アブラメリン 3 序文

ページ名:アブラメリン 3 序文

神聖魔術の第3の書


神がモーセ、アロン、ダヴィデ王、ソロモン王、その他の

聖人、父祖、預言者らに与え、真の神の知恵を教える書


アブラハムより息子ラメクへと授ける

ヘブライ語より翻訳される


1458年


神聖魔術の第3の書 序文


 教えられてきた事を信仰深く行い、良き意志とともに神の命令に従ってきた者には、確実にこの真理にして高貴な知恵が伴うであろう。そして、かの不実なるベリアルも、その全ての配下の不実な者らと共に、この者の奴隷にならざるを得ないであろう。


 だが、創造した万物を統治し保つ真の神に祈ろう。我が息子ラメクよ、あるいはこの聖なる作業を許され行った全ての者に、常に神への畏れを持ち、悪しき目的のためにこれを用いないようにせよ。なぜなら永遠なる神は、我らに自由意志を許しているが、その神の恵みを悪用しようとする者には災いをもたらすからだ。だが、敵が汝の命を取ろうと望み、破滅させる必要があるならば、汝はそれらをなすのが許されない訳では無い。だがそれ以外の場合には、汝の手を剣にかけず、温和な手段を用いるようにせよ。あらゆる者に優しくあるのだ。また作業者は自らを傷つける事無く、友に尽くすべきだ。


 ダヴィデ王とソロモン王は、即座に敵らを滅ぼせただろうが、彼らはそうしなかった。神は怒りを持つまでは慈悲深い存在であったのを真似ての事である。


 汝がこれらの規則を完全に行うならば、以下の章で述べる象徴や他の無数のものも、汝の聖守護天使により(使用が)許されるであろう。汝は真にして唯一の神の誉れと栄光のため、自らとその隣人らの幸福のために生きよ。神への畏れを常に己の目と心の前にある者は、この神の知恵と神聖魔術を得るであろう。


アブラメリン 3-1
↑ アブラメリンの書