アブラメリン 3-5

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第5章


 使い魔をどのような姿にも保ったり解放したりするには。


(マサースの注記)
(a)この章の象徴は、天使らか守護天使によってのみ発現する。
(b)オリエンス、パイモン、アリトン、アマイモンが、その共通の配下により、これらの作業を実行する。
(c)先に述べた霊らの支配の下では、この章の作業は、使い魔自身で実行できるとは、ほとんど述べていない。
(d)それぞれは4体の使い魔を保有でき、それ以上は持てない。第1の者は日の出から正午まで。第2は正午から日の入りまで。第3は日の入りから深夜まで。第4は深夜から日の出まで働く。そのような霊らは、また友人らに貸す事もできる。その場合、あなたは他の通常の霊を代わりにその場所に呼ぶ事もできる。


(3)花の姿で


OIKETIS
I
K
E
T
I
S

(マサースの注釈)第3の方陣は49マスの正方形からの13マスによるグノモンの直角である。そして元の文書では1番目に置かれている。
 OIKETISは、ギリシア語でのメイド、あるいは女の従者を意味し、そのためこの方陣は実際には2番目のものであろう。


(4)騎兵の姿で


PARAS
A
R
A
S

(マサースの注釈)第4の方陣は25マスの正方形からの9マスによるグノモンの直角である。
 PARASは、ヘブライ語のPRSh(馬、あるいは騎兵)、あるいはPRS(ヒゲワシという鷲の一種)からである。
 この方陣は、明らかに正しく番号が付けられているが、元の文書では2番目に置かれている。


(5)鷲の姿で


RACAH
A
C
A
H

(マサースの注釈)第5の方陣は25マスの正方形からの9マスによるグノモンの直角である。
 RACAHは、明らかにヘブライ語のRQH(無価値、空)からであり、この象徴を表す姿と関連は無いように思える。


(6)犬の姿で


CUSIS
U
S
I
S

(マサースの注釈)第5の方陣も25マスの正方形からの9マスによるグノモンの直角である。元の文書では4番目に置かれている。
 CUSISは、ギリシア語のKUON(犬)の複数形与格からであろう。だがヘブライ語では数える、計算するを意味する。


(1)獅子の姿で


ANAKIM
N
A
K
I
M

(マサースの注釈)この1番と付けられている方陣は、元の文書では1番目ではなく5番目に置かれている。
 この方陣は36マスの正方形からの11マスによるグノモンの直角である。
 ANAKIMは、ヘブライ語のONQIM(巨人)であり、語源のONQはまた、ネックレスや首飾りでもある。この「アナキム」という言葉が、獅子の姿を現すものとして使われる事はほとんどない。


(2)従者の姿で


CEPHIR
E
P
H
I
R

(マサースの注釈)第2の方陣も36マスの正方形からの11マスによるグノモンの直角である。そして元の文書では6番目に置かれている。
 CEPHIRは、ヘブライ語のKPIR(若獅子)の意味である。そのため、この方陣は実際には第1のものであろう。


(7)熊の姿で


PERACHI
E H
R C
A A
C R
H E
IHCAREP

(マサースの注釈)第7の方陣は49マスの正方形からの24マスによる取り囲む形である。
 PERACHIは、おそらくヘブライ語のPRK(凶暴な)からであろう。なおヘブライ語で熊はDBである。


(8)兵士の姿で


RISIR
ISERI
SEKES
IREPI
RISIR

(マサースの注釈)第8の方陣は25マスによる正方形である。
 RISIRは、おそらくラテン語のRISOR(冗談をいう者、道化)からであろう。
 ISERIは、おらそくヘブライ語かカルデア語の語源のISR(懲罰や鞭)からであろう。
 SEKESは、おそらくヘブライ語のSChSh(望みにより再生する)からであろう。


(9)老人の姿で


NESER
ELEHE
SEPES
EHELE
RESEN

(マサースの注釈)第9の方陣も25マスの正方形である。
 NESERは、ヘブライ語のNShR(鷲)からであり、そのためこの方陣は実際には5番目のものであるのを示しているように思える。
 ELEHEは、ヘブライ語のALHI(我が神)であろう。
 SEPESは、ヘブライ語のShPS(唇についた毛、口髭)からである。
 RESENは、ヘブライ語のRSN(馬勒か馬具の「はみ」)からである。


(10)ムーア人の姿で


PETHEN
E
T
H
E
N

(マサースの注釈)第10の方陣は36マスの正方形からの11マスによるグノモンの直角である。
 PETHENは、ヘブライ語のPThN(毒蛇)であり、そのためこの方陣は実際には11番目であろう。


(11)蛇の姿で


KALEF
ARARE
LAMAL
ERARA
FELAK

(マサースの注釈)第11の方陣は25マスの正方形である。
 KALEFは、ヘブライ語のKLP(ハンマー)からである。
 ARAREは、ヘブライ語のARR(呪う、呪われる)からである。
 LAMALは、おそらくヘブライ語のMLL(語る)の意味であろう。


(12)猿の姿で


KOBHA
O
B
H
A

(マサースの注釈)第12の方陣は25マスの正方形からの9マスのグノモンである。
 KOBHAは、おそらくヘブライ語のKBH(消す)からである。


アブラメリン 3-6
↑ アブラメリンの書