召喚魔術の実践 2-白羊宮の頭領達(2018-03-22 17:02:31)

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&bold(){3. 地球を取り巻く帯の360の頭領達}

 私がこれから詳細を述べるこれらの頭領らは、地球を取り巻く帯において、全ての活動と状態が常に全体の調和とともにある。それぞれの頭領は高次の知性体であり、この圏の霊的存在が持つであろう全ての能力を保有している。そのため例えば、魔術師はこれらの頭領のいずれからでも、我々の物理世界の過去、現在、未来について教えられ、それぞれの頭領らはアカシャ原理によって我々の地球に影響を与えられる。それらに加えて、それぞれの頭領らは特別な能力を持つ。言い方を変えれば、特別な任を授けられている。魔術師は地球を取り巻く帯の全ての頭領らと接触する必要は無く、適時彼の計画にとって正しいと思える知性体のみを召喚すればよい。霊的存在を地球を取り巻く帯から召喚する際に、魔術師は最初の召喚でカバラの占星術を用いて作業を簡略化する事も出来よう。日の出より初めて、4分ごとにそれぞれの頭領が支配している。

 日の出の後に最初の4分は、我々の地球に最も影響する頭領のために定められている。その次の4分は、別の霊的存在が支配し、以下続いて4分ごとに第3の支配者、第4の支配者と続いている。

 この4分の間は、関連する頭領は最も容易に召喚される。この時期には彼は我々の物理世界と密接に繋がっているからである。勿論、経験を積んだ魔術師は召喚のカバラ的時間について気にする必要も無い。彼はどの圏からのあらゆる存在も、いつでも召喚出来るからである。

 ここでも、これらの知性体が現れる様々な姿への説明は含まれていない。ここで挙げる全ての霊的存在は、正当な魔術師の目には、その存在の個人的特性に応じた姿で現れるだろう。これらの印の順番は、黄道と、そのエレメンツの度合いと影響による分割に拠る。私は様々な知性体のわずかな性質についてのみ記している。なぜなら、先に述べたように、あらゆる圏のそれぞれの霊的存在と知性体は、通常の魔術能力をいずれも保有しているからである。さらに魔術師は常に知性体に、彼を助けられるかどうかを尋ねる事が出来る。もしその知性体の影響の範囲が、魔術師の望みとは違っていて満たせないならば、知性体は魔術師の望みを満たせる別の知性体の名前を伝えるだろう。

 ここでは、黄道の白羊宮の下にある30の頭領らと、赤色で描かれるそれらの印を記している。

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 図 25:モレク Morech(白羊宮 1度)――この知性体は非常に活動的、直情的であり、極めて高度な知性により名高い。彼は非常に学識深く、魔術師に一般的な知識の諸事実を与えるのみならず、彼に好ましい方法で彼の記憶に影響を与えたり、直観力を増大させる優れた方法を教える。それらの他にも、モレクは魔術師にあらゆる種類の決定的な方法による発明を助けるだろう。彼は火エレメントの支配者であり、その助けにより彼は素晴らしい効果をもたらせる。モレクは魔術師に電気と関連するあらゆる情報を与えられる。それらが電気工学であろうとも、電気物理学であろうとも、アストラルやメンタル界の電流であろともである。

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 図 26:マラカ Malacha(白羊宮 2度)――はモレクと同様の性質を持ち、同じ効果をもたらす。それらの中でも、彼は魔術師にサラマンダーの領域を移動する方法や、違った界で火の力を働かせる方法について教える。さらに魔術師はマラカから火エレメントによって特別なトランス状態に入る方法についても学ぶだろう。魔術師が望むならば、マラカは彼に特別な目的のエレメンタルボルトを充填させ、地球を取り巻く帯のアカシャ原理へと転換させられ、その結果として物理世界にも影響を与える。魔術師が尋ねるなら、マラカは喜んで高度な魔術の活動性と能力を持ち、彼の目的に適っている使い魔の霊を与えるだろう。マラカは錬金術に対しても良い助言を与えられる。つまり、彼は乾燥のプロセスでの大いなるエリクサーの生成の準備となる、第一原質をもたらせる。魔術師がマラカと接触出来るならば、その他にも多くの事柄が明らかにされるだろう。

