真のカバラの鍵 2-2

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 カバラ神秘主義のステップ 1で、学徒は各文字を自らの肉体、小宇宙に、その関連する光の振動によって、演繹的、帰納的に発音するのを学んできた。また、各文字を望む形へと変えて、色の言語を唱える、つまりあらゆる対象物を関連する文字の振動により充填する方法を学んだ。既にこの段階で、学徒は肉体、魂、霊へのその効果範囲も視る事が――たとえ明白ではないにせよ――できよう。なぜなら、学徒は各文字を四極的に発音するのを学んでいるからである。
 この言葉を魔術、動的に効果をもたらすべく用いるのは、正当な秘儀参入者からのみ学べる。学徒は今や、これまで学んできた全ての事が、(1)普遍的な言語の使用に熟達するのと、(2)後に実際に四極的に喋る能力を得るのに、絶対的に不可欠であるのを悟るであろう。
 この言葉を魔術、動力的に効果をもたらすべく用いるのは、正当な秘儀参入者からのみ学べる。学徒は今や、これまで学んできた全ての事が絶対的に不可欠であるのを悟るであろう。(1)普遍的な言語の使用に熟達する事と、(2)後に実際に四極的に喋る能力を得る事である。
 このコースのステップ 2を完成させると、学徒はさらに先に進むであろう。なぜなら、自らの人格性の第2の様相、その知的能力、つまり風の原理を用いるのを学んでいるだろうからだ。普遍的な言語と、その文字を音色と繋げて用いるのを学ぶと、文字は音色により命を得る。その使用、つまり各文字をその類似する音色により唱えるのは、学徒の次の作業となる。
 このコースのステップ 2を完成させると、学徒はさらに先に進むであろう。なぜなら、自らの人格性の第2の様相、その知的能力、つまり風の原理を用いるのを学んでいるだろうからだ。普遍的な言語と、その文字を音色と繋げて用いるのを学ぶと、文字は音色により命を得る。その使用、つまり各文字をその類似する音色により唱えるのは、学徒の次の任務である。
 この実践は、先の視覚による実践、つまり色のある光の振動の実践とほぼ同じである。唯一の違いは、色の光の振動は、各文字に特有で繋がっていたが、各文字は関連する単独の音色を持っているのではなく、幾らかの文字が共通する音色を用いている。以下の文字と音色の実践では、文字を表現するための色の振動も、音の振動と調和をもたらすように行う。この音の振動と色の光の振動とを結びつける実践は、小宇宙と大宇宙へも演繹的、帰納的に行われる。
 この実践は、先に視覚による実践、つまり色のある光の振動の実践とほぼ同じである。唯一の違いは、各文字は関連する単独の音色を持っているのではなく、幾らかの文字が共通する音色を連続して用いる。色の光の振動は、各文字に特有で繋がっていた。以下の文字と音色の実践では、文字を表現できるようにするため、色の振動は音の振動とハーモニーがもたらされる。この音の振動と色の光の振動とを結びつける実践は、小宇宙と大宇宙への演繹的、帰納的にも行われる。
 学徒はこの実践を、まずは自らの体全体へと拡張して行う事から始めて、次には先に色の光の振動と各文字で行ったのと同じように、肉体の個々の器官へと集中する。
 自らの肉体の内側が空虚な空間と考え、同時にライトブルーの光を想像し、それにより心の中で「A」の文字を、ソの音色(Gメジャー)で何度か繰り返し唱える。全ての文字をアルファベットの順番で、自らの体に演繹的、帰納的に行うか、第2の可能性、つまり各文字をカバラ的に作業し、最初に体全体に、それから関連するエレメンツの部分で、最後に肉体の関連する器官で作業するのを選ぶかは、学徒に任せられている。ステップ 2の全ての実践の目的は、自らの知性の様相、つまり風の原理と、色の原理と関連する音色の振動とを繋げる事にある。
