アブラメリン 2-16

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第16章 どのように霊達を去らせるか


 3日目やそれ以後の日に霊達を去らせる方法は簡単で多くの儀式を必要としない*1。彼らは敬虔な者から去るのを好むからだ。
 霊達との作業を終わらせ、彼らの誓いを受け入れたら、彼らに話せ。今の時点で、彼らは自らの領域へと帰るよう伝えよ。だが彼らは誓いを忘れないようにし、呼び出したら即座に現れさせ、さもないと罰を受けると忘れないようにさせる。
 こうして3日目に公爵達とその配下が帰る。また、従者の霊達も帰還させるが、一体は留まり、残りの者も時間が来たら来るようにさせる。4体は6時間ごとに(次の者と交代し)帰る事になる。


アブラメリン 2-17
↑ アブラメリンの書


*1 マサース注。だが、全ての魔術書は作業で召喚した霊が、望まなかったり、たとえ元の場所へと帰るのに抵抗する場合でも、退去させる命令の重要性を強調している。ユダヤ人アブラハムの作業では、その祈祷堂だけではなく、寝室もまた純粋で聖別されており、そのため、悪霊がアブラハムを攻撃するために侵入するのが、ほとんど不可能であるのを思い起こす必要がある。だが全ての円による召喚魔術では、魔術師は悪霊を退去させるよう許可したり、場合によっては強制したりした後で無くては終わらせるべきではない。作業者が突然死を経験する記録があるからだ。私自身がそのような件を見ており、円による召喚で、ある魔術師が不注意にも、円の境界の外へと足を踏み込み、強力な電気バッテリーのようなショックを受けて、ほとんど彼を倒すまでであり、魔術剣を手から落としてしまい、円の中心へと私は彼を引きずっていった。またこの出来事を、アラン フェンウィックの「奇妙な物語」での、召喚儀式中にランプを補充するために偶然に円の外へと出た時の経験と比較せよ。