アブラメリン 3-14

ページ名:アブラメリン 3-14

第14章


 自らを誰の目からも不可視とする、昼と夜の12時間のための12の象徴。


(マサースの注記)
(a)この章の象徴は、部分的には天使らにより、部分的には悪霊らにより発現する。
(b)マゴトがこの章の作業を司ると言われる。
(c)この章の作業を、使い魔は実行できない。
(d)自らを不可視にするのはとても容易な事だとアブラハムは述べる。この章には君主マゴトに服従する12の同じ力を持つ霊のための12の象徴を含んでいる。この象徴をあなたの頭頂に置く(帽子などの下に)ならば、あなたは不可視となるだろう。そして、象徴を頭から取り除いたら、再び見えるようになるだろう。


(1)


ALAMALA
L
A
MATATAN
A
L
A

(マサースの注釈)第1の方陣は49マスの正方形からの19マスで構成され、F字型のように配置されている。
 ALAMALAは、ギリシア語のALE(彷徨う)とMELAS(黒、闇)、すなわち彷徨う闇からであろう。


(2)


TSAPHAH
S
A
P
HITNERA
ANAORIS
H

(マサースの注釈)第2の方陣は49マスの正方形からの25マスで構成され、F字型のように配置されている。
 TSAPHAHは、ヘブライ語のTzPH(覆う、包む)からである。


(3)


CASAH
ADODA
SOMOS
ADOPA
HASAC

(マサースの注釈)第3の方陣は25マスの正方形である。
 CASAHは、「凝固により形成される」を暗に含んでいる。


(4)


ALATAH
L
AROGAT
T
A
H

(マサースの注釈)第4の方陣は36マスの正方形からの16マスで構成され、F字型のように配置されている。
 ALATAHは、「密接に結びつく」を意味する。


(5)


CODER
O
D
E
R

(マサースの注釈)第5の方陣は25マスの正方形からの9マスのグノモンである。
 CODERは、「闇と曖昧」を意味する。


(6)


SIMLAH
I
M
L
ASIIRI
H S

(マサースの注釈)第6の方陣は36マスの正方形からの17マスで構成され、些か不規則に配置されている。
 SIMLAHは、「入り込む、包まれる、全ての面から取り囲まれる」を意味する。


(7)


CEHAH
E
H
A
H

(マサースの注釈)第7の方陣は25マスの正方形からの9マスのグノモンである。
 CEHAHは、「制約や圧縮」を意味する。


(8)


ANANA
N
A
N
A

(マサースの注釈)第8の方陣は25マスの正方形からの9マスのグノモンである。
 ANANAは、激しい望みのあるものを得られないのを表現する言葉である。


(9)


TAMAN
APATE
M D
A E
NEDAC

(マサースの注釈)第9の方陣は25マスの正方形からの19マスで構成される。
 TAMANは、「隠す」であり、聖書にあるテマンびとの名を思い起こさせる。
 NEDACは、「蓄積された闇」を意味する。


(10)


BEROMIN
E
R
O
M
I
N

(マサースの注釈)第10の方陣は49マスの正方形からの13マスのグノモンである。
 BEROMINは、「隠蔽するもので覆われる、包まれる」を意味する。


(11)


TALAC
A A
L L
A A
CALAT

(マサースの注釈)第11の方陣は25マスの正方形からの16マスによる取り囲む形である。
 TALACは、「汝の霞み」を意味する。


(12)


ALAMPIS
L
A
M
P
ISIL
S

(マサースの注釈)第12の方陣は49マスの正方形からの16マスで構成される。
 ALAMPISは、ギリシア語の形容詞ALAMPES(日の光も無く)からである。
 ISILは、ヘブライ語で「彼は取り消すであろう」を意味する。


 これら全ての言葉は、不可視と関連した考えを明白に表現しているのに気づくであろう。


アブラメリン 3-15
↑ アブラメリンの書