ゾーハル 小聖会の書 5

ページ名:ゾーハル 小聖会の書 5

第5章 最も聖なる老いたる者の鼻について


136. 次に、この方の鼻についてである。この鼻より、この鼻の孔の入り口より、命の霊(息)は小さな顔へ向けて放たれる。


137. そして、この鼻の入り口、鼻の孔のこれらの入り口より、(上位の)ה(ヘー)は拠る。他の低位のה(ヘー)を確立させるためである。


138. そして、この霊は隠された脳から発されており、それは命の霊と呼ばれ、この霊を通じて*1、全ての人はメシア王の時代にחכמתא(ChKMThA、ホクマタ、知恵)を理解する。


139. イザヤ書 第11章2節に「その上に主の霊がとどまる。これはרוח חכמה ובינה(RICh ChKMH VBINH、ルアフ ホクマー ヴェ=ビナー、知恵と悟りの霊)」などと書かれているようにである。


140. この鼻は、あらゆる部分で命であり、完全な喜び、霊の休息、健康にある。


141. 小さな顔の鼻は、私が(先に)述べたようにある。


142. この鼻について、詩篇 第18篇8節では「煙はその鼻から立ちのぼり」などと述べている。


143. また、これについて、イザヤ書 第48章9節で「わが名のために、わたしは怒りをおそくする(文字通りの訳では鼻を長くする)」と書かれている。


144. (だが、「長老ラヴ イェイェヴァの論書」と呼ばれる書では、ה(ヘー)の文字は、口の中に位置するとされる。この著者は本書と同意せず、やがては同じようになるものの、同じ組み合わせをもたらさない)


145. だが、この文字に裁きもまた拠っており、裁きは(小さな顔の)この鼻と共にある。詩篇 第18篇8節に「煙はその鼻から立ちのぼり」と書かれているようにである。


146. そして、汝が「その口から放たれた火が消耗する」とも書かれているのを見よと言うとしても、確実に、怒りの基盤はこの鼻に拠っているのである。


147. 最も聖なる老いたる者の全ての構造は、その静かで隠された脳より形成される。


148. そして小さな顔の全ての構造は、低位のホクマー(知恵)を通じて形成される。詩篇 第104篇24節で「あなたはこれらをみな知恵(ホクマー)をもって造られた」と書かれているようにである。そして確実に、これ(知恵)は、万物の縮図である。


149. 次に、(上位の)ה(H、ヘー)と(低位の)ה(H、ヘー)の違いは何か? 低位のה(ヘー)により、裁く者らは刺激されるが、この例では、他の琴(上位のה)を通じて、慈悲による慈悲が示される。


ゾーハル 小聖会の書 6
↑ 明かされたカバラ


*1 マサース注。この一致について、「セフェル イェツィラー」ではこう述べてある。「これは彼女、命のエロヒム(その永久の命の御名に祝福の上に祝福あれ)の霊であり、声、霊、御言葉である。すなわち、彼女は聖なる霊である」