ゾーハル 大聖会の書 7

ページ名:ゾーハル 大聖会の書 7

第7章 広大な顔の毛について


65. こう言い伝えられている。この方の頭の頭蓋骨から、千の千倍の無数の毛が吊るされており、7,500の巻き毛の髪があり、それらは純粋な羊毛のように白くて純粋である。それらは混乱して混ざって、その顔に極端な不調和を示したりはせず、全ては調和とともにあり、どの髪の毛の束も別の束へと進んだり、前に出たりはしていない。


66. そして、単独の巻き毛の集まりには、קדוש(QDVSh、カドシュ、聖なる)の言葉の数に従った、410の髪の束がある*1


67. だが、これらの髪、全てにして単独なものから、410の諸世界が流出される。


68. だがこれらの諸世界そのものは隠されており、広大な顔を除いて誰も知らない。


69. そして広大な顔は、720の方角へ向けて流出している(別版では、420と述べている)。


70. そして、これらの髪全ては泉であり、頭蓋骨の壁の背後に隠された脳から放たれている。


71. そして、これらは輝き、この髪を通じて小さな顔の髪へと向けて流れ、そこから小さな顔の脳は形成され、この脳から32の小路へと進む。


72. そして、それぞれの巻き毛と吊るされた毛は美しき形を造り、装飾で飾られ、頭蓋骨を取り囲む。


73. この髪の巻き毛は、頭蓋骨の各側面に配置される。


74. また先に述べたように、それぞれの髪は隠された脳から放たれる、隠された泉の流出であると言われる。


75. またこうも言われている。人の髪から、厳格か慈悲深いか、40歳を過ぎているか、また髪、髭、眉毛で完全かといった、その性質がわかるという。


76. 広大な顔の巻き毛は、秩序だって降りており、(純粋な)羊毛のように純粋であり、その肩に均等に降りている。私は肩と言ったな? にも関わらず、その肩を起き上げても、その首は見られはしないであろう。なぜなら、それについてはエレミヤ書 第2章27節に「彼らは背を私に向けて、その顔を私に向けない」と書かれているからである。


77. そして、この髪は耳の近くにはそう無くて、それほど覆っていない。なぜなら、詩篇 第130篇2節に「あなたの耳をわが願いの声に傾けてください」と書かれているからである。


78. ここから、その髪は耳の背後へと伸ばされている。全体は均衡とともにあり、片方の髪が別の髪を超えて進んだりはしない。(これらは)完全に配置され、美しく整えられていて、秩序ある状態にある。


79. 老いたる者、全てにおいて最も隠された御方の姿を見て一致するのは、小さな顔の中にある義人らの喜びである。


80. 13の巻き毛が、頭蓋骨の片方の面ともう片方の面にある。(これらは)その顔を取り囲み、それらを通じて、髪の部分が始まっている。


81. 隠された老いたる者には左の面は無く、全ては右面である*2


82. 広大な顔は現れ、現れない。隠されていて、隠されていない。そしてその構造は、広大な顔自身よりもより多くそうである。


83. これらについて、イスラエルの民が、心から問い合わせている。出エジプト記 第17章7節で「主(テトラグラマトン)は私達のうちにおられるかどうかと言って主を試みた」と書かれているようにである。テトラグラマトンと呼ばれる小さな顔と、אין(AIN、アイン、無)と呼ばれる広大な顔との間(をどう区別したのか)?


84. だが、なぜ彼らはそれにより罰せられたのか? なぜなら、彼らは愛によってではなく、試みの誘惑によってなしたからだ。(先の文で)「主(テトラグラマトン)は私達のうちにおられるかどうかと言って主を試みた」と書かれているようにである。


85. その髪の部分から、特定の小路が進んでおり、270の諸世界を輝かす。そしてそこから(再び)ある小路を輝かせ、そこでこの世界の義人は輝くようになる。


86. これについては、箴言 第4章18節で「義人の道は、夜明けの光のようだ、いよいよ輝きを増して真昼となる」と書かれている。


87. そして、この小路から、630の小路へと分割され、これらは皆、小さな顔の中に分配されている。


88. それについては、詩篇 第25篇10節で「主(テトラグラマトン)のすべての道は慈しみであり、まことである」などと書かれている。


ゾーハル 大聖会の書 8
↑ 明かされたカバラ


*1 マサース注。ゲマトリアを用いると、Q + D + V + Sh = 100 + 4 + 6 + 300 = 410となるからである。
*2 マサース注。この方には悪しき面は無く、全てが善であるという意味である。つまり、ゾーハルの象徴言語では、前面から見る小さな顔とは違い、広大な顔はもう片方は見えない横顔で表されている。