アブラメリン 2-3

ページ名:アブラメリン 2-3

第3章 汝が必要とする年齢と性質について


 容易に正しき作業を行えるようにするため、私は必要とされる性質について簡単に説明する。私はまた、ありえる障害について幾つか提案しよう。
 まず最初に、実践者は宗教的な生活をしなくてはならない。ズボラでも、注意不足でも、傲慢でもなく、良い方法で教育されるべきだ。実践者は孤独を愛し、敵ども、つまり物惜しみや暴利に自らを委ねないようにせよ。
 良き正直な両親のもとに生まれれば良いが、神聖魔術の学習には必要条件ではない。一方ではカバラの学習では私生児は認められないが*1
 実践者の年齢は、50歳を超えたり25歳以下であるべきではない。実践者は遺伝病、らい病、てんかんから自由であるべきだ。また醜い外傷も無く健康であるべきだ。結婚しているかどうかは問題にはならない。
 実践者が私がそうしたように、結婚1年目で作業を始めたなら、それは良いことで、上手く行くだろう。なぜなら、1年目には主の祝福があるからだ。他の場合、独身で結婚前に作業を終わらせた方が良い。
 汝が従者ならば、この作業と汝の仕事が両立するように気を付けよ。契約労働者はおそらくこの作業を行えないだろう。昼や夜に呼び出されて、霊が現れるのを待つことが出来ないからだ。
 女性についてであるが、処女が一番向いている。その他の場合、不純なので作業をやるべきではない。一般的な私のアドバイスとして、多くの理由によって*2、そのような女性は作業から離れているべきだ*3


アブラメリン 2-4
↑ アブラメリンの書


*1 マサース注。私はこの断言を大きく疑っている。
*2 フランス版では、好奇心の強さとお喋り好きがトラブルの原因となり得るので。
*3 マサース注。ここでも、別の偏見がある。現在、カバラの熟練した学徒の多くは、既婚者と独身の両方の女性である。