ゾーハル 大聖会の書 13

ページ名:ゾーハル 大聖会の書 13

第13章 広大な顔の髭の第2の部分について


326. ラビ ヒスキアーよ、その場から立ちあがり、聖なる髭のこの部分の価値について宣言せよ。


327. ラビ ヒスキアーは立ちあがり、言い始めた。雅歌 第7章10節に「私はわが愛する人のもの、彼は私を恋い慕う」とある。


328. ここでの「私はわが愛する人のもの」とは誰か? それにより「彼は私を恋い慕う」のか?


329. 私はこれについて黙想を続けて、上位の光の中でも最も素晴らしい光を見た。


330. それは輝き、325の側面を上昇した。


331. そしてこの光により、特定の曖昧さは、深い川で沐浴する人のように流された。これらの分割された水が、上の部分からその者のあらゆる面を巡るようにである。


332. そして、この光は深い上位の海*1の海岸へと上昇した。全ての良き入り口と威厳は、この入り口で露わとされているからである。


333. 私はこれら(の光)に、私が見たものについての解釈を尋ねた。そして、これらは応答した。「נושא עון(NVShA OVN、ノシャ アウン)、汝は不法が取り去られるのを見た」


334. ラビ ヒスキアーは「これが第2の配置である」と述べて、座った。


335. ラビ シモンは言った。今や世界は共に統一された(あるいは混ぜられた)。汝ラビ ヒスキアーに、老いたる中の老いたる者の祝福があらんことを!


336. ラビ シモンは言った。全ての光はこの聖なる印の下に来て、共に集まった。


337. 私は我が上にある、いと高き(諸力)からのいと高き天と、上位者からのいと高き聖なる地を見た。なぜなら、今や私はモーセがシナイ山を2度目に登った時以来、人々が見なかったものを見れたからである。


338. 私は、世界を癒すために光を放つ太陽の膨大な輝き*2のように、我が顔が輝くのを見た。


339. マラキ書 第4章2節で「しかしわが名を恐れるあなたがたには、義の太陽がのぼり、その翼には、癒す力を備えている」と書かれているようにである。


340. さらに、私は我が顔が輝くのを知る。モーセも知らずに知覚しなかった事をである。


341. 出エジプト記 第34章29節で「その山を下ったとき、モーセは、先に主と語ったゆえに、顔の皮が光を放っているのを知らなかった」と書かれているようにである。


342. さらに、我が前には、これらの13の彫刻(広大な顔の髭の形)をこの目で見る。これらは燃える光のように輝く。


343. そして、これら(の構造)の第2が汝の口により説明された。これはかつて起き上がり、従い、王冠をかぶり、隠された髭の形の中に隠されたが、今やこれら他の全てとともに、(外側の形として)再構築された*3


344. さらに、この形が汝の口により説明されている間に、光輝は燃え、その軍隊の只中にある王のように、王冠をかぶり、玉座に座る。


345. そして、汝の説明が終わると、それは上昇し、聖なる王冠をかぶり、叙階され、隠され、聖なる髭の諸形態の中に再び置かれ、よって全てと単独の(諸形態)とともにある。


346. 汝ら喜べ。我が聖なる仲間らよ。メシア王が来られる時まで、(世界は)確実に、このような状態には(普段は)無いからだ。


ゾーハル 大聖会の書 14
↑ 明かされたカバラ


*1 マサース注。第3のセフィラ、ビナーの事であり、「隠された神秘の書」では「海」と呼ばれる。これは、テトラグラマトンの最初のH(ヘー)と対応している(序説を参照せよ)。
*2 マサース注。この太陽の輝き云々という文は、明らかに第6のセフィラ、ティフェレト、美、小さな顔の光輝を表している。一方で「世界」はマルクトを表している。
*3 マサース注。ラビ ヒスキアーがラビ シモンに、この髭の形の幻視について語っている時にである。