召喚魔術の実践 2-磨羯宮の頭領達

ページ名:召喚魔術の実践 2-磨羯宮の頭領達

 以下の30の頭領らは、地球を取り巻く黄道帯の磨羯宮の下にある。これらの印は全て、黒色で描かれねばならない。



 図 295:ミロン Milon(磨羯宮 1度)――は魔術師に神聖魔術、特にアカシャの魔術を導入させ、メンタル、アストラル、物理界で特定の結果を出すために、意識的にアカシャで魔術的に原因を作り出す方法を教える。魔術師がこの種の魔術実践に熟達すると、現実化する遥か前に、たとえ数年前ですら、アカシャ原理で原因を作り出せるようになる。魔術師がこの運命制御の領域で完全な師となる事で、自らや他者のカルマは思うように動かせよう。この時点での倫理的開発からして、魔術師は三界で他者に否定的な効果を生みだす原因を作り出したりはしないだろう。そのような魔術師は、それまで可能とは思いもよらなかった偉大な諸秘密を授けられるであろう。



 図 296:メラモ Melamo(磨羯宮 2度)――は魔術師に、自らの人格を高める助けをする。それにより、霊的な諸力を授け、人や動物に個人的な意志で影響を与えられるようになる。メラモは至高の力の領域へと進める魔術の諸実践を知る。魔術師が自らの力を増大させるのに興味があるならば、メラモとその配下の者らは、喜んで助けとなるであろう。



 図 297:ポルフォラ Porphora(磨羯宮 3度)――地球を取り巻く帯の先に述べてきた他の頭領らと似て、ポルフォラは共感魔術とミイラ魔術の優れた伝授者である。各頭領は、魔術師に実践の作業のための違った教授と技法を教えるだろう。ポルフォラは魔術師にそれまで知らなかった多くの実践、例えば共感魔術のための流体コンデンサーの使用法などを教える。



 図 298:トラピ Trapi(磨羯宮 4度)――は人に過酷な運命や失望、特に友情、愛、結婚に関して、より容易に耐えれるよう助ける。それゆえこの頭領と接触した魔術師は、人生のそのような失望を決して恐れないであろう。



 図 299:ヨニオン Jonion(磨羯宮 5度)――は、地球を取り巻く帯の神秘的な頭領と見做されている。この頭領は、来世の生まれ変わりのために準備をしている者らの守護者である。不可視の世界、すなわち地球を取り巻く帯で、この頭領は次に我々の物理世界に転生しようとする魂に、それらの開発段階に応じた場所と環境を割り当てる。この頭領はまたそれらの魂に、自らと母の子宮の中の果実(赤子)との間に共感の紐を作り出す方法についても教える。



 図 300:アフォロノ Afolono(磨羯宮 6度)――は、水星のカバラの支配者である。この頭領は魔術師に、水星の圏の影響を、地球を取り巻く帯に、さらにそこから、我々の物理世界、メンタル体、アストラル体、肉体へとカバラ的に転換する方法を教える。他にもアフォロノから魔術師は、特別な感受性のある精神、つまり我々の地球の全ての科学の領域での啓明者となる方法も学ぶであろう。



 図 301:パルチュ Paruchu(磨羯宮 7度)――ドラマ、悲劇などの脚本家や役者らは、この頭領に優れた啓明者を見い出すであろう。魔術師自身がこのアートに捧げていたならば、パルチュは優れたアーティストとなる多くの可能性を授けるであろう。



 図 302:ポルマト Pormatho(磨羯宮 8度)――は、我々の物理世界の全ての地球の放出を司っている。魔術師はこの頭領から地球のエネルギーの線について、何が自らや他者の利益のために用いられ、何が健康に有害な影響があるかを教えられるだろう。この頭領はまた魔術師に、地球の線の有害な影響から身を守る方法についても伝える。その他にも、あらゆる種類の地球の線を計測する技術は、この頭領の啓明から来ている。



 図 303:アムフォリオン Ampholion(磨羯宮 9度)――は魔術師に、人や動物のアストラル体の解剖学全体を伝授する。また魔術師はこの頭領から、オカルト解剖学の科学的事実と、これらを魔術で実践的に使用する方法も学ぶであろう。それゆえアムフォリオンは、オカルト解剖学の教師と見做されており、魔術師はこの面でこの頭領から多くの事を学ぶであろう。