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 図 27:エクドゥロン Ecdulon(白羊宮 3度)――は魔術師に愛の魔術の伝授を行える。魔術師が望むならば、彼は敵意を友情へと変え、非常に高位の人物の魔術師への恩恵を保持させるようにする。この知性体は特別な目的のために、例えばサラマンダーの領域が鏡に見えるようにするなどで魔術の鏡を充填する事も出来る。この頭領は全ての魔術儀式に熟達しているので、彼は魔術師に召喚魔術に関する様々な特別なヒントを与える事が出来る。

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 図 28:ルヌキ Lurchi(白羊宮 4度)――は全ての愛に関する事柄で、魔術師に最も有益となれる。また彼は必要ならば魔術師の存在を守り強められる。ルヌキは魔術師に豊かさのための方法と道を示したり、彼の従者の直接的な援助によって豊かにする助けとなる。

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 図 29:アスパディト Aspadit(白羊宮 5度)――は、非常に公正な知性体で、ゲーム、競争、賭けなどで魔術師の幸運を保全させる。芸術家など器用さを必要とする職についていれば、アスパディトの助けによりそれらも高められる。

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 図 30:ナスセラ Nascela(白羊宮 6度)――この知性体は、魔術師に才能ある著作家となる助けとなろう。あるいは、彼の中にある才能を急速に開発する技法を与える。またこの知性体は文学や芸術に関する事を大いに助ける。

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 図 31:オポロゴン Opollogon(白羊宮 7度)――この頭領は魔術の諸秘密の守護者であり、魔術師に個人的使用のための多くの実践、儀式などを明らかに出来よう。その他にも彼は魔術師に月の圏の霊的存在らと容易に接触する方法を教える。アポロゴンとの繋がりが確立したら、魔術師は彼の個人的な補助や従者の助けにより、月の圏を散策する事が出来るようになり、この圏の霊的存在らと特別な方法により接触出来る。アポロゴンは月の圏の精神魔術の実践の方法を魔術師に教え、月の圏や我々の物理世界にあるこの圏の霊的存在に直接的な効果を及ぼせるようにする。

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 図 32:ラマラ Ramara(白羊宮 8度)――は、魔術師の優れた熟達者であり、魔術師に適切な方法、主に儀式と魔術の形式により特別な魔術能力に到達する方法と、その応用について示す。

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 図 33:アナミル Anamil(白羊宮 9度)――この知性体は、電磁流に対する特殊な制御をしている。彼は魔術師が望むならば、電磁ボルドを特別な目的のために充填する方法を教える。彼自身が、そのようなボルトを作り、アカシャ原理へと転換させ、メンタル、アストラル、物理圏に影響を及ぼしている。地球を取り巻く帯でアナミルが解決できない問題は無い。魔術師はこの知性体にどんな質問もでき、彼は直観により即座に答えるだろう。

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 図 34:タボリ Tabori(白羊宮 10度)――この知性体は魔術師に水エレメントの深淵な秘密とその類推について垣間見るのを許す。これは魔術師に魔術実践と技法のそれぞれへの注意を喚起させ、魔術師が水の磁気流により様々な影響を彼自身や他の人物にもたらす方法を示す。魔術師が望むならば、タボリは彼自身や配下の者らにより効果をもたらす。またタボリは魔術師に特別な教授を与えるだろう。例えば、多くの努力をせずとも、水エレメントの霊的存在と接触する方法や、彼らと安全に取引する方法などである。タボリの命令によって、最も美しいウンディーネは魔術師に与えられる。またこの知性体により魔術師は、嵐の霊らを落ち着かせたり、雷嵐を止めたり、荒れた海を沈める方法を学べるだろう。

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 図 35:イギギ Igigi(白羊宮 11度)――この頭領は魔術師に人と動物を支配する力を教える。同時に、彼は魔術師に特別に強力な効果を持つ魔術形式の方法を示す。

