アブラメリン 3-15

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第15章


 想像のものであろうとも、我々が飲み食いしたいと思う物を霊によりもたらすには。


(マサースの注記)
(a)この章の象徴は、部分的には天使らにより、部分的には悪霊らにより発現する。
(b)アスモダイとマゴトが共に、この章の作業を実行する。
(c)この章の作業を、使い魔は上手く実行できない。
(d)この章にある象徴などを、あなたが使いたいと望むならば、その象徴を2枚の板、皿、水差しの間に置いて、それらを窓の外側へと置き、15分もする前には、あなたは望んだものを見つけて食べられるであろう。だが、この種の食べ物では、人々を2日間以上は養えないと明白に理解すべきである。この食べ物の見た目や食感は本物であるが、体を長くは養わず、すぐに再び飢え、この食べ物は胃に何の力も与えないと感じるからである。また、これらの食べ物の全ては24時間以上は見えたままにはならず、それを過ぎたら新たなものが必要となると知るべきである。


(e)この章の内容を呼んだ者の心には、「千夜一夜物語」などでの魔術の饗宴のシーンが自然と浮かぶであろう。


(1)パンを我らにもたらすには


IAIIN
A
I
I
N

(マサースの注釈)第1の方陣は25マスの正方形からの9マスのグノモンである。
 IAIINは「ワインをもたらせ」を意味する。明らかに、この方陣は1番目ではなく3番目である。


(2)肉をもたらすには


BASAR
A
S
A
R B

(マサースの注釈)第2の方陣は25マスの正方形からの10マスで構成される。
 BASARは、「肉」を意味する。


(3)全ての種類のワインをもたらすには


LECHEM
E
CNOHAH
H
E
MECHEL

(マサースの注釈)第3の方陣は36マスの正方形からの21マスで構成され、ローマ字の大文字のEの形に配置されている。
 LECHEMは、「パン」を意味する。
 CNOHAHは、「小麦」を意味する。
 MECHELは、「ケーキ」を意味する。
 そのため、これは明らかに、3番目ではなく1番目である。また、MECHELは「窓」も意味する。


(4)魚をもたらすには


DACAD
ARAFA
CAMAC
AFARA
DACAD

(マサースの注釈)第4の方陣は25マスの正方形である。
 DACADは、Cの代わりにGの綴りであるべきで、その意味は「魚をもたらす」である。
 CAMACは、「あら粉か小麦粉」を意味する。
 AFARAは、ギリシア語の副詞のAPHAR「すぐに」であろう。だがヘブライ語の語源だとしたら、「果実をもたらす」を意味するであろう。


(5)チーズをもたらすには


LEBHINAH
A
N
I
H
B
A E
HA L

(マサースの注釈)第5の方陣は64マスの正方形からの15マスのグノモンと3マスの対称する他の集まりである。
 LEBHINAHは、ヘブライ語のLBA(ミルク)と、INH(搾る)からである。


アブラメリン 3-16
↑ アブラメリンの書