 以下にあるリストは、学徒に作業する文字の音色を示している。
文字とその音色の振動
|A|ソ|
 A……ソ
|Æ|ド|
 Æ……ド
|B|ラ|
 B……ラ
|C|レ|
 C……レ
|D|ド|
 D……ド
|E|レ|
 E……レ
|F|ファ#|
 F……ファ#
|G|ファ|
 G……ファ
|H|ラ|
 H……ラ
|Ch|レ#|
 Ch……レ#
|I|ソ|
 I……ソ
|J|ソ#|
 J……ソ#
|K|シ|
 K……シ
|L|ファ|
 L……ファ
|M|レ|
 M……レ
|N|ラ|
 N……ラ
|O|ド|
 O……ド
|Oe|レ#|
 Oe……レ#
|P|シ|
 P……シ
|R|ド|
 R……ド
|S|ソ#|
 S……ソ#
|Sh|ド|
 Sh……ド
|T|ファ|
 T……ファ
|U|シ|
 U……シ
|W|ソ|
 W……ソ
|Y|ド#|
 Y……ド#
|Z|ソ|
 Z……ソ
 この音色の組み合わせを実践する時には、学徒が音楽の才能があるのは必要条件ではない。何らかの楽器か、少なくとも音叉で主音を示せるならば充分である。最後の手段として、学徒が関連する音色のピッチを見つけるために、単に音色のスケールを口ずさめるならば、それも充分である。音色の再現は、正確である必要は無い。誰もが音楽の才能がある訳ではないからだ。音色の使用での重要な事は、文字に関連する色の光の振動と音の振動を引き起こす事にある。
 後には、心で各文字を発音する事で、その音がメンタル界で特別な効果を起こすのが学徒には明らかとなり、認めるであろう。さらに音の振動と色の振動が共に用いられて、低く発音する、つまりアンダートーンで唱えるならば、文字はアストラル感覚、つまりアストラル体にも影響を与え、声を出して唱えるならば、物質世界、つまり肉体に影響を与える。この知識は学徒に、後にメンタル、アストラル、物質世界で特定の効果をもたらしたいと望む時に、大きな利益となるだろう(心で唱える = メンタル界、低く発音する = アストラル界、声を出して唱える = 物質界)。
 全てのフェイズでアルファベット全体を通じて行い、各文字を(1)体全体で、(2)エレメンタルの部分で、(3)体の各器官で完全に熟達し、これらを特別な努力もなしにいつでも繰り返せるならば、学徒はステップ 2の実践を完成させたと見做しても良い。急いで実践するのは勧めない。意識的に行うのは、ここでは非常に重要だからである。学徒がこの作業で忍耐強く行うほど、より成功するようになり、その労苦は報いられるであろう。
 ここで示した実践により、カバラの学徒は、諸力を用いるのを学ぶだけではなく、その類似の諸法則に従い、自らの霊、魂、肉体を抵抗強く適応力をつけ、様々な影響を受けないようになり、それはカバラ、つまり言葉の魔術の作業をする際には絶対的に不可欠である。自らの肉体、魂、霊をカバラ的に準備した学徒は、あらゆる種類の霊的存在から影響を受ける事は無く、肯定的、否定的な霊的存在と、円や他の防御手段も無しに接触できるようになろう。また特定の諸力を宇宙に解放するための特定の術式を用いる際に、カバリストは自らの魂と霊が適切に準備されているならば、常に有害な影響から守護され続けるであろう。
 そのため、学徒はこれらの実践を意識的に完成させるまでは、先に進むべきではない。さらに、学徒は知的言語と普遍的な言語の違いをつけるべきであり、この実践をする際には、常に自らがカバラ的に作業していると心に留めておくべきである。これに常に意識する事で、単に普通に喋るのを用いる時に、音、色、その他の全ての類似が自らの意識に入る事はなくなるだろう。そのため、カバリストは通常の言語とカバラの言語を混同させたり、この2つを繋げたりすべきではない。
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