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 図 36:ビアローデ Bialode(白羊宮 12度)――魔術師はこの知性体から、魔術的権威を獲得する方法を学ぶだろう。彼は地球帯の諸力を自由に用いる方法や、さらに卑金属を純粋な金属へと変容する方法を教える。魔術への特別に強力な気質のある魔術師は、この知性体自らの働きにより金属の変容をもたらせるだろう。またビアローデは魔術師に太陽の魔術の基礎を教える。つまり、魔術師は太陽の諸力をメンタル、アストラル、物理界での魔術の基礎として意識的に用いる方法を教えられる。また、そこへのメンタルの旅で太陽の圏の否定的な影響に対して自らを守る方法もである。

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 図 37:オピロン Opilon(白羊宮 13度)――は、全ての作業において、自らか従者を用いて魔術師を助けられる。彼はさらに、魔術師に物理界の科学のあらゆる領域を教授でき、知識を授けられる。

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 図 38:ユラクロ Jrachro(白羊宮 14度)――この知性体もまた、自らか配下の者を用いて、魔術師に物理界での全ての彼の作業を助けられる。さらに、これは魔術師を雄弁にし、世俗の知を鋭くし、同時に彼はアカシャ原理によって、魔術師自らや他の者に対して、この才能を掻き立てる方法を教える。

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 図 39:ゴログ Golog(白羊宮 15度)――この頭領は我々の物理世界のあらゆる学に博識であり、この世にある問題で彼に解けないものは無い。ゴログは大哲学者と見做されており、魔術師に哲学の総合を、直観や霊感により明らかにする。

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 図 40:アルギロ Argilo(白羊宮 16度)――この頭領は、メンタル、アストラル、物理界での愛と友情の全ての問題に対して、理論的、実践的に魔術師を助ける。魔術師はこの頭領により、全てのこれらの要求を満たされるだろう。

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 図 41:バルネル Barnel(白羊宮 17度)――アルギロに似て、この知性体は愛の術をよく達成しており、両方の性の友人や敵の好意を得る素晴らしい実践の熟練者である。バルネルは魔術師に共感魔術に関しての特別な教授を与えて、特別な技法を獲得させる。この頭領は彼自身の軍団から魔術師に配下を与えるのみならず、普通は非常にシャイで接触が困難な風の特定の霊的存在に接触できるようにする。またバルネルは音楽の熟練者でもあり、魔術師が望んでおり、基本的に音楽に興味があるならば、彼に作曲の霊感を与える。

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 図 42:セルンポロ Sernpolo(白羊宮 18度)――この知性体の助けにより、魔術師は言語の才能を急速に開発できる。またセルンポロは魔術師に人生の立場を向上させる助けとなり、自らの効果範囲で磁力を実践的に使う技法を教える。

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 図 43:ヒュリス Hyris(白羊宮 19度)――は、エレメンツ、磁気流に関する水の魔術の達人で、それらの諸力に効果をもたらす。ヒュリスは魔術師に物質世界での水エレメントの多くの可能な影響力を明らかにでき、その他にも、ウンディーネの領域に関する特別な秘密を知らせ、特別な教授を与える。

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 図 44:ハハドゥ Hahadu(白羊宮 20度)――は、水の魔術に熟達しているのみならず、彼の特別な能力により魔術師に流体コンデンサー、特に磁気流で充填したものの作製に関して様々な教授を与えられる。ハハドゥは水エレメントのウンディーネの領域をとても好み、魔術師が尋ねるならば、この水エレメントの領域の頭領は、男性や女性の従者を彼の望みを叶えるのに必要なだけ与える。

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 図 45:オロモナス Oromonas(白羊宮 21度)――は魔術師に地球を取り巻く帯の様々な法則、力、効果を得られるようにする。オロモナスから魔術師は様々な技法や教授の助けにより、動きに関する様々な力を作る方法を学ぶ。オロモナスは非常に寛大な知性体で、また人間に対してとても友好的であり、魔術師が力を及ぼす限り、彼の望みを叶えようといつでも望む。

