アブラメリン 2-15

ページ名:アブラメリン 2-15

第15章 何を霊達に求めるべきか


 我々は霊達を3つのパートに分け、彼らを3日にかけて呼んだ。彼らと話すことが出来るよう正しい順番で呼ぶことにしたい。彼らの召喚は似たような様々な形式となっている。


1日目の召喚


 1日目には、汝が呼んだ力ある四方の魔王達に、創造主たる神が汝ら魔王達と万物を創造したと伝える。彼らはなぜ我らを呼んだか尋ねるだろう。好奇心からでなく、悪意からでもなく、神の誉れと人類への奉仕のためと答えよ。
 この時点で、ようやく汝は要求を加える。汝がいつ呼ぼうとも、それがどの時間で、どの場所で、任務や仕事であろうと、どんな象徴*1や言葉を使おうとも、彼らは即座に現れて汝の要求に従うようにと要求せよ。そして彼らが現れる事が出来ない時は、王達は汝の要求に応じる充分な力を持つ他の者を送るようにとも伝えよ。
 魔王達は神の厳しい審判と聖天使らの剣、罰、折檻により誓うに違いない。
 最後に、魔王達は従う事に同意し、汝に代理となる公爵達の名を告げる。それから魔王達は汝が明日の朝に呼んだらすぐに現れると誓う。彼らが現れられない時は、汝に代理の公爵達を送るだろう。汝の保険のため、右手で小枝のワンドを持ち、あずまやの見える扉か窓へと歩く。誓いを話す代わりに、各魔王達は小枝のワンドに触れるようにさせよ。


2日目の召喚


 この日には8公爵に要求を繰り返す。魔王達にしたように、公爵達にも彼らの状況を思い出させる。また、汝に従者の名前を与えたオリエンス、パイモン、アリトン、アマイモンへの要求もせよ。今度は汝は彼らにどの霊を与えるか尋ねられよう。汝の天使の守護により、汝は第19章のリストから選ぶか、全ての霊を求められる。
 使っていない紙に名前を書き記し、窓から公爵達へ向けて投げ込む。それから魔王達と同様に彼らの誓いを受けよ。それから紙に書いた従者の霊とともに明日の朝再び現れるよう命ずるようにせよ。


3日目の召喚


 3日目に8公爵が現れたら、アスタロトと彼の従者が汝の天使によって示唆された姿で現れるよう召喚せよ。汝は霊全体か、紙に書いただけの数の霊が現れるのを見るだろう。それから魔王達にしたような要求を繰り返す。汝が彼らのうちの1体の霊を名前で呼ぶたびに、どこにいようとも要求を満たすよう誓わせる。
 今度は境界上にアスタロトが司る象徴(方陣)を置く。これらは(第3の書の)第20章に載せている。彼らと話したくないならば、汝が象徴の1つを拾ったり他の場所へ移動させるとすぐに、象徴に名前の載っている霊は象徴が命ずる事を即座に行い、さらなる指示を汝に乞うよう誓わせる。
 特に名前が書いて無ければ、全ての霊達は任務を行う責任がある。汝がこれ以上の象徴を未来に作ったら、彼らを同じ方法で汝の要求に従わせる必要がある。
 彼らが公爵により誓いを受け入れたら、扉から象徴を取り除く。
 次にマゴト、アスモデウス、最後にベルゼブブを召喚する。彼らを呼び、アスタロトにしたように扱え。汝が彼らがどこに属するかや、彼らの権能は何かを見る事ができるように、彼らが誓う象徴をまとめる。それからアスタロトとアスモデウスを彼らの配下の霊達と共に召喚する。彼らの象徴を置いて、彼らがこれらに誓いを立てさせる。同様に、アスモデウスとマゴトも従者達とともに呼び、同様に象徴に誓わせる。同じ象徴を共有するすべての霊で同じようにする。
 他の公爵達に対しても同じように続ける。最初に、4体すべてを従者達とともに呼び、アマイモンとアリトンを共にする。最後に、前に書いたように個々に呼ぶ。全ての象徴を受け取ったら、彼らのそれぞれに、汝の従者の霊となるよう求める。彼らに自らの名を述べさせ、汝に仕える期間も書き記させる。
 次に(第3の書の)第5章の象徴を霊らの前に置き、従者(使い魔)となるように誓わせる。それから6時間の任務*2で、彼らは勤勉かつ適切に働き、嘘や騙しをしないと誓わせよ。汝が霊の従者を他人に貸したり分け与えたりしたら、霊は汝同様にその人物に仕えねばならない。審判の神が命じ宣言しているのだ。これらの儀式を全ての公爵達に象徴が無くなるまで行う。汝の4体の従者霊も含めて、彼ら全てに誓わせよ。


アブラメリン 2-16
↑ アブラメリンの書


*1 サイン。第3の書にある方陣のこと。
*2 4体の特別に選んだ従者の霊らは、魔術師を6時間交代の4シフトで1日中常に守護させるのである。