 図 304:コギド Kogid(磨羯宮 10度)――は、正当な認識の道への最良の伝授者の1人である。この頭領は各個人の学びを、その成熟の度合いに応じて制御しており、認識の道への必要な啓明を与えている。この頭領は魔術師に啓明と全知へ導く諸技法を授ける。コギドは霊的知識、特にジヤーナ ヨーガ、正当な認識のヨーガを扱う全ての学徒の守護天使である。



 図 305:ケルミエル Cermiel(磨羯宮 11度)――は、この宮の第5の頭領ヨニオンと似て、神の摂理から、あらゆる人間の転生を制御するよう任を与えられている。この頭領は個々の魂が、我々の地球に生まれ、さらなる学習の生に入れるだけの成熟に達するために、不可視の世界にどれだけ長く住んでいられるかを知っている。ケルミエルは魔術師に、あらゆる人間の生と死に関する多くの秘密を明かす事ができる。求められたならば、この頭領はまた魔術師に、自らや他者の正確な死期と、生まれ変わりの時と場所についても語るだろう。



 図 306:エリミハラ Erimihala(磨羯宮 12度)――は、高次のアストラル魔術を制御し、それゆえ成熟した魔術師に、不可視の世界の多くの秘密を明かす。例えば、この頭領は魔術師に、アストラル界でのエレメンツの効果や、魂が我々の世界に既に生まれ変わっていて、捨て去られたアストラル体が、ゆっくりとアストラルのエレメンツへと解消されていくかについて教える。この頭領はアストラル界でのエレメンツの働きや行いについて、他にも多くの事実で魔術師の知識を豊富にするだろう。



 図 307:トリサチャ Trisacha(磨羯宮 13度)――は、テレヴィジョンの急速な発展についての多くの技法を知っており、魔術師に時空を単純な方法により乗り越える方法を教える。トリサチャは全ての光学の道具の伝授者であり、魔術師にアカシャで遠い未来に現実化するだろう新発明について見るのを許す。例えばその中の1つは、ごく小さな道具のみで送受信ができる。この道具を我々の地球のどこかへ向けるだけで、そこで起きているあらゆる出来事を見る事ができよう。見られている人々は、トランスミッターやレシーバーを必要とせず、さらに驚くべき事に、彼らは自分たちが見られているとは気づかない。今日のテレヴィジョン技術は、その発展の初期段階に過ぎない。この頭領がこれや似たような発明が公にされるのを許す前に、人々はさらに霊的、サイキック的な開発がなされなくてはなるまい。現代では、そのような発明は人に悪用されるのみであろう。魔術師が既にテレ・ヴィジョンにより行える事、すなわち遠隔透視の目の開発により、時空に関わらずに見る能力は、やがては平均的な人も、彼らによる適切な発明品により、純粋に物理的な方法により行えるようになるだろう。未来には、ここで述べた事が証明されるであろう。



 図 308:アフィモ Afimo(磨羯宮 14度)――は、物理学と化学の起源の啓明者であり、あらゆる種類のガスの発明と生産に関わっている人々は、この頭領の特別な守護下にある。アフィモは魔術師に、自然の蒸発作用、液体の吸収、そして再び雨や雪として液体に戻る事の諸秘密を伝授する。我々の物理世界での、蒸発と関連する全ての物理的働きは、この頭領の制御下にある。さらに魔術師はこの頭領から、自然で雨や霧を作る方法や、止めて消す方法も学ぶだろう。また、液体や固体からガスにする方法も教えられよう。アフィモは魔術師に、遠い未来まで公にするのを許されていない諸発明を見るのを可能とする。



 図 309:ガルセス Garses(磨羯宮 15度)――地球の線や関連する道具を制御している、この宮の8番目の頭領ポルマトと似て、ガルセスも魔術師に、地球の線の場所を調べる魔術実践、特に占術のロッド、ペンデュラム、その他の助けで、複雑な計測機器を用いずに、魔術による発見を教えられる。魔術師はこの知性体から、新しくてまだ未知の発見方法についても、正確な情報を与えられよう。



 図 310:マサドゥ Masadu(磨羯宮 16度)――は人類に経済について啓明をし、困難な時や冬のために穀物を貯蔵する事を人に教えた。この頭領は魔術師に、悪収穫や飢饉などを先に知る能力を授け、その配下の守護を与える事で、魔術師はこれらの緊急事態に苦しむ事が無くなるであろう。