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 図 46:ベカロ Bekaro(白羊宮 22度)――この知性体により、魔術師は地球を取り巻く帯のごく僅かな霊的存在のみが知る、この帯の知識と知恵を授けられる。ベカロは特に正義と調和に高い興味を持ち、魔術師が物理世界で正義が関連する事柄に巻き込まれている場合、それが法的な問題にせよ、その他の事柄にせよ、助ける事が出来る。嵐の霊らやサラマンダーらは、とても彼を恐れているが、それは彼が魔術師に地球を取り巻く帯の火の領域に、強い電気とエレメントの効果をもたらせる魔術の形式を明らかにでき、それによりどんな頑固なサラマンダーの霊らも即座に服従するからである。ベカロがサラマンダーの領域のどの霊的存在も、魔術師に与えたら、そのような霊――高い知性、理解、明晰さを持つ者らは、魔術師の忠実な従者となるだろう。

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 図 47:ベリファレス Belifares(白羊宮 23度)――この頭領は、先の二つと似て、知恵、明晰さ、賢明さにおいて群を抜いており、彼は魔術師に地球を取り巻く帯の法則をアカシャ原理により物理世界に現実化させる方法を教える。ベリファレスは常にこの分野で魔術師を助けたいと望んでいる。

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 図 48:ナデレ Nadele(白羊宮 24度)――は特に磁気治療に熟達しており、魔術師に最も酷い病も魔術や他の手段により癒す方法を明らかにする。ナデレは人の肉体の医者であるのみならず、魔術師に人生のあらゆる様相と状況において、彼自身や他の人物をアカシャ原理により助けられる方法を教える。この頭領はノーム界で大いに愛されており、魔術師が彼を通じて、この領域に接触したら、ノームの王たちすら魔術師の配下となる。

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 図 49:ユロムス Yromus(白羊宮 25度)――も魔術の学の達人であり、特に錬金術と医薬術に熟達している。ユロムスから魔術師は錬金術や医薬術の方法で様々なハーブや根を準備する方法や、電磁気流や特別な電気ボルトの応用によって、これらを特に動的にする方法を学ぶ。魔術師が望むならば、ユロムスからアカシャ原理により自らや他人をメンタル、アストラル、さらに物理界ですら、好ましくない影響力を減らす方法を教えられるだろう。その他にも、ユロムスは魔術師に人の運命を変え、反作用を起こすようなアカシャ原理に浸透させる事無く、魔術作業を行う方法を教えられる。ユロムスもノームの領域、特にその上流階級から愛されており、この頭領に高い敬意を持って会う。

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 図 50:ハドク Hadcu(白羊宮 26度)――は、メンタルとアストラル魔術の熟練者であり、魔術師にメンタル、アストラル、物理界で、様々な目的のために特別な惑星の諸力を実践的に使う方法を教える。

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 図 51:バラクマン Balachman(白羊宮 27度)――は、総合的な占星術の素晴らしい伝授者で、魔術師に占星術の最も深遠な秘密を明らかにする。この秘儀参入により魔術師はメンタル、アストラル界での占星術的影響力について、さらにメンタル、アストラル、物理世界での様々な圏の振幅や振動について学ぶ。鉱物、植物、動物の領域の宇宙的効果の知識についても魔術師はこの頭領から直接的にか、直観と霊感により教えられる。

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 図 52:ユグラ Jugula(白羊宮 28度)――は魔術師に護符魔術の入門を教える。この頭領から魔術師は総合的な側面から最も複雑な象徴を解く事を学ぶ。その他にも、ユグラは魔術師に相応しい象徴により、地球を取り巻く帯のそれぞれの諸力や霊的存在の特性を真に表現したり、正しい姿を形作る方法を学ぶ。同時に、彼は魔術師を様々な方法により魔術的に効果的な象徴を作る秘密も伝授する。

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 図 53:セカブミ Secabmi(白羊宮 29度)――は、磁気流の助けによりメンタル、アストラル、物理世界に様々な効果をもたらす。この頭領は匂いを作り出す術の熟達者であり、薬術の方法により、医薬のみならず、様々な植物からの香料を調合する方法を魔術師に教えられる。

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 図 54:カラチャ Calacha(白羊宮 30度)――は、この黄道のサインの最後の頭領である。彼は魔術師に水エレメントによって様々な病を癒す方法を教える。カラチャは水治療法の熟達者であり、魔術師に対してこの領域で理論的、実践的に助けるために常に準備している。自然療法を扱う魔術師は、カラチャから素晴らしい伝授を受けられるだろう。彼は魔術師に直観や霊感により、現在でも知られていない多くの秘密を明らかにできる。


