アブラメリン 3-3

ページ名:アブラメリン 3-3

第3章


 どの霊も出現させ、人、動物、鳥などあらゆる姿を取らせるには。


(マサースの注記)
(a)この章の象徴は、天使らか守護天使によってのみ発現する。
(b)オリエンス、パイモン、アリトン、アマイモンが、その共通の配下により、これらの作業を実行する。
(c)この章の作業を、使い魔は実行できない。
(d)象徴をあなたの手に取り、あなたが望む霊の名前を呼べば、命じた姿で現れるであろう。
(e)すぐに気付くが、この章の4つの象徴での第1のものには、大天使ウリエルの名前があり、残りの3つには、悪魔の主要な君主ら、すなわちルシファー、レヴィアタン、サタンの名前がある。


(1)これは蛇の姿で霊を出現させるであろう


URIEL
RAMIE
IMIMI
EIMAR
LEIRU

(マサースの注釈)第1の方陣は25マスの折句である。
 URIELは、ヘブライ語のAURIEL(神の光)からである。
 RAMIEは、ヘブライ語のRMIH(欺き)からである。
 IMIMIは、IMM(海、あるいは大水)か、IMIM(モグラ)からである。
 EIMARは、AMRかIMR(語る)から来た可能性が高い。
 LEIRUは、URIELの逆、すなわち逆に書かれたものである。
 この術式からして、この象徴は1番目ではなく2番目なのを示しているように思える。


(2)あらゆる動物の姿で、それらを表すには


LUCIFER
UNANIME
CATONIF
INONONI
FINOTAC
EMINANU
REFICUL

(マサースの注釈)第2の方陣は49マスの折句である。
 LUCIFERはラテン語のルシファー、光をもたらす者からである。
 この方陣は、実際には3番目である可能性が高い。


(3)人間の姿によって


LEVIATAN
ERMOGASA
VMIRTEAT
IORANTGA
AGTNAROI
TAETRIMV
ASAGOMRE
NATAIVEL

(マサースの注釈)第3の方陣は64マスの折句である。
 LEVIATANはヘブライ語の貫く、あるいは捻じれる蛇である。
 この方陣は、実際には1番目である可能性が高い。


(4)鳥の姿によって


SATAN
ADAMA
TABAT
AMADA
NATAS

(マサースの注釈)第4の方陣は25マスの折句である。
 SATANは、ヘブライ語はSHTN(敵対者)からである。
 ADAMAは、ヘブライ語のADMH(赤い土)からである*1


アブラメリン 3-4
↑ アブラメリンの書


*1 また、創世記で赤い土から造られたとされるアダムの語源ともなっている。