界で、神の恵みと慈悲の深遠性を、その全ての様相で認識できるようにする。この振動はカバリストに、神の適法性がどのように進むか、神の恵みと慈悲が人や動物にどう影響するかを認識させる。


メンタル: 霊での神の平和の美徳、平和の経験、さらに神の摂理による全ての様相での祝福は、この文字の振動により得られる。カバリストがこの文字の振動に熟達したら、真の神の祝福を授ける能力を得るであろう。


アストラル: アストラル体、アストラル界での幸福感、完全な満足は、この文字の振動により得られるであろう。同様にこの文字の振動に熟達したなら、エレメンツや電磁気流をカバラ的に用いる事で状況を作り出し、それにより物理世界での幸福、成功、富を引き起こすようになろう。


物理世界: 物理世界では、この文字の振動は豊かさや富、幸福、満足の全てのフェイズを表している。この文字の振動により、神の摂理は豊かさを造り出しており、創造主のようにカバリストも自らや他者のために、あらゆる面での豊かさを望む限りにもたらす事ができよう。


H

H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H


(音階:ラ、色:銀とバイオレット、エレメント:火、数:8、器官:右腕)


アカシャ: アカシャ原理では、この文字は力の言葉を表している。アカシャ原理でのこの文字のカバラ的な使用により、カバリストは普遍的な言語(カバラ)を理解し用いられるようになる。その可能性の高い価値については、本書の理論篇で既に述べている。アカシャ原理での「H」の文字の振動の神秘は、カバリストに各文字を動的な、つまり創造的な力を与えるようにし、それによりあらゆる概念をカバラの言葉へと植え付けられるようになるのは疑いが無い。


メンタル: メンタル界では、この文字の振動はカバリストに、神の摂理の働きを理解する能力を得させ、自らの知性により知覚する事ができるだけではなく、自らの霊的感覚により、視覚的な形で象徴的に受け取られるようにもなる。またこの文字の振動の実践を何度も繰り返す事で、最も純粋な遠隔透視能力も得られるであろう。


アストラル: 「H」の文字の振動の神秘は、カバリストに望むように誰の運命にも影響を与えられる能力を得させ、さらに全てのカバラの体系、全てのマントラとタントラの実践の最も真実の形態を完全に理解し用いれるようにする。また、アストラル体にこの文字の振動を起こせる者は、これは熟達が非常に難しいが、自らが完全なカバリストとなったと確信できるであろう。


物理世界: 物理世界にある全ての界と形態で、カバリストはこの文字の振動により、カバラ、普遍的な言語の実践的な使用について完全に理解するであろう。その他にも、カバラを創造的に働かせる能力も与えられよう。カバリストはカバラで示されている「かくあれかし」という言葉の意味を完全に理解する。これにより、物理世界を完全に支配する能力が得られるのは極めて明らかである。


Ch

Ch Ch Ch Ch Ch Ch Ch Ch Ch Ch Ch Ch Ch Ch Ch


(音階:レ#、色:バイオレット、エレメント:水、数:8*3、器官:左足)


アカシャ: アカシャ原理では、「Ch」の文字の振動により、浄化と完全な純粋性の美徳は発現する。この振動に熟達したカバリストは、浄と不浄とを区別し、あらゆる曖昧さを取り除き、万物をその最も純粋な形態で知覚し理解する能力に到達するであろう。「全ての概念の純粋性」の言葉で私が述べた事は、この文字の振動により表現されよう。


メンタル: この振動の助けにより、霊――メンタル界――は、宇宙の全ての言語、つまり全ての圏と界の言語を、最も純粋な形で、意識的に知覚し理解するのを学ぶだろう。さらに、全ての霊的存在、人、動物を理解するだけではなく、理解されるようにもなる能力も得るだろう。それにより、世界に存在する全ての象徴を容易に理解できるようになるのは言うまでもない。


アストラル: アストラル界では、カバリストはこの振動の助けにより、小宇宙と大宇宙の全てのフェイズでのリズムを理解し、実践的に使用する能力を得るであろう。


物理世界: 物理世界では、この文字の振動は、水エレメントの類似である。これはカバリストに水エレメントと磁気流の全ての神秘、その全ての類似を解き、望むように制御する能力を授ける。この文字の振動により、カバリストは我々の地球にある水エレメントを意志の制御下、望む方向へと動かせるであろう。そして望むならば、いずこでも水を得たり、海の嵐を鎮めたり、水面の上を歩いたり、雨を止めたり、逆に起こしたり出来るようになる。カバリストは全ての水エレメントの支配者となり、その他にも多くの事に到達できるだろう。


I

I I I I I I I I I I I I I I I I I I I I I I I I I I I I I I I I I I I I


(音階:ソ、色:オパール色、エレメント:地、数:10、器官:左腎臓)


アカシャ: アカシャ原理では、この文字の振動は、運命、つまりカルマの法則、因果の法則に属する。全ての行い、活動、命は、この文字の振動の影響下にある。同様に、創造された万物の進化の法則も、この振動により表わされる。また、神の摂理の最も微細な形態も、この文字の振動により発現する。このアルファベットでは、「I」の文字は10番目の文字であり、この10の数はアカシャ原理での至高の形態として表されている。


メンタル: メンタル体で、この文字の振動は記憶と意識の類似である。この「I」、10のリズムの振動により、カバリストは万物を望むように活性化させ、支配する。同時に、カバリストは状況に拠ったり、文字の振動により得たいと望む事に拠り、自らや他人の記憶で、何であれ思い起こさせたり、人間存在の意識、つまり神の摂理の最も微細な形態を強めたり弱めたりする霊的な能力も得る。簡潔に言うと、メンタル界での記憶と意識に関する全ての機能は、この文字の振動により理解し支配できるであろう。


アストラル: アストラル界では、この文字の振動はアストラル マトリックスとその全ての機能と照応している。あなたも知っての通り、アストラル マトリックスは肉体と魂、つまりアストラル体を繋げる働きがある。これは俗にいう命の原理である。またこのアストラル マトリックスと、その体全体は、呼吸により保たれるのも知られている。この文字の振動の助けにより、カバリストも呼吸とその全ての様相と使用の方法の完全な制御を得る立場にある。またこの文字の振動により、カバリストは既に死んだ者を、そのアストラル マトリックスを肉体へと戻させて、肉体と魂を再合一させる事で、その息を取り戻させる事もできる。その後には、望む霊、メンタル体を肉体へと結び付け、この人間に再び命を蘇らせる事は、カバリストには容易であろう。


物理世界: 物理世界では、この文字の振動は小宇宙と大宇宙の間の全ての類似の法則と照応している。形、計測、数、重さのある万物は、この文字の振動の助けにより創造された。カバリストがこの文字の振動に熟達するならば、その形、計測、数、重さの関連する類似を用いる事で、物質世界で最も偉大な奇跡をもたらす事が出来るようになろう。よく知られているように、形、計測、数、重さは物質世界の主要な要素であり、この文字の振動で制御下に置く事で、カバリストはこれらの絶対的な支配者となる。またこの理由からカバリストは完全なメタ物理学者ともなれ、さらに我々の物理世界ではまだ未知の全ての法則も理解させ、あらゆる領域で望むように用いる事も出来るようになる。


真のカバラの鍵 2-7-2
↑ 真のカバラの鍵


*1 この22個あるAの数(Bでは25個あったりして一致しない)には、バードンは何の説明もしておらず、何の意味があるのか不明であるが、とりあえずそのまま訳しておいた。
*2 前のEが5で、次のGが7なので、6の誤字かと思われる。
*3 ここでも8が続くが、次が10なので9の誤字に思われる。