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3. 地球を取り巻く帯の360の頭領達


 私がこれから詳細を述べるこれらの頭領らは、地球を取り巻く帯において、全ての活動と状態が常に全体の調和とともにある。それぞれの頭領は高次の知性体であり、この圏の霊的存在が持つであろう全ての能力を保有している。そのため例えば、魔術師はこれらの頭領のいずれからでも、我々の物理世界の過去、現在、未来について教えられ、それぞれの頭領らはアカシャ原理によって我々の地球に影響を与えられる。それらに加えて、それぞれの頭領らは特別な能力を持つ。言い方を変えれば、特別な任を授けられている。魔術師は地球を取り巻く帯の全ての頭領らと接触する必要は無く、適時彼の計画にとって正しいと思える知性体のみを召喚すればよい。霊的存在を地球を取り巻く帯から召喚する際に、魔術師は最初の召喚でカバラの占星術を用いて作業を簡略化する事も出来よう。日の出より初めて、4分ごとにそれぞれの頭領が支配している。


 日の出の後に最初の4分は、我々の地球に最も影響する頭領のために定められている。その次の4分は、別の霊的存在が支配し、以下続いて4分ごとに第3の支配者、第4の支配者と続いている。


 この4分の間は、関連する頭領は最も容易に召喚される。この時期には彼は我々の物理世界と密接に繋がっているからである。勿論、経験を積んだ魔術師は召喚のカバラ的時間について気にする必要も無い。彼はどの圏からのあらゆる存在も、いつでも召喚出来るからである。


 ここでも、これらの知性体が現れる様々な姿への説明は含まれていない。ここで挙げる全ての霊的存在は、正当な魔術師の目には、その存在の個人的特性に応じた姿で現れるだろう。これらの印の順番は、黄道と、そのエレメンツの度合いと影響による分割に拠る。私は様々な知性体のわずかな性質についてのみ記している。なぜなら、先に述べたように、あらゆる圏のそれぞれの霊的存在と知性体は、通常の魔術能力をいずれも保有しているからである。さらに魔術師は常に知性体に、彼を助けられるかどうかを尋ねる事が出来る。もしその知性体の影響の範囲が、魔術師の望みとは違っていて満たせないならば、知性体は魔術師の望みを満たせる別の知性体の名前を伝えるだろう。


 ここでは、黄道の白羊宮の下にある30の頭領らと、赤色で描かれるそれらの印を記している。



 図 25:モレク Morech(白羊宮 1度)――この知性体は非常に活動的、直情的であり、極めて高度な知性により名高い。彼は非常に学識深く、魔術師に一般的な知識の諸事実を与えるのみならず、彼に好ましい方法で彼の記憶に影響を与えたり、直観力を増大させる優れた方法を教える。それらの他にも、モレクは魔術師にあらゆる種類の決定的な方法による発明を助けるだろう。彼は火エレメントの支配者であり、その助けにより彼は素晴らしい効果をもたらせる。モレクは魔術師に電気と関連するあらゆる情報を与えられる。それらが電気工学であろうとも、電気物理学であろうとも、アストラルやメンタル界の電流であろともである。



 図 26:マラカ Malacha(白羊宮 2度)――はモレクと同様の性質を持ち、同じ効果をもたらす。それらの中でも、彼は魔術師にサラマンダーの領域を移動する方法や、違った界で火の力を働かせる方法について教える。さらに魔術師はマラカから火エレメントによって特別なトランス状態に入る方法についても学ぶだろう。魔術師が望むならば、マラカは彼に特別な目的のエレメンタルボルトを充填させ、地球を取り巻く帯のアカシャ原理へと転換させられ、その結果として物理世界にも影響を与える。魔術師が尋ねるなら、マラカは喜んで高度な魔術の活動性と能力を持ち、彼の目的に適っている使い魔の霊を与えるだろう。マラカは錬金術に対しても良い助言を与えられる。つまり、彼は乾燥のプロセスでの大いなるエリクサーの生成の準備となる、第一原質をもたらせる。魔術師がマラカと接触出来るならば、その他にも多くの事柄が明らかにされるだろう。