 図 311:アラビム Arabim(磨羯宮 17度)――は魔術師に、オカルト植物学と全ての関連する領域を教える力がある。この頭領は魔術師に、ヘルメース的観点からの植物学を理解させ、魔術や医療での実践的使用についても教える。



 図 312:アミア Amia(磨羯宮 18度)――は、地底にある全ての結晶化を制御している。ノームの全ての王たちとその配下は、この地球を取り巻く帯の頭領により支配されている。アミアは魔術師に、結晶化のさらなる事実と効果について知るのを許し、水晶、岩水晶、様々な種類の塩、宝石、準宝石がどこで見つけられるかを示す。魔術師が充分に成熟し、魔術開発の特定の段階まで到達していたら、この知性体から錬金術のやり方によって、水晶の構成物を宝石や準宝石へと変える方法を、他の事とともに教えられるだろう。



 図 313:カムアル Kamual(磨羯宮 19度)――は、この世界の全ての鉱山と炭鉱を制御している。この頭領は、鉱物や石炭を採掘する全ての人々への伝授者である。それゆえ、全ての鉱夫、採掘エンジニア、エキスパートは、この頭領の守護下にある。魔術師がこの分野に興味があるならば、この頭領は最も価値のある情報を与える事で、豊富に助けるであろう。



 図 314:パラチュモ Parachmo(磨羯宮 20度)――は、我々の地球にある全ての種類のハーブについて人に熟達させ、これらのハーブを集める仕事にある者らの特別な守護者である。魔術師はこの頭領から、いわゆる不治の病と呼ばれるものも含めた様々な病のために、ハーブから錬金術のスパギリックなやり方により医薬を作り出す方法について教えられるであろう。パラチュモから魔術師は、錬金術のスパギリックの精髄や第5精髄、現在ではごく僅かな秘儀参入者のみが知る生産方法について学ぶだろう。魔術師は可能だと考え、信じていたよりも多い事を、パラチュモから学ぶであろう。



 図 315:コチャリー Cochaly(磨羯宮 21度)――全ての種類のスポーツマン、特にハンターと登山家は、この知性体の守護下にある。コチャリーと接触する事で、スポーツに関心のある魔術師は多くの結果をもたらされるであろう。例えば、自らの体をスポーツで極端に順応できるようにし、そのパフォーマンスが驚異的となる方法を学ぶだろう。



 図 316:イバリオ Ybario(磨羯宮 22度)――は、神の正義の特別な管理人と見做されている。この頭領は、地球を取り巻く帯や我々の星の、三界全て――すなわち、メンタル界、アストラル界、物理世界の否定的な諸力の行いを制御しているからである。この頭領はこれらの圏で否定的な諸力が上位となり混沌が作られることが無いようにしている。もしそれが起きたとしても、肯定的な諸力によって再び均衡が保たれるであろう。イバリオの本質的な性質は、ハーモニーと正義である。



 図 317:ロティファル Lotifar(磨羯宮 23度)――この頭領は地球を取り巻く帯の困難な役割を行っている。人々が自殺しないように、その内なる声から警告し、可能ならばその試みから心を逸らせる事で防ぐのが、その役割である。その配下の助けにより、この頭領は希望無き惨めさ、苦悩、絶望にある人々を、生とは聖なるものであり、他では代えがたいものであると啓明する。ロティファルはこの直観の方法や、良き考えを啓明させたり、ギリギリの瞬間に自殺の考えを逸らせる状況を造る事により、数百万の人々を自殺から救ってきた。これらの試みから逸らされずに自らに手をかける者らは、この地球での通常の寿命の時期に到達するまで、アストラル界でその魂の意識を完全に取り戻さないように、ロティファルとその配下の者らにより監視される。自殺者がこの黄昏の睡眠状態から目覚めたら、人の転生を司る別の頭領が、続けて面倒を見る事になる。この頭領は本来、前世で地球で学ばなくてはならなかった事を学べるよう、元自殺者が耐えられる環境に次の生をする。自殺を試みる者は、命を途中で終わらせようと望むのは、真に大いなる愚かさであると分別を持つべきである。この行動によっても、運命を少しも変えられないからである。実際には反対に、自らの霊を訓練し学習する期間、同時に苦しむ期間を不必要に伸ばしているだけなのである。



