松本英則

松本英則

ディーゼルエンジンの環境性能を最大限に生かす

ハイパワーで燃費が良く、CO2排出量を低減できることから、地球温暖化防止への貢献が期待されるディーゼルエンジン。コマスの技術は、その制御ユニットの最適な働きを支えています。

1.システム説明

お客様は、商用車販売大手向けに商用車・産業車のディーゼルエンジン制御ユニットの開発、販売を行っており、私たちコマスはその制御ユニットを動かすソフトウェアの開発と、制御ユニットを試験するソフトウェアの開発を行っています。

私たちのプロジェクトでは、そのうち、ハード/CPUを制御するドライバ部分と、各種センサからの入力情報を元に演算を行ってインジェクターやモーターなどのデバイスの制御値を算出する、アプリケーション部を受け持っています。

ドライバ部分については、一般的にファームウェアもしくは組み込みと呼ばれるソフトに分類されますが、特にハード(デジタル回路、CPU)を意識したソフトウェアになります。

アプリケーション部については、エンジン制御ユニットに接続される各種デバイスを制御するための演算を行います。工業の分野などで広く使われている2相/3相モーターの制御、エンジンの基本となる燃料噴射量、近年注目されている環境問題に直結する排気ガスの有害物質、環境汚染物質を極限まで減らす各種デバイスを連動させた制御など、複雑で高度な演算処理を行っています。

2.作業内容、担当範囲

基本設計 ソフトウェアの構造などを検討し、プログラム化するために設計します
詳細設計
コーディング プログラム化して、仕様通りに動作するか検証します
ハード/ソフト
結合試験
実際にユニットにソフトを載せて試験します

※安全性、性能、排ガス基準などの問題がなくなるまで、作業を繰り返します

3.担当者からお客様へ

ハードの知識を蓄積しながらソフトを高度化

松本英則

技術サービス部 松本英則

エンジン制御ユニットのうち、ドライバ部分については通常の開発ではなかなか理解することが難しいハードの知識、仕組み、問題となるポイントなどが蓄積でき、大変勉強になります。またアプリケーション部分については、エンジン独特のデバイスはもちろん、一般的に使用されているデバイスの制御方法も学べる業務になります。

このように、ハードウェアを非常に意識して開発するソフトウェアですので、そうした開発経験が比較的少なかったため、当初から知識の習得と高度化に努めました。その結果、徐々に要点を押さえられるようになり、開発の速度や効率を向上させることができるようになりました。また、これまでの開発が個人を中心に行われてきているため、今はそれをどれだけチームや体制として行えるかを課題に、日々業務に取り組んでいます。

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