 図 27:エクドゥロン Ecdulon(白羊宮 3度)――は魔術師に愛の魔術の伝授を行える。魔術師が望むならば、彼は敵意を友情へと変え、非常に高位の人物の魔術師への恩恵を保持させるようにする。この知性体は特別な目的のために、例えばサラマンダーの領域が鏡に見えるようにするなどで魔術の鏡を充填する事も出来る。この頭領は全ての魔術儀式に熟達しているので、彼は魔術師に召喚魔術に関する様々な特別なヒントを与える事が出来る。



 図 28:ルヌキ Lurchi(白羊宮 4度)――は全ての愛に関する事柄で、魔術師に最も有益となれる。また彼は必要ならば魔術師の存在を守り強められる。ルヌキは魔術師に豊かさのための方法と道を示したり、彼の従者の直接的な援助によって豊かにする助けとなる。



 図 29:アスパディト Aspadit(白羊宮 5度)――は、非常に公正な知性体で、ゲーム、競争、賭けなどで魔術師の幸運を保全させる。芸術家など器用さを必要とする職についていれば、アスパディトの助けによりそれらも高められる。



 図 30:ナスセラ Nascela(白羊宮 6度)――この知性体は、魔術師に才能ある著作家となる助けとなろう。あるいは、彼の中にある才能を急速に開発する技法を与える。またこの知性体は文学や芸術に関する事を大いに助ける。



 図 31:オポロゴン Opollogon(白羊宮 7度)――この頭領は魔術の諸秘密の守護者であり、魔術師に個人的使用のための多くの実践、儀式などを明らかに出来よう。その他にも彼は魔術師に月の圏の霊的存在らと容易に接触する方法を教える。アポロゴンとの繋がりが確立したら、魔術師は彼の個人的な補助や従者の助けにより、月の圏を散策する事が出来るようになり、この圏の霊的存在らと特別な方法により接触出来る。アポロゴンは月の圏の精神魔術の実践の方法を魔術師に教え、月の圏や我々の物理世界にあるこの圏の霊的存在に直接的な効果を及ぼせるようにする。



 図 32:ラマラ Ramara(白羊宮 8度)――は、魔術師の優れた熟達者であり、魔術師に適切な方法、主に儀式と魔術の形式により特別な魔術能力に到達する方法と、その応用について示す。



 図 33:アナミル Anamil(白羊宮 9度)――この知性体は、電磁流に対する特殊な制御をしている。彼は魔術師が望むならば、電磁ボルドを特別な目的のために充填する方法を教える。彼自身が、そのようなボルトを作り、アカシャ原理へと転換させ、メンタル、アストラル、物理圏に影響を及ぼしている。地球を取り巻く帯でアナミルが解決できない問題は無い。魔術師はこの知性体にどんな質問もでき、彼は直観により即座に答えるだろう。



 図 34:タボリ Tabori(白羊宮 10度)――この知性体は魔術師に水エレメントの深淵な秘密とその類推について垣間見るのを許す。これは魔術師に魔術実践と技法のそれぞれへの注意を喚起させ、魔術師が水の磁気流により様々な影響を彼自身や他の人物にもたらす方法を示す。魔術師が望むならば、タボリは彼自身や配下の者らにより効果をもたらす。またタボリは魔術師に特別な教授を与えるだろう。例えば、多くの努力をせずとも、水エレメントの霊的存在と接触する方法や、彼らと安全に取引する方法などである。タボリの命令によって、最も美しいウンディーネは魔術師に与えられる。またこの知性体により魔術師は、嵐の霊らを落ち着かせたり、雷嵐を止めたり、荒れた海を沈める方法を学べるだろう。



 図 35:イギギ Igigi(白羊宮 11度)――この頭領は魔術師に人と動物を支配する力を教える。同時に、彼は魔術師に特別に強力な効果を持つ魔術形式の方法を示す。