 図 318:カマ Kama(磨羯宮 24度)――は、我々の地球の大気圏の支配者である。この頭領は風の流れ、温度を制御し、植物の必要条件を固めている。寒冷や温暖、乾燥、嵐、吹雪などは、この頭領の広大な権能の下にある。この大気圏自身にも諸秘密があり、ほとんどの人々は正しくは知らない。カマは正当な魔術師にそれら全てを明かすのに、大いに準備が取れている。



 図 319:セゴセル Segosel(磨羯宮 25度)――は魔術師に、我々の物理世界での物質の秘密、化学、物理的効果について明かす。魔術師はこの頭領から、我々の物理世界に関する全ての情報を得るだろう。



 図 320:サルシエエ Sarsiee(磨羯宮 26度)――は地球を取り巻く帯の神秘的な頭領であり、あらゆる魔術師は特に関心がある。この頭領は、全ての魔術の鍵の管理人であるからで、それにより膨大な力と能力が得られるこれらの鍵を厳密に管理し、未熟な人々の手に渡らないようにしている。真の密儀は、たとえ数百の本が出版されていても、秘儀参入を受けていない者にはなおも隠されたままにあるとサルシエエは個人的に見ている。それゆえ、この頭領は魔術の鍵の管理人だと正当に見做されよう。



 図 321:キリオサ Kiliosa(磨羯宮 27度)――は、大いなる苦難にある時の魔術の助け手である。この頭領と接触した魔術師は、大きな苦難や命の危険のある時に、常に即座に助けが得られる。キリオサは魔術師に、この面で充分に成熟しているならば、カバラの力の言葉を授ける。それは命の最大限の危機の時にのみ用いられようが、即座に魔術師の命を救うであろう。例えば、襲ってきた人殺しが、特定の力ある言葉を唱えられると即座に死んだり、別の言葉によって魔術師が不可視となったり、他の幸福な形で逃れたりできよう。多くの他の困難な状況も、そのような力の言葉によって変えられる。時には、効果は10秒ほどで現実化する。それゆえ、召喚魔術を実践していない魔術師は、大きな危険の時に助けとなる力の言葉を得るために、この地球を取り巻く帯の頭領と接触する事はできないだろう。



 図 322:ロソラ Rosora(磨羯宮 28度)――は、我々の物理世界の音響学の師である。人類は遠い距離での音による通信のこれまで存在する進歩について、この頭領の啓明に借りがある。原始人の「タムタム」太鼓から、現代の電話やラジオ、さらにこの分野の他の全ての発明まで含まれる。魔術的観点から、魔術師はこの知性体に、遠い距離にある魔術師が関心のある事柄を聴く方法、すなわち遠隔透聴を示されるであろう。さらに、音響を遠い距離で実体化させる方法、すなわち喋った言葉、文などが、音響的に強められ、遠距離でも聴かれるようにする方法もである。魔術師がこの面で熟達したならば、魔術的に訓練されていない人も、肉体の耳により喋った言葉を聞く事ができるほどに、この現象を実体化できるであろう。また魔術師は、遠い距離での音響通信に関する多くの他の現象の正確な情報も与えられる。



 図 323:エコリム Ekorim(磨羯宮 29度)――は、人類にその起源より、土、石膏、粘土から様々な形を造る方法を教えてきた。その発展段階に応じて、エコリムは人類に土器、器、彫像といったものを粘土から作る啓明を与えてきた。後には、この頭領は人に粘土から煉瓦を作るのも教え、それは今日でも建築で重要な要素となっている。魔術師はこの頭領から、粘土の働きについての全てを教えられるだけではなく、自然療法による粘土による治癒の力や、粘土が特定の治癒効果をもたらすための他の自然な方法についても伝えられよう。これまで知られておらず、未来において明かされるこれら治癒の方法は、エコリムにより魔術師に示されるであろう。



 図 324:ラムギサ Ramgisa(磨羯宮 30度)――魚の取引の方向付けや制御は、この頭領の主な役割である。ラムギサは人類に、水の生き物を様々な方法で缶詰にする事も教えてきた。魔術師はこの面で、この頭領から価値ある情報を得るであろう。


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