 図 36:ビアローデ Bialode(白羊宮 12度)――魔術師はこの知性体から、魔術的権威を獲得する方法を学ぶだろう。彼は地球帯の諸力を自由に用いる方法や、さらに卑金属を純粋な金属へと変容する方法を教える。魔術への特別に強力な気質のある魔術師は、この知性体自らの働きにより金属の変容をもたらせるだろう。またビアローデは魔術師に太陽の魔術の基礎を教える。つまり、魔術師は太陽の諸力をメンタル、アストラル、物理界での魔術の基礎として意識的に用いる方法を教えられる。また、そこへのメンタルの旅で太陽の圏の否定的な影響に対して自らを守る方法もである。



 図 37:オピロン Opilon(白羊宮 13度)――は、全ての作業において、自らか従者を用いて魔術師を助けられる。彼はさらに、魔術師に物理界の科学のあらゆる領域を教授でき、知識を授けられる。



 図 38:ユラクロ Jrachro(白羊宮 14度)――この知性体もまた、自らか配下の者を用いて、魔術師に物理界での全ての彼の作業を助けられる。さらに、これは魔術師を雄弁にし、世俗の知を鋭くし、同時に彼はアカシャ原理によって、魔術師自らや他の者に対して、この才能を掻き立てる方法を教える。



 図 39:ゴログ Golog(白羊宮 15度)――この頭領は我々の物理世界のあらゆる学に博識であり、この世にある問題で彼に解けないものは無い。ゴログは大哲学者と見做されており、魔術師に哲学の総合を、直観や霊感により明らかにする。



 図 40:アルギロ Argilo(白羊宮 16度)――この頭領は、メンタル、アストラル、物理界での愛と友情の全ての問題に対して、理論的、実践的に魔術師を助ける。魔術師はこの頭領により、全てのこれらの要求を満たされるだろう。



 図 41:バルネル Barnel(白羊宮 17度)――アルギロに似て、この知性体は愛の術をよく達成しており、両方の性の友人や敵の好意を得る素晴らしい実践の熟練者である。バルネルは魔術師に共感魔術に関しての特別な教授を与えて、特別な技法を獲得させる。この頭領は彼自身の軍団から魔術師に配下を与えるのみならず、普通は非常にシャイで接触が困難な風の特定の霊的存在に接触できるようにする。またバルネルは音楽の熟練者でもあり、魔術師が望んでおり、基本的に音楽に興味があるならば、彼に作曲の霊感を与える。



 図 42:セルンポロ Sernpolo(白羊宮 18度)――この知性体の助けにより、魔術師は言語の才能を急速に開発できる。またセルンポロは魔術師に人生の立場を向上させる助けとなり、自らの効果範囲で磁力を実践的に使う技法を教える。



 図 43:ヒュリス Hyris(白羊宮 19度)――は、エレメンツ、磁気流に関する水の魔術の達人で、それらの諸力に効果をもたらす。ヒュリスは魔術師に物質世界での水エレメントの多くの可能な影響力を明らかにでき、その他にも、ウンディーネの領域に関する特別な秘密を知らせ、特別な教授を与える。



 図 44:ハハドゥ Hahadu(白羊宮 20度)――は、水の魔術に熟達しているのみならず、彼の特別な能力により魔術師に流体コンデンサー、特に磁気流で充填したものの作製に関して様々な教授を与えられる。ハハドゥは水エレメントのウンディーネの領域をとても好み、魔術師が尋ねるならば、この水エレメントの領域の頭領は、男性や女性の従者を彼の望みを叶えるのに必要なだけ与える。



 図 45:オロモナス Oromonas(白羊宮 21度)――は魔術師に地球を取り巻く帯の様々な法則、力、効果を得られるようにする。オロモナスから魔術師は様々な技法や教授の助けにより、動きに関する様々な力を作る方法を学ぶ。オロモナスは非常に寛大な知性体で、また人間に対してとても友好的であり、魔術師が力を及ぼす限り、彼の望みを叶えようといつでも望む。



 図 46:ベカロ Bekaro(白羊宮 22度)――この知性体により、魔術師は地球を取り巻く帯のごく僅かな霊的存在のみが知る、この帯の知識と知恵を授けられる。ベカロは特に正義と調和に高い興味を持ち、魔術師が物理世界で正義が関連する事柄に巻き込まれている場合、それが法的な問題にせよ、その他の事柄にせよ、助ける事が出来る。嵐の霊らやサラマンダーらは、とても彼を恐れているが、それは彼が魔術師に地球を取り巻く帯の火の領域に、強い電気とエレメントの効果をもたらせる魔術の形式を明らかにでき、それによりどんな頑固なサラマンダーの霊らも即座に服従するからである。ベカロがサラマンダーの領域のどの霊的存在も、魔術師に与えたら、そのような霊――高い知性、理解、明晰さを持つ者らは、魔術師の忠実な従者となるだろう。



 図 47:ベリファレス Belifares(白羊宮 23度)――この頭領は、先の二つと似て、知恵、明晰さ、賢明さにおいて群を抜いており、彼は魔術師に地球を取り巻く帯の法則をアカシャ原理により物理世界に現実化させる方法を教える。ベリファレスは常にこの分野で魔術師を助けたいと望んでいる。



 図 48:ナデレ Nadele(白羊宮 24度)――は特に磁気治療に熟達しており、魔術師に最も酷い病も魔術や他の手段により癒す方法を明らかにする。ナデレは人の肉体の医者であるのみならず、魔術師に人生のあらゆる様相と状況において、彼自身や他の人物をアカシャ原理により助けられる方法を教える。この頭領はノーム界で大いに愛されており、魔術師が彼を通じて、この領域に接触したら、ノームの王たちすら魔術師の配下となる。



 図 49:ユロムス Yromus(白羊宮 25度)――も魔術の学の達人であり、特に錬金術と医薬術に熟達している。ユロムスから魔術師は錬金術や医薬術の方法で様々なハーブや根を準備する方法や、電磁気流や特別な電気ボルトの応用によって、これらを特に動的にする方法を学ぶ。魔術師が望むならば、ユロムスからアカシャ原理により自らや他人をメンタル、アストラル、さらに物理界ですら、好ましくない影響力を減らす方法を教えられるだろう。その他にも、ユロムスは魔術師に人の運命を変え、反作用を起こすようなアカシャ原理に浸透させる事無く、魔術作業を行う方法を教えられる。ユロムスもノームの領域、特にその上流階級から愛されており、この頭領に高い敬意を持って会う。



 図 50:ハドク Hadcu(白羊宮 26度)――は、メンタルとアストラル魔術の熟練者であり、魔術師にメンタル、アストラル、物理界で、様々な目的のために特別な惑星の諸力を実践的に使う方法を教える。



 図 51:バラクマン Balachman(白羊宮 27度)――は、総合的な占星術の素晴らしい伝授者で、魔術師に占星術の最も深遠な秘密を明らかにする。この秘儀参入により魔術師はメンタル、アストラル界での占星術的影響力について、さらにメンタル、アストラル、物理世界での様々な圏の振幅や振動について学ぶ。鉱物、植物、動物の領域の宇宙的効果の知識についても魔術師はこの頭領から直接的にか、直観と霊感により教えられる。



 図 52:ユグラ Jugula(白羊宮 28度)――は魔術師に護符魔術の入門を教える。この頭領から魔術師は総合的な側面から最も複雑な象徴を解く事を学ぶ。その他にも、ユグラは魔術師に相応しい象徴により、地球を取り巻く帯のそれぞれの諸力や霊的存在の特性を真に表現したり、正しい姿を形作る方法を学ぶ。同時に、彼は魔術師を様々な方法により魔術的に効果的な象徴を作る秘密も伝授する。



 図 53:セカブミ Secabmi(白羊宮 29度)――は、磁気流の助けによりメンタル、アストラル、物理世界に様々な効果をもたらす。この頭領は匂いを作り出す術の熟達者であり、薬術の方法により、医薬のみならず、様々な植物からの香料を調合する方法を魔術師に教えられる。



 図 54:カラチャ Calacha(白羊宮 30度)――は、この黄道のサインの最後の頭領である。彼は魔術師に水エレメントによって様々な病を癒す方法を教える。カラチャは水治療法の熟達者であり、魔術師に対してこの領域で理論的、実践的に助けるために常に準備している。自然療法を扱う魔術師は、カラチャから素晴らしい伝授を受けられるだろう。彼は魔術師に直観や霊感により、現在でも知られていない多くの秘密を明らかにできる。



召喚魔術の実践 2-金牛宮の頭領達
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